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7月2日(金)シアターアプル
空飛ぶ雲の上団五郎一座presents 第二回公演 『キネマ作戦』
脚本:いとうせいこう、井上ひさし、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、
   筒井康隆、ブルースカイ、別役実
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:いとうせいこう、くりぃむしちゅー、住田隆、原金太郎、三宅弘城、
   村杉蝉之介、池谷のぶえ、憩居かなみ、FLIP-FLAP、
   (山田&山本役)バカリズム

いきなり『三国志』を放映、数分で終了。
少しずつ撮影したものが送られて来るらしい。
スジといえばこれくらいなもので、重ねて劇中劇、
さらに劇中劇と幾重にも層があり、
オチで繋がりがあったと気付く程にコントの連続。
マルクス兄弟で有名な鏡コント
(ドリフでは志村けんとジュリーが演じた)や、
無意味にバク転・バク宙で舞台を横切るなど、
コメディ愛好家が喜ぶ作品。

重箱の隅を突つく、残念な所が少し。
芝居芝居したセリフ回しが生理的にダメなのと
(池谷さんのはまるでオペラ。逆に聞き取れない)、
上田さんのツッコミ技が発揮されておらず、
いとうさんだけでは締まりが足らなくて。
「ここで笑いが欲しいんだろうな〜」って所に気付いて白けちゃったり。
一番面白かったのは映像出演のきたろうさん。ズッコケの大家。
それから、本編を終えてのボケ合戦コーナーが良かった。
劇中のあるシーンを抜き取ってボケを披露していくのだが、
いとうさんがサッカーの審判のように、
NGワード「死ぬ・殺す」が出ると笛を吹いて登場、
早々にレッドカードを食らった有田さんが笑える扮装で帰って来る、
上田さんがボケられずに落ち込むが
倍増してツッコミの嵐が巻き起こるなど、
アドリブに強いくりぃむしちゅーといとうさんは本当に素晴らしかった。

前回の『アチャラカ再誕生』をWOWOWで観て
「スゲー!」と感動しての今回、
期待し過ぎたのかもしれないけど、少〜し破壊力が足らなかった。
ラストも‘dedicated to エノケン’な感じでしんみりしちゃったし。
「まとまっていた」を評価する最近、笑いを軸にするなら
まとめる必要ないんじゃないか?なんてワガママな感想。
『アチャラカ…』DVD化って事で、こっちを楽しもう。

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