![]() 2003年5月9日(金) 『CLUB GOODMAN 7th ANNIVERSARY “秋葉原で逢いましょう”』 秋葉原CLUB GOODMAN 出演:千葉レーダ / 漁港 / 鳥肌実 / 百怪ノ行列 明日から4日間のお休みで「さあ、好き放題だ」と、 気持ちは今回の夜遊びに集中。 爽やかな陽光の中、自転車で駅までカッ飛び、電車でGo! 開場が早い(18:00)せいか、お客はまだ少なく、 さらに背の高い人達が前方を固めており、 遠慮なく(私はデカめだから)前から4人目あたりに立つ。 中将は舞台ギリギリ前までビールケースを持って来るので、 あまり近過ぎても首が疲れてしまう。 しかし4列目でも近過ぎた。反省。 一番良い距離は…などと、間合いを計る侍気分。 (毎度の事ですが、録音機器などを使用していない為、 記憶違いがあります。ご了承下さい) <千葉レーダ> 会場後方より茂木さんが「きついズボン」を歌いながら登場。 オールバックにサングラス、銀の三つ揃えと、 インチキ臭い風貌。 早くも場内、おかしい雰囲気に(笑) カラオケに乗せてムードたっぷり、 タメもたっぷりに歌い上げる。 うん、毎度ながらいい尻だ。 じゃんけんコーナーで勝った女性にCDをプレゼント。 茂木さんから「CDに興味はありますか?」と問われ、 無言で返す女性(「たしなむ程度に」とか言わんかい)。 「無言の抵抗ですね」と返す。ふふ♪ 演奏曲は「無敵のファンデイション」、「リンゴアメ」、 「東京支店」、「マニフォウルド」など。 ラストは「サンンリーブ」。梅ガムを配りつつ、 お客の間を縫って歩きながら歌う。 ドリンクはどうやらトマトジュース。 そんな中、どうしても押し合いになってしまい、 気強く押し返した客に 「何よッ!」って感じで押し返し(笑)たり、 ドリンクを持った客と「乾杯!」など、 MCでもかなりの笑いを得、手応え十分。 MCもいいけど、歌詞もおもしろいっすよ!曲もいいっすよ! 絶妙なアンバランスで(笑) <漁港> 全く前知識なし。 SEは「おやじの海」など、漁船内が盛り上がる選曲。 出番前、前に来たお客がなんとなくパンク臭いので ちょっと警戒。 特に私の隣の青年は落ち着きがなく、ヤな予感。 ステージには提灯や旗(パチンコ屋にありそうなやつ)が セットされ、中央にはDJブース。既に担当者が。 と、また会場後方からメンバーが登場。 パンチパーマで、 どことなく気弱そうな人(担当楽器がわからない)、 腕で強く客を押しのけながらギター担当の長髪 (少々痛めつけられた私はかなり不愉快)、そして船長。 ここでヤな予感的中。 隣のパンクスに唾を吐き、一滴飛ばっちり。 一日も早く死んでくれと思う(怒り最高潮)。 その後もこの青年はチャンスがあれば舞台に声をかけ続け、 罵倒され(笑)、楽しんでいた。む~ん…。 しかし本編はおもしろかった(くそ~)。 曲紹介やMCなどに力を入れているのか、やたらとおもしろい。 客を座らせ、同じフリをさせるのだが、 「俺達、Mだろ?」 「ひとりがやれば全員やる、この日本人め!」。 可笑しい。 最後は船長自らまぐろのカマをさばき、お客にプレゼント。 なんだったんだろう…? <鳥肌実> 登場してすぐ、「ハッ!」とポーズ。横綱よろしく土俵入り。 指先まで気を遣ったまっすぐな両腕。カッコイイ!! (にこやかに)「おはようございます!鳥肌実でございます。 すみませんね、スタンバイが遅れちゃって」。 NY公演の話(※1)。 「ニューヨークに、行ってまいりました。 (公演は)六尺褌に全身を竹槍だらけにして、 背中には零戦の模型(タミヤ製)を付け、 全部日本語でやってきました。 何を言っても通じないので言いたい放題。 白人黒人ユダヤ人は全員抹消登録! リメンバー広島長崎!と言ったらshitとfuckの応酬。 褌をほどいてアヌスを放り出し、 カモン!レッツゴーファックミー! レッツゴーカモン、カモンレッツゴー、 ドントイージー、ドントイージー …サウスブロンクスの黒人にケツの毛まで抜かれました」 「グラウンド0に行きまして、 ここで沢山のアルカイダの戦士が死んだんだな~と」 しみじみ。 「来月はベルリンに行きまして、ナチスドイツの前で、 その後イギリスのロンドンパンクスの前でやってきます」。 「昨日は何もする事がなくて、 『玉と砕けよ』を4、5回見ていたんですけども、 撮影は5年前でね、私はなんて才気に溢れていたのかと」 「CDを8年前に出しているんですけども、 『鳩胸手羽先腕』というタイトルで、私は当時から前衛的なね、 プログレッシブ・ロックをやっていたんです。 現在の私はもうグズグズ」 「昨日は渋谷のClub asiaのテクノ・イベントに行きました。 リズムが取れなくてね。 どうしてこんなにダサダサになっちゃったんだろう」 「フラワーサイケです。そう思いません?」 「ポマード、ポマード、ポマードしかないんだ! そう思いません?」 他、 ・6年前(後に2ヶ月前と直す)に公演の為新潟に出向いた際、 早朝の日本海で拉致被害者を思い、復讐を誓う ・「あっ、ちょっとカメラ止めてくれないかな。 フラッシュがね、目に…。集中できなくなっちゃうんで」 ・北朝鮮の話、9才の女性とのセックス話など、 『轟沈演説』からの抜粋。 ・夏の全国161回公演の告知 ・ことり事務所に‘救う会’から苦情・脅迫の電話。 「私よりあいつらの方が非常識。殺してやる」と宣言。 ・「前置きが長くなりましたが」とネタに入る。 もんのすごい発作の後、 「今朝、目を覚ましますと…」自己紹介、夏江、 一言ネタは 「巨大なジャムパンがぁ、攻めて来るぅ~」(表現が強力化)、 「乾燥肌の裸商売です」、 「水道水が、おいしいんです」、 「今朝、ふえるわかめを一気に増やしました」などなど。 ・「ジムに通ってビルドアップした肉体を見ていただきたい」と 舞台奥で服を脱ぎ、丁寧にたたむ。 途中、「お待たせしてすみませんね」と言いながら ムーンウォークを織り交ぜる。脱いだ服をスタッフに預け、 再びビールケースに。 「最前列の女性に拒否られて (拒まれて、かも)おります(笑)」 ・プリンスの「Get off」に合わせダンス。流れ星ヘアはナシ。 可愛げのない赤ん坊の人形を2体抱え (一見、改造してシャム双生児にしたのかと思った。 私の想像力が鬼畜)、すんごい笑顔で寝転がる。 ・服を預けた時、 「さっきそこで早く終わらせて下さいって言われちゃった。 押してるんでね。へへっ」。 ・「皆さんの前で勃起させられたら凄いと思いません? 喋ると集中できないんで、ちょっと黙っていいですか? …なんか、うまく行かないな。(小道具を持って来て) ちょっと照明落として下さい」と、 勃起を助ける器具の蛍光っぷりをアピール。 勃つ事なく、装着させたまましばらく進行。自然にポトリ。 ・決まり文句の「失敬だな、もう帰るよっ」で終了。 <百怪ノ行列> こちらも前知識ゼロ。今回は笑える人達ばかりなので、 恐らく、愉快な人達だろうと推測する。 音楽はマーチ、ロカビリー、スカ、 賑やかなちんどん屋といった感じ。 浅草の気のいいチンピラとか。 MCでは「鳥肌さんには色んな噂があって、ヤリマンだって。 この頃は脱ぐ人多いよね」と。 さかなクン似をネタにする為、 例の帽子を買おうと8回も問い合わせをしたとか、 仕込みにも気を配っている模様。 なかなかに楽しい人達。 今回のイベントのラストを飾るにふさわしい。 入場時に「お目当ては?」と聞かれ、 「鳥肌さんです」と答えたのだけど、これってミニアンケート。 千葉レーダと答えておけばよかったかな? 中将は黙ってても客呼ぶし。 今回、中将はなんとも笑顔たっぷりだったなぁ、と。 でも機嫌が良いのかゴマカシかは微妙。 公演中にカメラマンを気遣い、 中座したお客のトラブルを気遣い、優しい。 が、適切な処置であるかは微妙。 終了時刻は22時を回り、 うっかり薄着(胸元の開いた黒のカットソーに 化学繊維の赤いロングスカート)でさみぃ。 サッサと帰る事にした。楽しいイベントだったが、 そのせいか山手線を逆方向に乗るなど、気が抜けてしまった。 クソ寒い中、自転車で帰宅。後はお風呂、食事、睡眠。 10時間以上寝た。寝過ぎだ。 ※1 2003年4月10日(火) 『Mr.神風 LIVE at Knitting Factory』 前日に突然発表された、衝撃のニューヨーク公演。 キチガイじみた妄想を次々と実現させる 北の独裁者に対抗してか、数年前から(ネタとして?) 公言していた海外公演を決行。 国内に残された近衛兵達は悶々の極みであった。 (撮影:なな様) PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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