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2011年6月12日(日)下北沢SHELTER
出演:水野美紀
ゲスト:大槻ケンヂ

整理番号27。
暑くなり始めた季節。ロリな女の子達の体調を心配しつつ、
さすが大槻さん、未だ女性人気の高さ衰えずといった感じだ。
今回は芝居『アウェーインザライフ』の話を期待して参じた。

会場内は所狭しと丸椅子が並べられ、ギュウギュウ詰め。
立ち見も出る盛況。
私は前から大体5列目上手側センター寄りに着席。
ドリンクチケで交換した水を飲みながら開演を待つ。
ステージではスタッフさん(?)がPCを前に
BGMを鳴らしているのか、何やら作業中。

開演。作業していたスタッフさんがおもむろに立ち上がり、
マイクを持って挨拶。
プロペラ犬の楠野一郎さんであった。

イベントの主旨説明と、東日本大震災被災者支援にと
『アウェー』Tシャツを販売するとの告知を経て、
水野美紀さんを呼び込み。

水野さんは白のカットソーに黒のサブリナパンツ、
赤のフラットシューズで
気品を残したカジュアルなファッションで登場。
しばし中国で体験した異文化トークを展開。

・北京の街は貧富の差が目に見えて激しく、
貧民街と高層ビルが壁で仕切られている。
その北京から南下した村で撮影。
ロケ地へと向かう私達の車両に付いて来るバスには乗客がビッシリ。
確か太極拳の出来る人を5人ほどお願いしたはず。
まさかと思っていたが総勢76人、ぞろぞろと降りて来た。
テレビで放映された時にそのシーンが出たら
本来は5人だったと思って下さい。

ゲストの大槻ケンヂさん呼び込み。
黒シャツ、赤プリント入り黒T、黒パンツ、黒スニーカー。
細い。

うろ覚え簡易メモ
・プロジェクターを使ってアクション映画の変遷を見る。
現在の代表としてドニー・イェン主演作の一部を流す。
日本の格闘技から得た技が沢山、早回し撮影のような速度、
「本当に当ててる」(水野さん)など、驚きの連続。
落下シーンのスタントを演じた水野さんの知人、
何回も落下を繰り返す内に壁から突き出たサンなどに頭を打って
動けなくなっている所に、ドニーから「これを飲め!」と
レッドブルを渡された。海外のは強めに配合されているらしい。
「ドニー・イェンはレッドブルを万能だと思ってる」(水野さん)。

そして比較の為に20年前の作品も。かなり遅く見える。
打たれるのを待ってるかのような間。
おまけとしてYouTubeに上げられた自主制作作品や
オーディション風景の動画も見る。
自信満々かつ真剣な参加者による面白パフォーマンスに会場波打つ。

・芝居『アウェーインザライフ』に関する話題。
上演から一年経ち、その前後に何かしら変化があったかなど
大槻さんに質問。
「立ち位置忘れちゃうから(役者は)向いてない」。
「なんで橘高さんはあんなに張り切っていたのか?」には
「サービス精神が旺盛だから」と回答。

毎回違うゲストが出演。
大槻さん:ミュージシャンがブッキングされると思ってたら
  「キャイ~ン」、「バナナマン」。
  芝居をやるには色々あるんだなと思った
楠野さん:いや、打診したんだよ。でも芝居出来ない人もいたりで

ラストシーン、全員で「踊るダメ人間」を歌う映像を見ながら、
楠野さん:内田さんは何をしてるんでしょうね。不審な行動。
  オーケンはソニンちゃんと手をつないですごく嬉しそう
大槻さん:この横一列に並んで手をつなぐ時さ、前の日は
  ファンキーさんか誰かだったんだよね。
  オッサンとなんか嫌じゃない?嬉しかったなあ

ソニンちゃんは歌が凄く上手いけど演歌っぽい歌い回し。
コブシが入る。ボーカリストとしてタメを入れたくなるのはわかる。
試しにやってみたらメンバーに演歌っぽくなるからと不評。
マイウェイみたいな「…………………いまっ!」(大槻さん)

(余談)
水野さんが撮影に訪れた村。
その隣村に偶然いらしたファンキー末吉さんと会食。
ふりかけとお味噌汁(粉末)持参でやって来た。
滅多に外国人の来ない村なのに、奇跡的。
ファンキーさんは中国に音楽村を作り、『アウェー』に
ジャンジャンさん(キーボード担当)を起用。
公演を経てテクニックが上達し、今では売れっ子に。

・楠野さん、大槻さんの新著を購入。
大槻さん:えっ、買ったの?
楠野さん:くれないじゃん!
大槻さん:うん、俺、(自著)あげない事にしてるの
楠野さんは内容に関し、『アウェー』の台本が進まなくて、
それでも映画『アバター』観に行ったのは本当だけど、
微妙に事実と違う、オーケンは人の話を聞かない、
またウソを書かれたなどと訴えるも、さりげなく無視される。

・実はプロペラ犬、しっくり行っていない。
お互いの不満をぶつけ合い、
筋少で仲たがい・仲直りを経験した大槻さんに
仲裁に入ってもらう企画がメインだったと、唐突に知らされる。
「いやだよ、俺~」と言いつつ、「そういえばさあ」と
本屋さんでのエピソードを話し始める。

店員さんが万引き犯を捕まえた場面に遭遇。
犯人も店員さんも興奮しちゃっててさ、
そういう時、どうすればいいかなあ?と思って、
そこに大槻がヌボーッと現れたら少しは冷静になるだろう、
それから諭すように「君の人生はこれで終わりじゃない!」、
なんて妄想してたらさ、店員さんに「大槻さん!本拾って下さい!」。
俺、「は、はい」って本拾ったよ、捕り物帖の横でさ。
駆け付けた警備員さんには「(犯人の)連れですか?」。

そんなんだから仲裁は無理、と言いたかったらしいが、
プロペラ犬の二人は進行。
互いに不満を3つずつ用意、交互に発表。

「なんかちびちび食べる」(水野さん→楠野さん)
長年一緒に活動してると細かい所が気に障ってくるもの、
それくらいいいじゃないかと大槻さん。
しかし、飲み食いのタイミングが合わないと、
締めようとしてるのにオーダー入れられるから迷惑!と水野さん。
わかったよ、急いで食べるよ!と早くもキレ気味の楠野さん。

「先輩風を吹かせる」、「酔うと説教を始める」
(楠野さん→水野さん)
酔うと説教を始める、それが長い!と楠野さん。
さらにかなり酷い言葉も浴びせるそうで、
「楠野さんは自分で思ってるほど面白いツッコミ出来てない。
全員に嫌われてるんだよ」など、半年は落ち込むと。
全く覚えてないと水野さん。

「作家なのにブラインドタッチのブの字も出来ん」
(水野さん→楠野さん)
1本指で打ってるでしょ?と水野さん。
客観的に不器用な打ち方に見えるようで、
楠野さんにはタイプ訓練ソフトを使わせる事で解決。

他は水野さんから「話が長い!」だったろうか?
楠野さんへの言葉の暴力は大変気の毒だが、
既に小屋を押さえている次回公演はスランプ陥り中に付き
台本が書けない、もう水野さんに書いてもらおうなどと、
そんな情けない姿を見せられれば、イライラもするだろう。
何を訴えようと理解を得られない楠野さん、ついには水野さんに
「役者先輩が脚本風吹かせればいいよ!」。
名言誕生。

また、恨み節を聞かされ続けた大槻さんはとうとう
「被害者意識が強いんだよ。それをアイデンティティにしてるから、
親切にされたら人格が崩壊するんだよ!」と意地悪く切り返され、
「いいよもう、コックさんになるよ!」。

次回プロペラ犬の公演は水野さん脚本作品、
楠野さんはコックさんに転身となるかもしれない。


・節電、エコの話。大槻さん宅は現在ガスが止まっている。
使用料が払えないのではなく、検針の方に
「全然使ってませんね。止めましょうか?」と促されたから。
冷蔵庫も無い。自炊しないし、飲み物は自販機で買えばよいと。
テレビだけは無いと困るから、電気は止めない。
・水野さんによる太極拳レクチャー。動きには意味があり、
実戦時にはあれを高速にするだけで相当のダメージを与えられる。

最後は大槻さんと水野さんで「香菜、頭をよくしてあげよう」。
ちゃんとコード変えて演奏出来ている大槻さん。
ぎこちなさも減少。しかし間奏部分はモジャモジャ。
水野さんは声が出切っておらず、
歌い終えての「緊張したー!」には納得。
もっと野心ある歌詞だったら声に合うんじゃないかと思うけど、
大槻さんの描く女性像は保護欲そそるのが多いから。

特撮の復活ライブなどの告知を終えた大槻さんを送り出した後、
楠野さんと水野さんから被災者支援のお願い。
楠野さんは前述の『アウェー』Tシャツ、
水野さんは大船渡で被災した焼肉店の店主から
ドレッシングを50本預かり、1本500円で販売。
売り上げは全て寄付。買った。



(毎度のボケボケごめん)

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