![]() ・マンガ感想 山本直樹『明日また、電話するよ』 作者自身のセレクト&コメント付きのベスト短編集。 巻末には歴代ハマりものが列挙されている。 結構好みが近い。ハマッたのも自然か。 山本直樹『フラグメンツ3』 1と2から引き継がれた話は一本、それも匂わせるだけで終わり。 あの山田五郎さん似の町長さんはカメオ出演でチラッと。 「小指の思い出」、怖い。 山本直樹『ありがとう 上・下』 常軌を逸した設定だけど、現実に起こった事、 または起こっても不思議では無い事をこれでもかと集め、 かといって辻褄後回しとはならず、 無理なく一つの物語に仕上げられていた。 しかし酷い。あまりに酷くてギャグ作品なんじゃないかと思った。 エンディングも何か狂ってるし。 でも死はそれほどに大きいのだろうとも思う。 なんだ、全部同じ作家じゃないか。 いくら私が脳内ドスケベだからって、 セックスシーンが描かれてればモワ〜ンと来る訳ではない。 なぜ山本作品に強く惹かれるかというと、物語の面白さだけでなく、 体の重みや弾力を感じさせる描写があるから。 抱き締め合った時の、女子のアレや男子のソレが 「ギュ」と圧されてる表現は特に好き。 コマによる間の取り方も絶妙で、とてもリアル。 ・書籍感想 吉田豪『バンドライフ』 バンドマンの人生は波乱万丈だ。 という事がよくわかった。 ・CD感想 電気グルーヴ『YELLOW』 「どんだけ the ジャイアント」に笑う。 まず小型犬が吠える。しばらくして大型犬が吠える。 エンディングに差し掛かると ドシーン!ドシーン!の足音に向けて犬と云う犬が吠える。 一部分だけが巨大化した何者かに吠え付く犬、犬、犬。 そして叫ばれた言葉(オチ)。 この光景を想像して笑わずにおられようか。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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