![]() バレエのレッスン中、省略された指示に時々動けなくなる。 専門的で多くの人には伝わらないだろうけど、 先日はこんな感じで硬直した。 先生:エシャペ3回目で止まる、を右左。 パッセを前から後ろへ4回。ハイッ! と、右から踊る。出来た。次は同じ事を左から。 先生:じゃ、次はパッセだけ後ろから4回。ハイッ! 右との違いはパッセの所のみであると瞬時に理解出来ず、 「パッセだけ?エシャペ無し?どっちの脚から?」と混乱し、 棒立ちに。 動けない私を見て先生は「いつも使ってる曲だよね?」と リズム取りに失敗したと思った様子。 右が出来てたんだから、そういう理由じゃない。 言葉の解釈を間違えたのだ。 上記の場合の省略は慣れや共通認識が無いと通じにくい。 下手の横好きでバレエ歴17年。 褒められた事ではないけど、普段は先生に 「は〜い、上手くごまかせてますよ〜」 なんて言ってもらえる程にミスをカバー出来ているのに、 唐突にドサッと過去の積み重ねを捨ててしまうのは何故だろか。 テレビ番組『ザ・ベストハウス123』で、 超人的な記憶力の持ち主 (書物何万冊を一字一句覚えてる、など)について 脳医学の観点から語るコーナーがあり、 記憶のタイプを判断するテストが行われた。 「ケーキ」や「砂糖」といった10コほどの単語を覚えさせられた後、 「その中に‘甘い’という言葉はありましたか?」と質問される。 その答えは「無かった」のだが、 回答者の半数以上は「あった」と答えていた。 多くは関連付けして覚える記憶法を持つそうで (ケーキ、砂糖→甘い)、関連付けせずに記憶する人は少数派。 私は「無かった」だった。 脳に騙されず、まんま覚えるのは少々面倒な気がする。 何事かを判断するにも関連付けしないのだとしたら、 グレーゾーンでは機能停止に陥りそうだ。 「白黒ハッキリしないと気が済まないタイプ」 と言われた事があるけれど、 それはボンヤリした物事への処理が上手く出来ないからだと思う。 世の中そんなキッチリ整理されてないっていうのにね。 こうして考えてみたけれど、 勘違いと記憶法の関連付けはなされないか。 神経伝達を迷わせるポイントってどこにあるんだろう? PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|