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21日、何年かぶりに私の通う教室の発表会へ。
稽古場での練習風景から、
ひとつの舞台へと仕上っているのを見るのは感慨深い。
初等科(幼稚園生以下)の子達がヨチヨチで踊ってるのが
すごく可愛くて、「こんな風に幼い子を見るようになるとは」
といった意味でも感慨深い(笑)。

発表会で楽しみなのは先生方の踊りも見られる事。
今回は小学生の頃から知っている先生の創作「ジュリエットひとり」
(振付は別の方。パンフを買ってないから推測だけど、
恐らくロミオが自分の後を追って死んでしまったのに気付いて
苦悩する場面を抜粋)がロマンティックでわかりやすく、
ライティングも美しくて良かった。

終演後、人が少なくなってから帰ろうと座っていたら、
同じクラスの生徒Mちゃんに声をかけられた。
主に教えてくれていた先生が今月で辞めてしまう為、
寄せ書きに一言書いて欲しいとの事で、慌しく楽屋に案内される。
途中、「もう機会無いから!」と舞台衣装まんまの、
やはり同じクラスの生徒さんに腕を引っ張られて
一緒に写真を撮る。「絶対目ぇつぶっちゃってるぜ〜」
とか思いながらピース(私は撮られ下手)。
突然で簡単にしか思い浮かばなかったけれど、
色紙に感謝の言葉を書き記した後、
再びMちゃんに「送りますよ」と案内され、会場の外で少しお話。

今回の発表会で辞めてしまうのは先生だけでなく、
写真を撮ろうと誘ってくれた生徒さんもだった。
だから「もう機会無いから!」だったのね。
二人とも結婚が理由だそうで、大層めでたい。
それから、大人になってから始める方は大概、
ある程度踊れるようになったら
発表会に出た後に退室してしまうのだが、
この理由でもう一人辞めるという。
大人の習い事とはそういうものなんだろうな。
Mちゃんに「辞めるきっかけを失って惰性で続けてるだけ」と言うと、
「続けて下さいよ〜。私に先頭さんは無理ですぅ〜」
とカワイイ事を言う
(‘先頭さん’とはレッスン中、一番最初に踊る人。バーでも一番前)。
これに騙された訳じゃないけど(笑)、
続けられるまで続けようとは思っている。
20歳から始めて早16年。我ながら時間感覚おかしい。

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3軒茶屋婦人会 第3回公演『ウドンゲ』
2008年7月18日(金)ベニサン・ピット
作:赤堀雅秋 演出:G2&3軒茶屋婦人会
出演:篠井英介、深沢敦、大谷亮介

初めて行く劇場。目印らしい目印はなく、不安。
地図をプリントアウトして、いつも以上の下調べ。
更に迷子になるよりはいいと、
電車賃ケチらず最寄の森下駅から歩く
(JR両国駅からなら520円浮いた。ぐぅぅ/苦)。
ライブや芝居でしか行かない東京。
会場は渋谷・新宿・恵比寿ばかり。
そこから比べると何とも地味な風景。
念入りに調べた甲斐あって
ベニサン・ピットへの道筋に迷う事は無かったけれど、
芝居のセットを見て気付いた。この古臭い町並みが
既に『ウドンゲ』へと導く雰囲気作りを担っていた事に。
なんという作り込みだろうか。

簡単過ぎるあらすじ:
同級生のお葬式で30年ぶりに再会した50代の女性3人。
酔い潰れた、同じく同級生(男性)を、
内一人の家に強引に運び込み、始発まで時間を過ごそうとする。
が、30年の月日が生んだ隔たりは…。

男性が女性を演じる時、女性‘らしさ’に留まる事が多い。
しかし、この御三方の場合は、
女性‘そのもの’を表現していながらも、観客の先入観も考慮に入れて
男性が演じている事の面白味も残すという、
サービス精神溢れる、非常にクールなスタンスで臨んでいた。

最初に触れた雰囲気作りのように、
芝居自体も細かい所にまで気を配っていた。
個々のキャラクターに合わせた言動、行動、
衣装(喪服にピンクのカーディガンを羽織るという
篠井さんの気取りも良いけど、深沢さんのパジャマから透ける
黒ブラジャーは見事)、全てに無理が無かった。
場面説明は伏せるけれど、例えばジュリーの曲が流れる段、
選ばれたのは「危険なふたり」だった。これだけでも十分だが、
♪涙色した二人の想い出 
という歌詞に、もしかしたら曲にインスパイアされて
作られたシーンなんじゃないかと思ったほどピッタリだった。

あまり長いと眠くなる私に1時間45分という上演時間は適切。
緊張感と笑いのバランスも良くて、
ラストシーンと同様の気分で帰らせてもらえた佳作。
ブラボォ。

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2008年7月13日(日)タワレコ渋谷店 STAGE ONE
整理番号112。新宿店でも配布された入場券、つまり二倍。
ステージ前は既に人垣。見えぬ…
(STAGE ONEはステージが低い)。

まずはトーク。
進行役としてエイベックスのコジマ(?)さんが登場。
注意事項等、アナウンスの後にメンバー呼び込み。
衣装は二人とも黒。
芍薬ちゃんはフィットしたワンピース(長袖!)にブーツ。
短くした髪を立てた藤井さんは
ショートスリーブのシャツにベスト。ボトムスは見えず。
(以降、芍薬ちゃんは「薬」、藤井麻輝さんは「麻」表記。
 細かな言い回しの違いなど、お許し下さい)

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2008年7月12日(土)初台The DOORS
整理番号183。クソ蒸し暑い中、ソールドアウトで場内は満杯。
これは帰りが面倒だぞと、物販コーナーで
予約しておいたGiraPhantのCDを購入。
こういう場合は普通、予約者リスト作って照会するだけだろうに、
秋元さんは丁寧にお礼の言葉を添えた
ネームプレート(紙)を作って封入。
更に先着○名様にステッカーをプレゼント。
前のめりに予約した私はその内の一人。
もしかしたら全員にかもしれないけど(←私の腹黒発想)、
嬉しい気遣い。
開演はお客さんの詰め込みに時間かかって30分以上遅れた。

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2008年7月6日(日)彩の国さいたま芸術劇場

右は世界のナベ…じゃなくてニナガワさん。

開演まで時間があるので
会場内で行われていたエドゥアール・ロック写真展に。
説明文も付いていたけれど、
廊下の両壁にズラッと展示されるという簡易さだった。
素晴らしい写真や公演ポスターばかりだったが、無料のせいか、
バカ女が二人、作品の前で化粧直しをしていた。
私が写真を見ようと近寄っても場所を空けない。
「なんか人増えて来たね〜」とか言っている。
イヤミ言ってないで移動しろよ。
お前みたいな(性格)ブスは
ファンデーションで毛穴埋まって窒息しなさい。

チケット購入は公演1週間ほど前。
席は1FQ列16番。
後方だが舞台を真正面から観られる位置だった。
音楽は主に生演奏。ピアノ、チェロ、ヴィオラ×2。
ほぼ定刻に開演。
照明がゆっくり落ち、音量が少しずつ上がって行く。
舞台には円形のスクリーンが3つ(中央に大、その両側に小)。
映し出されたのは魂(白)や血肉(赤)を表したかのような映像。
両袖には縦長の布が4本ずつ垂れ、
枝にも骨にも見えるものが縫い付けられていた
(スクリーンと布は場面により降りたり上がったり)。

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