![]() こないだ中古でソフトバレエ(以降SBと省略)の ライブビデオ『Reiz』を入手。 このライブは会場で楽しんでおり、 BSでも1時間30分ほど放送されたというのもあって、 「大体同じならいいか。お金ないし」と先送りにしていた。 果たして先送りにしたまんまSBは活動を修了(終了?)。 ああ、9年後にしてこの名演を2500円で購入できるとは。 当たり前なのかもしれないが、音響に手が加えられている。 ビデオデッキもS−VHSに変えたもんだから音がいいのなんのって。 で、あの当時は自然に感じていた‘美’のレベル。もっすご高い! あ〜んなキレイな人達を目の前で楽しんでいて よくストーカーにならなかったよ。 「SPINDLE」は泣かすね。 元曲はニューオーダーのフレーズ使ってたし。切なすぎ。 それでも解散を惜しまない私の淡白さ加減。 だってあれだけのライブならそのまま終わっても惜しくないだろう。 活動停止や解散にはあまり動揺しない。 それはショックが大きすぎて後からジワジワくる感じとは違う。 たいがい「もうやめたほうがいいんじゃないか?」と思ってる時に 宣告されるからだ。 いつまでも同じ事をダラダラとやってる人達より、 「飽きた!新しい事やりたい!」って次に向かう人達の方が よっぽど魅力的。 それで新しい作品がつまらなければ聴かなければいい事だし、 選ぶのは私。 情だけで音楽を聴いているのであれば、 それは演者を甘やかしている事に他ならない。 かつて平沢さんは「ファンに飼いならされている」と発言したが、 その危険性は多分にあると思う。 ファンの母性を否定するつもりはないが、 それが元で演者をつぶしてはいけない。 「好きな事をやれ」と言われても、 それだけじゃ聴く人を満足させる事はできない。 聴き手をある程度選べるだろうけど 、人を思い通りに動かすほどつまらないものはない。 んなわけで、感覚器官全開で楽しみ、 さらに素晴らしいライブは記憶にバチッと残る。 ライブビデオとはまた別の印象を残して今も、 色あせる事なく傍らに存在する名演。 宝は増えていくばかり。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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