![]() 2005年5月14日(土) 映画『タナカヒロシのすべて』初日舞台挨拶 渋谷シネクイント (著:タムラ様) 寝不足の為、半分眠りながら電車内、 時々ヒザをかっくり落としつつ、渋谷へ。 5月はライブだ芝居だと予定が詰まっていて、 金銭的理由もあり、このイベントは見送るはずだった。 しかし諦めきれず、代わりに見て来てもらおうと 友達に前売り券を渡したらば、「ご一緒しましょう」。 せっかくの厚遇、逃すまじ。 2回目上映前の舞台挨拶に参加。 整理券にある集合時間は12時20分。 念の為と待ち合わせたのは12時。 エレベーター(扉に映画チラシをプリント)前にはスタッフ、 しかし30分前の到着ではそれらしき人々が見当たらない。 今、劇場まで行く必要はないと、 壁面の案内を見ながら階段を昇る。 その間に友達に会い、ちょうど開催されていた 映画『真夜中の野次さん喜多さん』の展覧会は 入口のバイク(デカイ!)だけ見て、 廊下に設置されているソファで時間を潰す。 (映画を観てわかった事ですが) 主人公の勤めるカツラ会社の制服を着た スタッフの呼び込みが始まって着席。5~6列目、ほぼセンター。 沈み込む椅子が微妙に座り心地悪くて(笑)、 眠らずに済みそう。 劇場スタッフから写真撮影禁止などの注意を受ける。 その前に客席を写真に収めていた人、雑誌関係者だろうか? まずは司会者の挨拶。そして出演者と監督登場。 スクリーン前、向かって左から 中将、加賀まりこさん、宮迫博之さん、田中誠さん。 それぞれ映画の見所や感想を次々に述べて行く。 中将は黄色いライダースを着、小心者らしい雰囲気。 下ネタは皆無。宮迫さんへのフリが多く、 監督については一言もなかった気が(笑) 以下、印象に残った発言。 宮迫さん:加賀さん、上田(耕一)さん、高橋(克実)さんと、 キャリアのある役者さんと共演出来て光栄です。 出演は鳥肌くん以外の配役を見て決めました。 田中さん:細かい所にも注目して下さい。 机の上のメモとか。 映画館のシーンでは私の父親が映っています。 司会者:撮影中のエピソードなどは? 宮迫さん:鳥肌くんは女性全員に電話番号を聞いてまして、 「昼間からやめなさい」と。 司会者:映画の中ではユンソナさんといい感じになりますが。 中将:婚姻届に実印を捺して渡しました。返事はありません。 司会者:はい、早く返って来るといいですね。 (←アッサリ/笑) (加賀さんはさすがに含蓄のあるお言葉で 映画の主題を説明して下さったのですが、 記憶出来ませんでした。 「音楽の使い方が面白いので、 そちらも楽しみにして下さい」との事。 中将が答えた見所は「カリアゲです」だったか? 定かではありません) 「撮影中はポマードなしで気が気じゃなかった」 中将、 謙虚な挨拶を終えてからは 「宮迫さんとは過去に吉本の劇場で毎週会っていたのですが、 全く覚えてらっしゃらない。 すべてが私の妄想である事が判明致しました」など、 笑いを取る。 「宮迫さんとは毎晩飲み明かす仲」と言えば、 「鳥肌くんとは一度も飲んだ事はない」と全面否定するなど、 芸人同士らしいやり取りが面白かった。 映画の方は、良かった。近衛兵向けの細かいネタにもニヤリ♪ 大きなハプニングが連続しても 淡々と進む物語が現実感を持たせ、 個人的に主人公の心情に共感出来る部分 (仕事場でロクに話さないとか)もあり、 本来「ありえない!」と思うべき所も ナチュラルに感じさせる力があった。 カメラワークは観客の視線を優先し、 新人監督にありがちな欲を感じさせない所も良い。 特に空を見上げるシーンが印象的で、 時代的に気分を沈ませるものが多い中、 清々しく観終えた作品であった。 盛況のロビーでポストカードとパンフを購入。 パンフに寄せられた多くの文章の内、 ワハハ本舗主宰・喰始さんは 中将の芸人としての質を語ってくれていた。 <以降、BBSにいただいた投稿より抜粋。転載許可感謝!> (1回目上映後の舞台挨拶にて) とりわけ私の琴線にふれたのは、 「(開口一番にたいそう真面目な様子で) そうそうたる役者の方々と共演できて、誇りに思っています」 ※演説調の“おります”ではなく中学生調の(?)“います”です。 「(宮迫の『タナカヒロシも鳥肌実も 友達になりたくないタイプ』との発言を受けて そんなこと言わないで、宜しくお願いしますよ~キヒヒ♪ (“へへへ”ではなく“ヒヒヒ”系の卑屈な笑い、 テンションは高めです。このキヒヒ♪は3回ほどありました」 そして、何よりも舞台挨拶中ずっと、 身体をフ~ラフ~ラさせて(結構振幅大きい)落ち着きなく、 話すときも伏目がちでハニカミ全開、 自然と顔がほころんでどーしよーもない、 といった風情の中将の御様子が、 可愛らしくて気味悪く(褒めてます)、 毒が盛ってある美味しいお菓子のように思えたのでした。 (ペリエ様) (映画&2回目上映後の舞台挨拶感想) 「タナカヒロシのすべて」良かったぁぁ。 観終わったあとの後味が良くてニコニコでした。 最後まで退屈せずに観れますね。 最初やはり「中将」として映画を見始めたんですが、 終わったらすっかりタナカヒロシとして心にありました。 しばらく演説の中将をすっかり忘れてるくらいでした。 そして、たまらないシーンがいっぱいで… もう、早くもう一回観たいんです。 人生相談行きますよ♪ タムラ様も書かれている通り、ほころんだ中将の表情、 マイクを持って話したら「中将」なんですが、 すぐに恥ずかしそうになって赤くなったり可愛らしかった~。 皆の会話もいい間で楽しかったです。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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