忍者ブログ
『"TOUR 1991" ARIAKE COLOSSEUM』
この会場へはバスで行かなくてはならず、
「じゃあ行かない」ってんで、
友達がひとりで参じたところ、
残響がひどかったと不満を持ちながらもライブは
「良かったよ~」との感想。
ビデオで観たら、確かに!
舞台装置や衣装などの外的要素だけでなく、
歌と演奏力(楽器が増えて厚みが出た)も、
すべてがグレードアップしてた。
バス移動ごときに負けるんじゃなかった。

特に「L-MESS」が素晴らしい。
ここばっかり何度も繰り返し観過ぎて
ノイズが入るようになってしまった。DVD化感謝。
『MOVIE』の「COMA BABY」(この曲は
完成度が高くてシアトリカルな表現も許容)で
少し見えていた遠藤さんの身体表現の可能性が
ドバッと広がった感じがした。初めて映像観ながら
「カッコイイ~♪」って声漏らしちゃった。
藤井さんが叩くドラム缶から出る音も良くて。
こんなに効果出し切ってるフラッシュも観た事無い。
たぶん。

SBのライブといえば。
藤井さんオリジナルのSEが流れ、
視覚効果の高い舞台装置が美しい照明によって浮き上がり、
怒涛のごとき重低音と金属音、狂気をはらんだ流麗なピアノ、
全身で物語る歌に新世界が結実し、繁栄を極めたところで
余韻残さずキッパリ終演。

唯一無二としか云いようの無い三人。SBとしては
過去の物理的現象でしか存在しない寂しさを覚えながら、
あの頃の興奮はまだ蘇生させられるものなのだなぁと、
二度目の「L-MESS」を観ながら思った。

かなり好きな曲だったのに、ライブでは2回聴けたかどうか。
ココでも観られるようにしてしまおう。


Soft Ballet - 「L-Mess」

拍手[0回]

PR

思い出話と共に感想を。
(若干ボロクソです)

『JACK IN + MOVIE』

『JACK IN』
ライブ演奏(あてぶり、口パク)に
映像エフェクトかけて躍動感を出している。
「SPINDLE」でも落ち着き無くカメラが動く。
踊らせるバンドとの印象付けをしたかったのかも。

テレビ埼玉の音楽番組に複数回出演していた
SOFT BALLETに興味を持ったのは
「BODY TO BODY」のPVで藤井さんがハンマーで
シンセを叩き壊す場面と、
大宮フリークスでのライブでリズムに乗りながら
現れた藤井さんのカッコ良さにやられたからだと、
観ながら思い出した。

曲はDEPECHE MODEやNEW ORDERのフレーズ使ってて
あまりオリジナリティ感じられない上に
歌詞が(V系)ラブソングで、歌唱力に難あり。
1st聴いて「失敗したかも」と思った。
が、このビデオで遠藤さんは
「ラブソング一辺倒ではない」、
藤井さんは「ライブ観なけりゃわからない」
(この頃はこんな事を言っていた驚き)と。
次の展開を待った。

『MOVIE』
この時は既に2ndが出てたのかな?
そのリリースLiveみたいな感じか。
マイク・オールドフィールド風BGMが素敵。
「映画」にかけたんだね。
そこで『エクソシスト』を選ぶ、それが藤井麻輝。
ステージには大きな歯車。
絵画から起こしたようなデザインがユニーク。

このビデオを観た後だったか、
ライブに行ってみようかと、
私と同じように気になってたという友達を誘って
『ALL OVER』ツアーのチケットを取った。
開催ギリギリだったから2F。
大きな音と地響きする低音に満足しつつ、
「こりゃ男向けの音楽だな」と思った。
客席は女の子ばっかりでも、
暑苦しいというか、むさ苦しいというか。
友達はハマってFC即入会。

次はいきなりFC限定のライブへ。
何度腕を押しのけても
私の頭を挟んでヴォーギングし続ける人に
メガネのフレームを曲げられて
森岡さんへの印象が悪くなった(無罪)。
黄色い声の上がる人達のライブに行った事無くて、
「なんか間違ったとこ来てしまったなあ」との思い。

拍手[1回]


地デジ対応テレビ用に画面サイズを調整し、
スリーヴやチャプターデザインにVHSテープを使って
メディアの変遷を感じさせるようにして、
収録されている映像に見られる
CGや編集技術の進み具合とも合わせて
掘り起こした作品群であることを伝えてる感じ。
隅々まで手を抜いてない。
ジャケットでの電気の2人、白骨化してるし。

音量大きくていい。
以降、特に気に入ってる作品のプチ感想。

「Popcorn」(Single Mix)
可愛い顔した悪いやつ。

「FLASHBACK DISCO」
着ぐるみが可愛くて悶える。

「Nothing's Gonna Change(死者の書Ver.)」
これぞ普遍。泣いちゃう。

「Cafe de 鬼(顔と科学)」
細部に渡って詰め込まれてるというか、
ぶちまけられてるというか。

時が経つにつれ本人達(生身)が出なくなり、
CG、着ぐるみ、アニメーションで現れる。
鬼太郎は眉毛で卓球さんだとわかるが、
瀧さんは目玉おやじならぬ鼻毛おやじか。
電気グルーヴは眉毛と鼻。

「モノノケダンス」
数々の怪奇作品テイストの中、なぜか
お地蔵さんがエナジードームかぶってる。

「弾けないギターを弾くんだぜ」
つい笑ってしまう数奇な運命。

「電気グルーヴ20周年のうた」
つい笑ってしまう数奇な運命2。

***

「Shangri-La」を魂売った一曲だと思うのは歌詞のせい。
真相は?と、
卓球さんのインタビューでも無いかと検索してたら
元ネタはシルベッティ「Spring Rain」ってのが出た。
うん、曲の半分はこれだね。
それを更にカバー。


『電気グルーヴ シャングリラ 演歌ヴァー 唄 太郎と花子』

もっさい。

拍手[1回]


ライブを記録した代物が現場を超えた例を知らない。
この日は特に、生での体験を喜ばずにいられない舞台だった。
音圧によって産毛が震え、
体の水分が泡立つ「夕鶴会」はここに無い。
が、良い点はある。

音が整理されて聴き易くなってること。
現場で聴こえなかった音が確認できること。

Disc2に収録された固定カメラでの映像は、
遠くから全体を観た方が楽しめるのではないか
と思っていたのでありがたい。
ちょっとズームしたくはなったけど。

久しぶりに睡蓮を楽しむと、
311後、藤井さん@Twitterでの励ましの言葉を最後に
消息を絶ってしまっているのが残念でならない。
仕事に絡まない近況を公表する必要は無いと
考えているだけの平穏無事、であれと願う。

改めて良い曲だと感じたのは
元のタイトルが「斜陽の緋」だったこちら。
ドラマティックな詞が素敵。
(↓別日のライブ映像です)


睡蓮 『すきま』

なんでそんなに棕櫚の木が怖いんだろ。

ついでに。

自分の曲には女性ボーカルが合うと言ってやまない
藤井さんの傑作だと思います、このお品。


Schaft 『Broken English』

サビ(just say it in~のとこ)で重ねるコーラスが
空気をピリッとさせて好き。
最後のツアーでは芍薬ちゃんが歌ってくれたんだった。
もう終わってしまったんだろうか。
また音楽前線に立って、闘って欲しい。

拍手[0回]


結成30周年記念作品。
ライブ会場限定販売という事で、6/29@日本青年館にて、
「再生時に不具合が発生しても返品には応じません」との
強気な売り手パワーに戦きつつ購入。
内田さんによる編集が手作り感出てて良い。


筋肉少女帯 DVD 『筋少動画01』Trailor

アルバムでいうと『サーカス団パノラマ島へ帰る』から
『レティクル座妄想』まで収録。
楽屋での様子を記録した映像が多くて驚き。
何かしら面白い事やってるから残しとけ!って?
「01」とナンバリングされたら次を期待してしまう。

大槻さんがスタッフの方に細かく指示出してる姿に、
作り込みが楽しくて仕方ないような印象を受けた。
ライブ空間を充実させる為には妥協許さじ。
それに付き合うメンバーの懐の深さにも感嘆する。
先日放送されたRIJF2012@WOWOWでの見せ方は
King-Showを名乗るに相応しいものだった。

(以降は『筋少動画01』から離れた話)

拍手[0回]



1  - 2  - 3  - 4  - 
忍者ブログ | [PR]