![]() 2008年9月21日(日)日本武道館 筋肉少女帯 デビュー20周年記念公演 『サーカス団、武道館へ帰る!』 サポート:三柴理(P.)、長谷川浩二(Dr.) ゲスト(出演順):秦野猛行(key.)、横関敦(G.)、 みのすけ(Cho.)、太田明(Dr.) set list 01. サンフランシスコ 02. 君よ!俺で変われ! 03. 日本印度化計画 04. 暴いておやりよドルバッキー 05. 労働者M 06. 仲直りのテーマ 07. 僕の宗教へようこそ 08. キノコパワー 09. 元祖高木ブー伝説 10. 福耳の子供'08 11. 香菜、頭をよくしてあげよう 12. バトル野郎〜100万人の兄貴〜 13. イワンのばか'07 14. これでいいのだ 15. 踊るダメ人間 16. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く ENCORE 17. 俺の罪 18. 僕の歌を総て君にやる 19. Guru最終形 20. 釈迦 21. ツアーファイナル 天気予報では大雨。 電車が止まりやしないかとビクビクで家を出るも無事に。 グッズ購入の為、早めに会場へ。 開場1時間前で既に長い行列。 大槻さんの 「バンドは物販が命だからな。グッズ買えよー!」 の声が脳内に響く。 雨は止んだり降ったり。風が無くて幸い。 雨だとわかってるのに ビニール製の袋等を用意しない物販にイラッとしながら (パンフレットは紙物で3500円もするから濡らしたくなかった)、 パンフだけの予定を Tシャツ(濃紺地に赤で睡蓮と釈迦の歌詞をプリント)と 20周年記念のリストバンドも購入。 モリモリに盛り上がった物欲を満たした後、記念撮影。 こうして再び武道館で筋少を観られる日が来るとは…。 クゥ〜(感涙) 買い終えた頃には開場時間となり、自分の席へ。 1F南西スタンドF列5番。 思った程ステージから離れていなかった。 左右に花道もあるし。 開演前BGMからして面白いのが筋少。 Tears For Fears「Everybody wants to rule the world」 →Van Halen「Why can't this be love」 →Duran Duran「Wild Boys」 →Queen「We will rock you」… 今2008年だよねぇ?(笑) これでFGTHの「Two Tribes」が鳴ったら懐かしさがピーク (この曲は過去、 筋少の武道館公演時に開演SE直前に使われていた。 大槻さんがFGTHの武道館公演でダフ屋が例の口調で 「フランクあるよフランクあるよ」と呼び込んでいたのを聞いて ネタにした。ちなみに筋少は「筋肉あるよ」であった)だが、 The Power Station「Some like it hot」だった。 8/31のトークショーで話していた 新宿(日清)パワーステーション復活を引っ張って来たようだ。 実現すれば筋少ちゃん祭りも復活。 あるいは今回の武道館は大々的な筋少ちゃん祭りという含みが? とか考えてる内にELP「聖地エルサレム」。 メンバー全員登場し、一瞬の静寂の後… 「サンフランシスコ」のドラム! 一気に沸点に達する音! テンションを落とさない一体感を抱かせる曲が続き、 「仲直りのテーマ」へ。 そしてゲストコーナースタート。 「僕の宗教へようこそ」 セリが上がり、キーボードと共に秦野さん登場。すごい歓声。 私もギャー。 遠くてコスプレしてくれてたかは見えなかったけれど、 あの華やかな音は健在。ファンキー。 オペラは三柴さんが担当。黒地に金ラメの衣装で迫力。 ここにAKIさんも加わってたら…は贅沢か。 「キノコパワー」 『ボクと猫のテブクロツアー』から 筋少のライブに通うようになったので、 横関さんの音を生で聴くのは初めて。 曲自体も久しぶりに演奏されて感激ひとしお。 目玉は橘高さんとのバトル。三柴さんとのカラミも素晴らしかった。 テンパったのか一部歌詞を間違えた大槻さん、 「横関さん雪駄履いてたよ(笑)。変わってるよな〜」。 そういうとこは落ち着いて見てるのね。 「元祖高木ブー伝説」 ナゴム時代に一番売れた曲(ジャケ絵は上條敦士さん)ながら、 怒られるのが怖くなって自主回収。しばらく後(1989年)、 渋公の楽屋で本人に直接許可を求めたらアッサリ「いいよ」。 その懐の深さに感謝してる割には 「招待状出すの忘れちゃった(笑)」。 あの時はブーさんが客席にいて、大槻さんが 「今日は高木ブーさんがいらしてくれてるぜー!」とか言ったら、 わざわざ立ち上がってお辞儀なさったんだよなあ。 懐かしい。 「福耳の子供'08」 コーラスでの参加とはいえ、 さすがに手ぶらでマイク前に立つ事はなく、アコギを。 みのすけさんはドラムで参加するもんだと思ってた。 曲は「孤島の鬼」を期待。今はギターで鳴らしてる部分 (♪僕はここで見ていよう の前)を歌っていた。 それがとても良い声で、切なさも表現出来ていて好きだった。 この曲もドロドロ感たっぷりだし良かったけれど、 全く歌が聴こえない!おいPA! 最後のセリフ部分はプロの役者さんだなって感じで。 「日本の米」コントは無理としても、 「ライブでは必ずドラム前でコケて、スベっていた」のを 再現してくれたみのすけさん。 大槻さんが説明してくれなきゃわからなかったよ(笑) 「香菜、頭をよくしてあげよう」の後、大槻さんヘバる。 疲労で甘いものが欲しくなったと言い、 チョコレートをスタッフに求めるも、誰も動かない。 「本当に無いの?1個も?」と泣きそう。 チョコが来るまで終わりそうもない一人芝居に 橘高さんが「誰か持って来てやれよ」。 それからすぐにスタッフから渡され、食べながら 「女の子からステージにチョコ投げ込まれるバンド…」 と笑う大槻さん。 次の曲のネタフリとしては長過ぎ。 本気にされるのも仕方なかったかも(*)。 「甘いチョコでも回復するが、この男がいれば百人力!」の紹介で 「バトル野郎〜100万人の兄貴〜」 セリで太田さん登場。会場割れんばかりの歓声。 ライブ後、 「手数が多いのに一音一音クリア」と友達が言ったように、 やはり長年筋少の屋台骨を支えていただけあって、 ゆるぎない落ち着いた音。 同時に再加入の可能性がゼロに近い事を身をもって感じ、 寂しい気持ちになった。 ♪極めろ 道 悟れよ 我 の歌詞が沁みる。 これは私の感傷に過ぎないけれども。 内田さんが「ヨッ!兄貴!」の部分を 「おおたあきら〜」と変えたのには胸がギュッと。 太田さんは本当に頼れる兄貴だった。 大槻さんの暴走に全然負けなかったもん。 時々ケリ入れてたけど(笑)。 演奏後はご長男の誕生をお祝い。 ゲストが去って以降も盛り上がりは続いた。 *低血糖起こして本当に目の前が真っ白になっていたそう。 ネタでは無かった。 正面からも撮った。 印象に残ったアレコレ ・メンバー紹介にて。 三柴さん:死ぬ気でサポートさせていただいてます。三柴理です。 (大槻さんに)突然辞めちゃってゴメンね。 でもパンフレットのスケジュール見たらすごいライブの数。 ピアノは練習してナンボでしょ。続けてたら死んでた ・「この年になると祝われるのも拷問だがなあ」と、 本城さんの誕生日(9/10)を祝うべく大槻さんが音頭を取る。 「今日のお酒が飲めるのは! …違った、ハッピバースデー ツゥーユ〜」。 以降、お客さんのみで。打ち合わせしてないのに 「ディアおいちゃ〜ん」と揃うのが凄い。 ・大槻さん:仲直りって言ってるけどさ〜、 俺おいちゃんとケンカした覚え無いんだよね。無いよね? (本城さん:無い無い) 橘高とも無いよね? (橘高さん:無い無い) 内田か!(笑)。 内田くんとは中学の頃、お互いの家の前で「コノヤロー!」 ・アンコール「俺の罪」、メインボーカルを内田さんと争う。 客席の下手側を大槻さん、上手側を内田さんに分けて応援合戦。 対戦方法はジャンケン。内田さん勝利。 サブの大槻さん、たった数小節の歌詞間違える。 ・大槻さん、感謝の弁を述べるも、あと少しの所で 「あばばばば〜」と噛み倒す。赤ちゃんか。 ・三柴さんのTシャツ、 背中に大きく犬(コリーかシェルティ)のプリント。 ・アンコール「釈迦」は 「これはもう釈迦じゃない、大釈迦だ!」でスタート。 ゲスト全員参加。ドラムのキメ部分は太田さんが担当。 三柴さんが密かにタクトを振り(=指示を出す)、調節。 あり得ない程の盛り上がり。 選曲も構成も完璧だったように思う。 いつもながら3時間があっという間。 武道館という場所がそうさせるのか、 前のめりに楽しんで行こう!って気にもなって。 しかし、その場では楽しかったものの、帰りの電車では 吐き気を催すくらいの頭痛に耐え切れず 隅っこで座り込んでしまった。「老いたな〜」ってだけでなく、 寝不足や雨の日の気圧にもやられた。 三柴さんじゃないけど、 死ぬ気でライブ楽しませていただいてます!って感じだ。 我が人生に悔い無し(笑) 筋肉少女帯 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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