![]() 『ニューウエイヴ現場検証』 1月31日(土)渋谷“乙” オールナイトイベントなので途中退場出来ない。 中途半端に遠いとこに住んでる私にとっては 軽い気持ちでチケを買えない類のイベントである。 今回は主催がふなまんさん、 スクーターの田中さんとユニットを組んでいる 中山さんのプリセットチーズが出演、 以上の理由で参上した。結構ギャンブル。 風邪は治らぬまま、 しかしさんざん「東京でもやってくれ」とお願いしてたのもあり、 「もう治らなくていい!」と気合を入れて 開演予定時間から30分遅れて入場。 が、ビルの扉の奥には人がいっぱい。 何度も確認するが“乙”はここだ。合っている。 多くの人が待っている場所に入るというのは 大変気が引けるけれども(視線が怖い)、勇気を出して入る。 どうした事かと受付に質問、 と思ったらふじまきさんにお声をかけてもらう。 この状況について問うと、 前のイベントが長引いて遅れが出ているとの事。 しばらく相手をしてもらい、開場の知らせを受け列に並ぶ。 寒いし風邪引いてるし 待たされた上に受付のお姉さんの応対が気に入らない。 予約者の名前とお目当ての名前と、 解釈しにくい質問の仕方はやめて欲しい。 どうしてくれる。機嫌が斜めになるばかりじゃないか。 私は笑いながら怒る人。次はないと思え。 などと心で脅す小心者(笑)、機嫌が悪いのは変わらないので、 人様に迷惑をかけないように壁際の椅子を確保して ひとりになれる世界を作る。 会場ではロンバケや至福団などが流れ、良い感じ♪ 特にあのねのねは鳥肌実さんが 「影響を受けてロックを始めた」という、『みかんの心ぼし』。 確かに芸風が近い。ヒッヒと笑う。 プリセットチーズ登場。 冒頭、節分だからと豆を投げて来る。痛い。早くも印象悪し。 曲はちょっと前のスクーターと似ている。 途中、有頂天の『テントの外の二つの革命』をカバー。 MCでベースが「拍手しろよ」と要求。ムカ。 …なんだろうこれ。豆まきといい、客を威嚇しているのだろうか? 残念。良い演奏だったのにね。 おや?ふじまきさんが男性に土下座をいただいている。 主催のふなまんさんだった。 佐伯誠之助さんと思われる人物がひとりで登場、ギターがすごい! ボディをくり貫いて 小さなシンセ(何?四角いやつ←大体そう)をはめ込んでいる。 サンプリングで繋げた音をバックにかなりの笑いを取って行く。 ふなまんさんが現われてからは 佐伯さんのバイト先(ビデオ屋)で万引きした男を叱る場面を 延々と流したり、ドギツイ下ネタで客を多いに引かせたり。 最後にはザラメを配ってなし崩し的におしまい。 噛み合わないふたりにイライラ。ダメ出しさせてもらいたい。 (後日、演出だったと判明。申し訳ないけど笑えないよ〜/涙) 80年代の歌謡曲を始め、邦楽を中心に流すDJに盛り上がる。 他は特に印象に残っていない。 ただ、ある一曲に竹の子族が出来上がり、 輪を作って同じフリで踊っていたのにびっくり。 客が少ないから出来る事。 ちょっとカヤの外感。 スカイフィッシャーは中井さんのソロから流れ込むように開始。 前に見た時(2001年)よりも重くなっているようだ。 ちょっと乗り辛い。私には備えられていないBPMか? 凄く上手いんだけど、複雑過ぎ。 ノリノリのお客さん達はどの音を取ってるのかと観察。 最後のナスカ・カー。 ダメだ…。 「死ね」とか歌われると素直に死にたくなっちゃう。 言葉(=歌詞)の暴力にすっかりエネルギーを失う。 イベントの主旨や構成はとても良かった。 出演者によって出来が左右されるのは、そりゃ当たり前だけど、 私のお好みとは少しズレてて残念。 壁にもたれてダラダラしてた時間の方が長かった。 次回はもうちっとポップなのもお願いしたい。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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