![]() 2006年9月23日(土)さいたま芸術劇場 小ホール 『STAGE 1』は次世代を担う若者に 自由な創造と踊る場を与える企画。 パンフを見てビックリ。30もの演目。 私の通うバレエ教室の先生はトリだ。 それぞれテーマを持って演じられたのだが、 やはりダンスは精神性の高いものだと思った。 ライトや小道具、選曲など考え抜いたものと、 リンクしてないもの、その差が歴然としたからだ。 印象に残った作品は… 『私の話を聴いてくれ』佐々木治子 無音の中、先の読めない踊り。 話をする前の思考段階を表現してるような感じがした。 ランニングとちょうちんブルマみたいな衣装が 戦後の子供に見えて、なんだか深い意味がありそう。 『大海の小船』葛西穂花 これはタイトルに忠実な振りが好印象だった。 大海に揺られる小さな船も、最後には力強く帆を立てる。 意志的で良い。 『BLUE SKIES』若野信子 男装の麗人。 レビューに使われそうな曲が禁酒時代を表してたかな? そのストイックさが踊りのキレに出ていた。 『芥子』荻原彩花 特別出演の方。テーマがどうこうの前に上手い!美しい! 種が弾け飛んだ様なスピード感も、静止し凛と咲く強さも素敵。 今日の一番決定。 『そして〜 秋』黒澤朋子 同じく特別出演。上品で、たおやかな美しさは先生の持ち味。 夏に輝きを見せていた緑が秋を迎える話は最後、 腰から下に茶の布を巻いて身動きを止め、 直立したまま暗転となった。 枯れてしまったって事? しんみりする終わり方だ。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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