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『世界は今日から君のもの』

たった一瞬の出来事が
何年も何十年も心に影を落とす、
あるいは光を放つ。

自分以外の誰かを軸にして生きている人は
実は少なくないのではないか。

生きるスピードは人それぞれ。

割とキツイ攻撃を受けているのに、
簡単には涙を見せない主人公の芯の強さ。

この作品は穏やかに自縄自縛からの解放を
段階を経て実現させた。
並外れた絵の才能の持ち主だから一歩踏み出せたのだと、
同様の境遇にいる人達からの共感は薄いかもしれない。

けれど、飛び抜けた能力のある人だけが
この世界で生きている訳ではないからさ。
何を捨てて何を抱えるか、しっかり考えたいね。

と、物語は良かっただけに、
度々自主制作かと疑うような場面が散見されるのが残念。
門脇さんとマキタさん以外の
出演者の演技はあれで正解なのだろうか。



『無限の住人』

定評ある魅力的な役者を次々登場させながら
名シーンといえるカットが全く無い。
説明台詞では補いきれない、乏しい心理描写。
何がどうしてそうなった?の連続。
ふわっとした人物像をもとにして相関図を
頭で組みながら観るのは結構な負担である。

例によって原作未読だが、
こんなに雑な作りではないはずだ。
無理に詰め込んで、
結果的に木村くんがカッコイイだけの作品に
なってしまったように思える。
片目であれほどの殺陣を見せてくれただけに惜しい。

傷を治す蟲を仕込まれたのに
目が潰れたままなのは何故だ。
この疑問で早くも躓いた。
矛盾や飛躍が気にならない作風まだしも、
トーンがダークで物語がシリアスだから
観方に迷いが出る。

映画ではなくドラマ化し、
丁寧に一話一話制作すれば新たな時代劇として
楽しめたのではないか。
いくら時短のご時世とはいえ、
じっくり楽しむ作品があったっていいじゃないか。

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