![]() 2006年7月1日(土)初台 The DOORS 開場時間を10分ほど過ぎての入場。 ドリンクサービスの列に並び待つ間、物販コーナーをチェック。 4-Dロゴデザインの入ったTシャツ(黒2種、緑1種)、 ポストカード&ステッカー、CD『Die Rekonstruktion』を確認。 今日はmode1のライブなのに新譜がない…(笑) フロアはまだ余裕があってセンターに立てたけど、 縦にも横にも大きいカップルが目の前に入って来てしまった。 男性客も多く、 今日は視界に難ありか?とソワソワする(←心配性)。 静かなBGMと利き過ぎの空調でダルイ。 しかし、傍に立った縦にも横にも大きな方が発散する 熱のお陰で凍えずに済んだ。 少し開演遅れてのスタート。 4-Dの演奏に絡むと思っていた方々がフロントアクトとして登場。 ステージ下手にDJ松本浩一さん、 中央にVJコバヤシタケルさんの機材。 大きなスクリーンに様々なCG映像を展開させて行くのだが、 そのインターフェイスがスプレー缶の形をしていて面白い。 実際にスプレーで吹き付けたように軌跡が写されるのだ。 その軌跡も普通にペンキや墨、光の帯や蔓植物と、 見てて飽きない。と云いたい所だけど、 50分近くの棒立ちにグッタリ(笑)。 流された音楽もアバンギャルド、踊れる訳もなし。 椅子を置くか、自由に歩けるクラブみたいな場所だったら もっと楽しめたかも。 初の4−D mode1ワンマンライブという事で、 テンション上がって来る。 スタッフからの「一歩前に詰めて下さ〜い」の声に従い、 少しだけステージ近くへ。 すると後ろからカップルと思しき男女の会話が耳に入って来た。 男:みんなオッサン(=平沢さん)見に来たんだろ? 女:(先程のDJ&VJが長過ぎるという話から) 長時間立ってられない感じの人ばっかじゃん 細かな言い回しまで覚えてないけども、随分と大雑把な客批評。 ぶっちゃけその通りだと思うけどさ(笑)、 それ周りの人に聞こえてるよ。 スタンバイ完了。 ステージ奥に大きな4−D mode1のデザインロゴ。 両脇の垂れ幕、メンバーそれぞれの機材前にも 同様に飾られ、赤と黒の配色がゴリッとカッコイイ。 毎度の如くスッと始まるかと思ったら、 男の子(後に成田さんのご子息との紹介)が周りを伺いつつ ‘スイッチを見ると押したくなる’かのように、 背後の大きな4−Dロゴにある赤いツマミをバン!と押して行った。 この合図で「AFTER DINNER PARTY」の一部を使った 出囃子に乗ってメンバー登場。 立ち位置は向かって左から横川さん、小西さん、 後に登場のゲストさん、成田さん。 衣装は横川さんが黒帽子、赤シャツ、黒パンツ、 小西さんが紫ジャケット、黒のインナー、黒(?)パンツをブーツイン、 成田さんが黒Tシャツに黒パンツ。 ひょいっと集まった風で統一感無し。 曲紹介無く淡々と進行。 大体で演奏してるのはいつもの事のようで、 曲の間に何とも云えない静かな時間が訪れてもお構いなし。 「次は誰がきっかけ出すんだ」と小西さん見ればニッコリしてるし、 このゆったり感はいいなあ。 曲は3人の個性が出てるものばかりで、 作曲者がボーカルを取るという条件を知らなくても、 なんとなく推測出来る。 MCは今回も成田さんに押し付けたらしく(笑)、 ヘロヘロになれば小西さんが助け舟を出すという、 リーダー不在の関係性。 こういうのもいいなあ。 途中、小西さんが袖にハケる。その後、若干後ろに置かれていた ゲストさんのセットがスタッフによって前に出される。 曲終わってゲストコーナー。 恭しく平沢さんを先導し、機材を覆っていた黒布を外し 丁寧にたたむ小西さん。 4−Dのメンバーと同じ装飾をなされたスタンドがお目見え。 たたみ終えると、お互い目を合わせガッチリ握手。 なんだか要人同士の敬意を感じる演出。 衣装は右脇に合わせを持っていった黒スーツ、赤のインナー。 わざわざマイクを横に向けて、「歌わないぞ」のアピールが笑える。 ハチに刺された腕はどうにか治まっていたようだが、 ギターは成田さんが弾くし、今回はPC操作での演奏だ。 ディスプレイを凝視し、マウスを動かす。 数回横川さんと成田さんをキッと見たのだが(*)、 特にきっかけ出しという風ではなかった。 集中する客の視線を散らす為だったりして(笑)。 *『sato-ken日誌』によると、使用ソフトが数秒フリーズしたらしい。 曲は静けさと厳しさを感じさせるシークエンスをベースに、 轟音と女性コーラスの入る、平沢さんらしいもの。 地鳴りのするアンビエントというか。 それに横川さんがバイオリンで、成田さんがギターで加わる。 小西さんがどんな音を入れてたのかはわからない。 一曲だけの参加だったけど、 平沢さんの4−Dスタイルもいいもんだ。 サッと右手を挙げて去って行く平沢さんに拍手。 再び3人の4−Dに戻る。しかし過去曲やらないねぇ。 …やったのかな? 新曲ばっかりでも全然楽しいけど、 形に残さずライブで消化させてしまう潔さに 盗録してしまいたい気持ちになる (禁止されてないけど、人情として)。 「最後の曲です」との言葉に「え〜〜〜!」。 それを受けて成田さん「どこかで聞いたような」。 平沢ファン多し。 演奏終えて、横川さんが男の子が押した赤いツマミを叩いて退場。 優雅、繊細、威厳、躍動といった印象の曲達を経て本編終了。 スバラシ。 アンコール。 スクリーンの「CALL HIRASAWA」に客大ウケ。私も呼んでみる。 しかしヒラサワ出て来ない(笑)。 スタッフに促され渋々(?)登場、紹介を受ける。 さて何の曲かな?と思えばP-MODELの『HEAVEN2000』。 小西さんとユニゾンで歌う。高音では相性の良くない二人だが、 低音だと違和感無い。不気味さはアップ(笑)。 高速バイオリンと自由なギターもユニーク。 平沢さんは終始無言、演奏終えて送り出されるも、 成田さんが何か言いたげなのに気付き少し待ったが何も無く、 そのグダグダ感が面白かったのか、笑顔で退場。 その後改めてコバヤシさんと、元アーバンダンスでもある 松本さんを紹介(結構喋る方で、成田さんに制止される/笑)。 メンバー去って拍手鳴り止まず。 小西さんが「帰れ!とは言わないが(笑)、 用意した曲は全部やりきってしまいました。 どうもありがとうございました。解散!」とご挨拶。 終了。 VJ:岩下達朗 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|