![]() 2003年11月28日(金) 三ヶ月連続特別公演最終幕『追憶の情慾たちへ』 新宿ロフト(東京) 出演:AMADORI/鳥肌実/ミラクルヤング /インビシブルマンズデスベッド さて、見納めです。 今年は外部や展示会も含め、去年を上回る参戦率。 「早いとこ飽きたらどうなんだ」とセルフツッコミ、 ニヤニヤしつつロフトへ。 <AMADORI> ギター弾き語り。 歌詞やタイトル「キャシー」(中島、と思わず反応)など、 アメリカンな雰囲気。 MCでは「みんな誰観に来たの?鳥肌さん? すごいよね~、鳥肌さん。細かいのよ、指示が。 照明の位置とか。リハーサル見てたんだけど、 もしかしたら本番よりすごいかもしれない。 あっ、あまりこういう事喋っちゃいけないかな。 殺されるかもしれないんで、終わったらすぐ帰ります」。 私は心の中で「リハーサルの方がいいだなんて、 そんな事言っちゃダメだよ!絶対影響受ける!」。 そんな心配をよそに「じゃ、次は鳥肌さんです」。 おっ、出番早いね! <鳥肌実> 今回私は背の高い兄ちゃん達から逃げる為、 ちょい後ろだけれどもド真ん前に移動。 しかし中将の上半身しか見えません(涙) 三味線&尺八の出囃子。貼り付いた偽善的笑顔で登場。 客席から「すげえ笑顔」と突っ込まれる。ホントすげえ。 上手下手と丁寧にお辞儀をした後、ビールケースに登るも、 「あっ、あっ、ちょっと待って、空調止めて」と 顔をめちゃくちゃに崩して哀願、なかなか話し出さない。 ず~っと「あっ、あっ」と奇態三昧。早く話して下さいヨ。 中将の顔にダイレクトに風が当たっていたらしい空調が 止まったのか、「今朝、目を覚ましますと」と、 『自己紹介』から開始。 その後、一言ネタ、ねるとんパーテー、 健太と私(敬語でセックス)など、スタンダードなネタを披露。 ・客を見回し、 「初めて見る方が多いようなので自己紹介から始めないと」、 『自己紹介』の後に言う。 ・「私は昨日までドレッドだったんですよ。 今刈り上がってますけどね」 ・「この日本を変えるには土井たか子を殺すしかありません。 辻元清美、腐れどぶまんこの腐ったトンカツの匂い、 赤い、汚い、赤い赤い、あの… (以降様々な病原菌の名を連ねて罵倒。私爆笑&大喜び)」 ・「オンエアバトルに用意したネタです。おもしろいぞ~」 ・「長渕剛の‘キャプテン・オブ・ザ・シップ’を」と、 北島三郎の‘祭’を歌う。けども、多くの客は気付かず。 「バンドを組みました。‘トレンディーズ’です」。 「では浜田省吾の‘マネー’を。いや、これは違う」と、 歌うと思われる場面はネタフリだけで全てカット。 ・「音楽お願いします」…流れない。 三度目の正直でやっと「君が代」が流れる。 赤いライトの中、舞を舞っているようだが、全く見えない。 見えないのだから歓声も上がらない。残念。 「私の話は立って聞いていただくようなものでは…」 との言葉が身に沁みる。 「(君が代は)選曲ミスでした。 踊り易いと思ったんですけどね。だって8ビートでしょ?」 ・激しい咳込み。時に「フゴッ!」とブタ鼻まで。 体調悪過ぎだよ!そういや右腹部をさすっていた。 というのは数日前、 関西方面で行われたイベントに出演した際、 「楽屋でボコボコにされました。 肋骨が二、三本いっております」。 「では帰ります、我に」、 私にとってのキラーチューン(曲じゃないって)で にこやかに退場。 『夏江』(妻・夏江がエキノコックスに侵された話)を 途中で終わらせた以外は不満なし。生歌も聴きたかったけど。 なな様によれば、チャーミングだったスキッ歯を直したらしい。 矯正?殴られたんじゃないのお?(笑/敵多し) 翌日は長崎での公演が控えている為、早々に会場を去ったそう。 相変わらず忙しい男だねぇ。 <ミラクルヤング> メンバーは町田康(歌&ギター)、藤井裕(ベース)、 ロジャー高橋(ドラム)。と、もうひとりギターの方。 感慨深い。生きて町蔵を見る日がやって来るとは! いや、普通に来るだろうけど、パンクって客が怖いから。 お行儀良く見ろとは言わないが、 「友達じゃないんだから馴れ馴れしく体当たりしてくんな」 というのが私の姿勢。 警戒ゆえの未見だったのだけど、 大人の素敵なパンクロックだった。 歌詞の聞き取れない音楽をうんこだと思っている私には、 さすがの作家様、言葉のチョイスが違う。 記憶に残るフレーズの数々 (♪誰がヘタレじゃボケ 俺らはパンクロッカー)に感動。 ニヤニヤしながら歌う姿に「変わらないな~。やっぱ違うわ」。 中将と並ぶ(笑/並ばせてくれ)カリスマ、万歳! <インビシブルマンズデスベッド> やかましい! 申し訳ありませんが、私にはうるさいだけでした。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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