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2007年10月15日(月)Shibuya O-EAST
整理番号66番。9/17に買ってこの番号。スカスカ?

入場前に睡蓮のグッズを物色。新作はチュニックくらいか。
節約して昨年観てカッコ良かったoakのサンプルCDだけ買って
フロアへ。
思ったより悪い入りではない。
ステージの上方は真っ赤な幕で飾られ、
睡蓮の舞台に来た!って感じ。

ほぼ開演時間通りにoak登場。
平井さんがデジカメで客席をパチリ。
その後、演奏前にライブと新譜の告知をサクサクと。
職人イメージがあるせいか、明るい語り口が意外だ。
スタートすれば拍手を忘れる名演。
忘れる、というか、タイミングが掴めない。
例えばクラブで曲が終わる毎に拍手するのかといえば、しない。
音楽のタイプ的にそういう慣例と同様に捉えてしまったのと、
客の反応に関係なく自由に演奏している印象が拍手を遠慮させる。
世界が確立していればいるほど
「立ち入っていいんでしょうか?」みたいな。
拍手で壊すのがもったいない。
数学と音楽の密接な関係を楽しませてもらったり
(笑/トンデモ変拍子!)して、素晴らしかった。

次はGARI。固定ファンらしき人々が前方に入って来る。
少々乱暴な入り方に嫌な予感。
演奏開始してすぐ、予感通りにモッシュ発生。
女子相手にも容赦なく殴りかかって、とうとう失神させていた。
「それが嫌なら後ろに下がれ」の理屈なんだろうなあ。
そういう暴力沙汰
(↑モッシュが高揚の表現にならない人間からはこう映る)を
引き起こす音楽って…とか考えながら、
GARI自体に悪い印象は無し。
打ち込み使ったラウド系。

トリはお待ちかねの睡蓮。
これまでのように芍薬ちゃん以外のメンバーを
簾などで隠しはしなかったが、
あくまで裏方としてのスタンスは崩さず、照明は暗い。
ステージ奥のスクリーンにはヤママユ(蛾)や人形などの映像。
演奏曲は「Daylight(昼間)」「Spine」「鶏頭」他。

色じゃなくてパルスで選択してそうな音、
体にビリビリ来る官能の音圧にウットリ。
ライティングは完璧制御。しかしながら芍薬ちゃんはお構いナシに
ピンスポから外れて歌う。段取りも頭に入ってなくて、
藤井さんから「ここじゃない」とダメ出し。
男だったら裏で蹴られていただろう。可愛い子ちゃんはお得。

衣装は秋仕様のゴス。
芍薬ちゃんはタフタの効いたワンピース、藤井さんはスーツ。
色は当然、お二人とも黒。
撮影していたカメラマンさんも燕尾服着用で執事風。

芍薬ちゃんが「ここじゃない」と叱られていたのはMCタイム。
事前にお客が少ないと聞いて話す気になったそうだが、
「そうでもなかった」。
といって話すのをやめなかった所は藤井さんらしい責任感。

・イベントタイトルの『Raupenhauser(ラオペンホイザー)』は
 「ヤママユ飼育箱」。レーベル名。
・「なぜ皆さんはそんなに静かなんですか?
  リアクションが少ないと曲が減ります。…一曲減りました」
・「僕の声を初めて聞く人もいるでしょうが、
  こんなに話すのは最初で最後です。
  甲高い声と噂されておりますが、甲高いというのは
  某Xバンドのボーカリストのような声を謂うのです。
  紅行くぞー!(←真似た/笑)」
・「ギターが壊れて泣きそうになっています」
・「フルアルバムといっても曲数は少ないです。
 (客:出してくれるだけでいいです!)
  聴いてくれるだけでいいです」
「はい、チェンジ!」と、芍薬ちゃんにマイクを渡して立ち位置に戻る。
そしてギターを肩にかけながらオフマイクで
「ネックが折れたんだよ、ネックが!」。
そりゃ涙出るわ。

曲を終えてメンバー去る。「LOTUS」(たぶん)流れる中、
映像は新譜の告知。飼育箱から顔を出すイモちゃんが可愛い。
ライブの予定はなさそうだけど、インストアがあるとかないとか。
楽しみにしとこ。

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