![]() minus(-)『LIVE 2020 Vermillion #6』 2020年12月27日(日)新宿ReNY 1段目2列16番 年に一度は藤井さんの音に浸りたい。 あの体内から震わせるダイナミズム。 ライヴ(生)とエロス(性)の体感。 しかりと体調、身だしなみを整えて臨みましょうぞ。 とはいえこのコロナ禍中、命がけ。 公式サイトやTwitterでアナウンスされた 注意事項などを踏まえて(細かい話は後述) 入場、着席。 チケには2列目とあるも、最前列。 さらにセンター。この悔いを残さない幸運(※)。 ステージ上のマイクを中心に分かれており、 私は向かって右。 40㎝ほど先には客席に向けた大きなモニターが鎮座 (ステージのすぐ下。1列目が無かった理由)。 これは計算された音が出力されるに違いない。 物理的介入が少ない空間に合わせた音像の出現に 胸ときめかせながら開演を待つ。 暗転。 ゲストドラマーのYuumiさんと山口美代子さん、 藤井さんが静かに現れ、観客は大きな拍手で迎えた。 スッと忍び寄る音に落とされる感覚は本当に得難い。 たまらず愉悦の表情を浮かべる私(恥)。 立ち上がってもよいとのアナウンスはあったけど、 最前列でもあったし、 それにふさわしいタームも無かったから 最後まで着席したまま堪能。 心身ともに揺すぶられた。 藤井さんの衣装は麻色に細かな千鳥模様(?)の入った フードコート&サルエルに 鉄さび混ざった水たまり踏んで来たような色味のブーツ。 お写真などでは細く見受けるが、 近くでお見上げするとガッシリなさっている。 剣道の影響もあるだろうか、佇まいが凛々しい。 巷の噂によると、 近年は強い加工無しに歌っているとのこと。 確かにその通りであった。 しかしなんと爽やかな青年の声であろうか。 日本唱歌で聴きたくなる。 森岡さん作の曲にも合ってしまいそう。 「No.4」を是非再び。 歌唱中、左手はマイク、右手は音程に合わせるというよりも マニピュレートな印象を与える仕草。 足元は重心を変える他にリズムを取るくらいで、 大きなアクションは無い。 曲出しの合図とメンバー紹介も無言、右手で示す仕様。 も、名残惜しむ観客を背に、袖に消える間際に 深く被っていたフードを外して 剃り上げた頭をチラ見させるニクイ技を披露した。 真に見せ方・魅せ方をわかっていらっしゃる。 実はまだ『C』を買えておらず、 演奏曲で知っていたのは 「Below Zero」と「B612」。 総演奏時間も1時間に満たなかったが、 これは換気のためであったろう。 厳しい条件の下、遂行された事に感謝。 ※2020年12月16日に >無事終演まで過ごしたい。 >その後は行き倒れてもいい。 >人目はばかる隅っこで。 とツイートしている。 毎日が命日よ。 以降は個人的なボヤキや当日の感染症対策など。 PR ![]() 2018年2月10日(土)HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3 整理番号:214 関東から始まり関西(大阪)で終えるスケジュールを 珍しいなと思っていたら、 新作LiveDVD・BD販促も兼ねていたようだ。 物販で予約を受け付けている。 大体は東京での公演をパッケージ化するものだけど、 会場の雰囲気も含めての総合評価で 大阪公演を選出したのかな? であるならば藤井さんを支えるスタッフにも 高品質保証を貫く姿勢がうかがわれる。 開演前BGMはフランス語で歌われている曲。シャンソン? 少し遠めの場所に立ったので、下手のドラムセットと センターのスタンドマイク以外は見えず。 じっくり空間を作り上げるビリビリと響くあのSEは無く、 比較的あっさり「Descent into madness」へと続いた。 ドラマーは山口美代子さん。 以下、控えめにポソポソ話す藤井さんのMCを少し。 うろ覚え御免。 ・こんばんは。あったまった?(客:あったまったー!) じゃあ、寒い所へ(=テンポ遅めの曲が続くブロックへ)。 ・オリンピックのスケボー見てて寝てない。 ・(客:スカジャンはー?)スカジャンねぇ。 中国で製作してるみたい。色々あって遅れてる。 ・昔は忙殺のスケジュールをこなすだけで、 ライブに楽しさを感じる事は無かった。 でも死の際(きわ)から戻ると、 (客の)楽しそうな顔を見るのも いいものだと思えるようになった。 友達を誘って、連れて来てもらえるような、 楽しいライブを心がけます。 少し緊張していたとも話していた藤井さん。 歌声は全て加工され、感情表現無く淡々と。 アクションにも派手さは無いが、両腕を広げた姿は ライブを楽しめるようになった心境を 体現しているかのようだった。 よく見えなかったけど、モニターか柵に足をかけて 絶対領域を見せ付けて挑発したり、 柔らかな空気をまといジッと観客を見つめるなど、 かつて設けられていた距離感を知る人間としては 戸惑いを感じたほどの変化であった。 ジッと見つめる客を見つめ返す事はあったけど、 「ハッキリ見たくないからコンタクトしない」と 仰っていたくらいに遮断していたと記憶する。 藤井さんは歌以外の演奏無し。 思い切ったものだ。 森岡さんのトラック(ピアノとか歌声とか)は ほとんど使われていなかったと思う。 お馴染みの曲に新曲を混ぜた1時間半。 アンコールは無し。 ロッカーに預けていた荷物を取り出し、 階段を降りて間もなく、横の扉からヒョイと 少しはにかんだ表情を浮かべた藤井さんが現れた。 1~2mの距離に立ったのは お披露目Liveの時以来だ。腰抜ける。 ライブ中は後ろから照明を当てられ続ける 逆光の御方だけに、燦然と輝いちゃって驚きだ。 邪魔になってはいけないので、その一瞬を脳に刻み サッサとその場を後にした。 *** 開演前に物販で新作『R』を購入。 特典はサイン入りポスター。 翌日、聴いた。 森岡さんを失っては作風が睡蓮に寄るのも道理である。 「Below Zero」好き。「Drop」もイイ。 「Spell」は呪文と訳す方かな。歌にHydeさんの影響を感じる。 「LIVE」はまんま、ライブの為に作った感じ。 強いリズムで高揚させてから チルアウト挟んでって構成が見える。 minus(-) / 「Spell ver1.0」 from New Mini Album「R」 ![]() 2015年8月28日(金)UNIT 整理番号126 当日は雨予報で、少しポツポツと来たあたりで入場。 一度フロアでドリンク交換して、は面倒なので 先に物販で新譜購入、そしてロッカーに荷物をIN。 ドリンク代500円損した。終演後に交換出来ないから。 フロアでは既に宇多丸さんがDJ。 DURAN DURAN Hungry like the wolf→New moon on Monday→The Reflex だったかな? 素晴らしい選曲。80年代盛り上がるわー。 ステージは背後と脇にスクリーン。 ギターやドラムといった楽器は無く、 ノートPCとDJ機材があるだけのシンプルさ。 出演者によってはキーボードも出て来たような。 概要はこちらで(怠)。 音楽ナタリー 『藤井隆、多数のゲストとともに繰り広げたツアーファイナル』 ![]() 2015年6月7日(日)渋谷公会堂 出演順:人間椅子、筋肉少女帯、筋肉少女帯人間椅子 BARKS『筋肉少女帯人間椅子、渋公にて“地獄の扉”オープン』 http://www.barks.jp/news/?id=1000116411 あれっ?電車が一本減ってる!? 下調べ不足にて30分遅刻。 くそー、ほどよい田舎めー (日テレ『月曜から夜ふかし』にて、 埼玉が「ほどよい田舎ランキング」1位獲得)。 今日ばかりは開演遅れて欲しかった(我)。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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