![]() 臓器移植法改正案、「脳死は人の死」と定めるA案が採択された。 テレビのニュースに映し出されたのは議場で喜ぶ母親と、 少し離れた場所で悲しむ母親の姿。 0歳児から提供可能という事は、 親が子供の体を自分のモノとして扱う許可を与えたようなもの。 移植を待つ親、脳死状態の子を持つ親。 どちらも医学の進歩により 延命への期待が大きく膨れ上がったのだとしても、 採択を喜ぶ母親に複雑な気持ちが湧いてしまった。 これから先、脳の移植も可能となった時、 どちらの生命を残そうとするだろう。 なんだか命の奪い合いをしているようだ。 祖父に孫の顔を見せたいと 不妊治療を続ける女性(結果、二児出産)のニュースを見ていて、 母に聞いてみたくなった。 私:お母さんだったら、私がああいう風に頑張ってたら応援する? 母:大丈夫だよ、安産型だから 私:いや、そうじゃなくて。骨盤大きいだけだし。産む予定無いし。 応援するかどうか聞いてるの 母:(応援)しない。諦めろって言う 私:本人が誰かの為に頑張りたいって言ってても? 母:しない 私の体を気遣っての「応援しない」だけれど、子孫は途切れる。 命を繋ぐって難しい。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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