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※あまり補足説明しません。毒も吐きます。
 読み進める方はご覚悟、ご了承下さい。

昨年亡くなった森岡さんのお別れ会が行われた。
Twitter等で記事や感想文を拝読すると、
ゆかりのある方々集う中、
「唯一(森岡さんと共演した事の無い)ただのファン」
掟ポルシェさんの遠藤コスプレもあり、
悲しみに暮れるだけの空気にはならなかった様子。
一番長く活動を共にしたSBの藤井さんは不明ながら、
遠藤さんはコメントと「ENGAGING UNIVERSE」の
ボーカルデータ(新緑)を託しての関与とのこと。

SB活動再開は森岡さん存命時にも
藤井さんが期待をしないよう、
minus(-)のライブでSBの曲を演奏する度に
データを消していたのもあって、ナシだと思う。
遠藤さんもCD-BOXでのコメントで明らかにしている。

2002~2003年の再始動は
かなりガチガチの契約だったと推測される
(期間、リリース枚数、最小限のメディア露出など)。
森岡さんはハッキリ「お金のため」と仰っていた。
遠藤さんはENDSのベスト盤をリリースしており、
レーベルとの契約延長は無かったのだろう。
シビアだけど、
メンバー全員がSBを上回る結果を出せていない。
3人の共通認識としては再始動で資金を得、
その後の各人の活動に生かすことだったのではないか。
ファンが思うほどには評価していないのかも知れない。

遠藤さんはSB時代からのマネージャー兼社長のZさんとも
道を隔てているようだ。
Zさんは自身のブログで、
SB再々始動に関しては「3人で力を合わせて」、
また、名前は出していないけれど、
「考えていても始まらない、歌い終わってから考えよう」
(2017年5月13日のエントリー)といったメッセージを
送っている。他にも何らかの後遺症や病気で
体力面に不安があるような記述もあり、
スタッフとして関われない事情がうかがえる。

SBとは違う作品を新たにと前向きな動機で
活動停止の引き金を引いた遠藤さん。
私は既にその頃のSBには魅力を感じていなかった
(欧米至上主義的海外志向が青臭く恥ずかしい)し、
音楽雑誌も読まなくなっていたので、
友達に聴かせてもらうまでENDSを知らなかった。


SBはデペッシュ・モードやデッド・カン・ダンス、
ENDSはドアーズになった。
好きになると真似たくなるのか、
他の何かから借りて来ないと自信が持てないのか。
ステージアクションはデヴィッド・ボウイから
ジム・モリソンへと変わり、顔立ちも
ふてぶてしくなった。これは割とキツイぞ。
とはいえ、真似ている(憧れ、あるいは似た部分を
増幅強調させている)だけで、関心が薄れれば
遠藤さん自身の姿が見えて来るかもしれないと
妙な「逃げ」を作って切り捨てはしなかった。
聴いた1stは良かったので、ライブにも行ってみた。

遠藤さんの何が好きかって、歌声が一番だけども、
ライブなどで自由な空気を生み出す力。
しかしながら、
棒立ちでいるお客さんへの不満を漏らしたり、
ライブ会場に特定の政治問題への意見を書き込む
ボードを用意するなど、雲行きが怪しくなった。
元々Zさんも遠藤さんも思想が
左方向に大回転しているのはわかっていたし、
インタビューやコラムで
そういった発言を繰り返すのも強い関心の現れとして見てた。
けども、音楽に政治・思想を持ち込むと聴く人を選んでしまう。

政治を熱を持って語る人達の中には
「目を覚ませ」だの「平和ボケ」だの、
無関心でいる人を馬鹿にして咎めるけど、
語りまくってるから賢いって訳でもないからな!
言い争いになる確率高いから避ける話題でもあるんだよ。

ミュージシャン兼活動家になってしまったのだろうか。
であるならば、FC会費=カンパと考えていてもおかしくない。
これはイヤミ。

FC会員限定サイト以前に、
公式サイトがスマホからアクセス出来ないのは問題。
たまには外側からも確認できるような、
仕事のオハー受け付ける雰囲気出さないと
「…誰?」になってしまう。
『TALK』の更新も無いしね。

SB最後の3daysの映像『SKIN』では
楽屋の様子が記録されている。
遠藤さんが風船?で遊んでいる場面、
または座り込んでいる場面で、
肩掛けバッグの”かぶせ”をパタパタさせる女性が
見切れているのを覚えている方はいらっしゃるだろうか。
ENDSになってから組まれた特集番組でも、
その女性は登場している
(花園神社っぽい所で談笑。同様にバッグをパタパタ)。
スタッフなら追い払われている場面だから、意図的だろう。
ステージ裏の、普段の遠藤さんを記録する企画だとして、
交際相手と過ごす時間もあるとアピールするのは結構だが
「仕事場に女連れ込むなよ」という気にはなる。

浮世離れした人間と見られたくない一心で
(事実そうでも)普通の男を過剰演出してるような印象を
受けなくもない。
で、これは本当に個人的な価値観なんだけども、
そこら辺にいるあんちゃんに
お金出してまで歌を聴かせて欲しいとは思わないのよ。

飾り気の無い、ありのままを見せているはずが、
私には「見せたい自分」を設定しているように映る。
人前に立つ仕事には何かしら必要なキャラ付けとはいえ、
それが「どこにでもいる人」ではちょっとアレなのだ。

「考えていても始まらない、歌い終わってから考えよう」
というZさんの励ましが届かない現在、足らないのは自信?
身近に客観的評価を与えてくれる、
信頼できる人物はいないのだろうか。
一からの出直しは大変だけど、
サポートしてくれる人の数はゼロじゃないと思う。
音楽業界は横のつながりで出来上がってそうだし。

遠藤さんに挑戦して欲しい事がいくつかあって。

声での仕事。
映画のCM(遠藤憲一さんを超えろ)や
BBC系ドキュメンタリーといった
遠藤さんの好きなジャンルでのナレーション。

森岡さんの曲が演奏されないのは寂しいので、
「EARTH BORN」をリアレンジして追悼。

「物販はバンドの命綱(byオーケン)」という事で、
汎用性の高いグッズをデザインして売り飛ばし、
活動資金作りに勤しんでいただく。


WHOLISTIC / ENDS

FCサイトで小出しにされるSOUNDからは
音楽性に大きな変化は無さそうに思える。

しっかり演奏するには
それなりのミュージシャンを集めたいだろう。
しかし、全てが揃うのを待っていたら
いつまで経っても動けない。
機材が最小限でも、歌に力があるから何とでもなる。

ケツキックお見舞いしたい。
「いつまで待たせんの!?」って。

どうでもいい告白:
私は遠藤さんの小さいお尻が好きです。

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