![]() 2009年7月19日(日)渋谷CLUB QUATTRO 整理番号473。曇り。蒸し暑い。 そんな中でも髪を下ろしたロリさんや 戸田さん(FLOPPY)コスの方がいらっしゃる。 「あちー!」ってんで、 フロア行ってすぐドリンクカウンターのスタッフさんに ウーロン茶を頼んだらば別のスタッフさんから出て来た。 少しばかり季節感と目線が狂ってる。 空調が利いてて辛くはないが、 開演30分前でほとんどギッシリの状態。 BGMが聞こえないくらい喋るお客さん。 流れていたのはF.G.T.H.「RELAX」「TWO TRIBES」。 他は知らない聞こえない。 フロア真横のスクリーンには今回のイベントタイトルを映写。 FLOPPY いつ以来観るか忘れたけど、出囃子変わらず。 メンバーはサポートギタリストを加えた3人。この構成も変わらず。 ピコピコな音と解凍後P-MODEL似の音作りも変わらず。 小林さんは髪を切り(後にMCで事細かに説明)、 戸田さんは頭にラバー製(?)のカツラを載せていた。 衣装は白のパーカーで統一。ナイロン素材で暑(熱)そう。 変わった所といえば、 「ゴーグルが変わって片目が見えるようになりました」(福田さん)。 片一方はミニサイズのモニタ。 MCメモ(敬称略失礼) ・小林写楽:お手柔らかにお願いします、マジで ・小林さんの髪は美容院で「藤井隆さんで」と注文。 ニューウェーバーよろしく、もみあげを刈り上げていただくべく 指示するも、予測された「テクノカットですね?」の確認は無く、 「オードリーの人みたいな感じですか?」と聞かれ、 時代の変遷を痛感。 ・新譜告知。3曲入りCDを2枚、本日発売。 各作最後の曲を三浦俊一さんと福間創さんがそれぞれリミックス。 ・新曲について。自分でも少し弾くつもりで 三浦さんにギターアレンジを頼んだが、 とても歌いながらでは弾けない難易度で返って来た。 ・小林さん、ギターを担ぐ。 小林:ギターはチューニングが大切です。 ギターっていつチューニングするの? 福田:今 小林:今!?……しばしご歓談下さい ・ゲーム『ドラゴンクエスト9』のすれ違い機能(街中などで プレイヤー同士がすれ違うと互いのフィールドに進入するらしい)。 人通りの激しい渋谷とはいえ期待せずにいたが、 クアトロ下のブックオフを通ったら 7(?)人ものプレイヤーとすれ違った。「会社員です」って人もいて、 会社員の方と知り合える機会なんてないから嬉しい。 ブックオフすごい。 ・ライブ告知にて。 小林:テレビで嫌いな人が出てるとチャンネル変えるんです。 ゆうこりん。 何度も見ると慣れて来るのか「頑張ってるんだろうな」と 暖かい目で見られるようになる。男性も観に来て下さい。 今「いけすかねーなー」と思ってても、また来て下さったら、 「やっぱりいけすかねーなー」って思うかもしれませんけど、 慣れて、ね 演奏曲は代表曲、定番曲、新曲、カバー曲。 ラスト3曲にシンセサイザーズのサポートドラマー YANAさんを招き入れ、「パイク」で終演。 数ヵ月後にフルアルバム発売との事。たぶん。 ケラ&ザ・シンセサイザーズ メンバー:KERA(Vo.)、三浦俊一(G.)、福間創(Syn.)、 RIU(B.)、YANA(Dr.) こうしてBGM止まって暗転後に無音状態が続いたからには 出囃子担当は福間さんだろう。 なんて、こんなキャラ付けしてないけど、前回も出直しがあったし、 どうも上手く行きませんな。 んで、出囃子は盛り上げる感じではなく地味め。 なぜなら一曲目「BYE-BYE」。 いきなり別れの曲で始めるとは。 以降は『15 ELEPHANTS』からの曲をメインに有頂天のも数曲。 覚えてるのは…(もちろん順不同) オードリー・ヘプバーン泥棒、HAPPY SLEEP、 ハッピーアンラッキー、夜のスポーツ、君はガンなのだ、 そのテはないよ、アローン・アゲイン、千の病を持つ男、 LIVES、Too Late Jonee、サヨナラのセオリー、 神様とその他の変種、 フューチュラ(アンコール1回目)、 ホワイトソング(アンコール2回目) ベースが銀タルボで「珍しいもん見た!」と変に感動 (RIUさんはメトロノームの方と今、知りました。7/20)。 衣装は全員揃いの黒ツナギに白の直線ペイント、 インナーに赤いTシャツと、パンクな感じ。 セレクトは緒川たまきさんだと 事前にケラさんと福間さんのブログで。 普通にカッコよくて残念(笑)。 ケラさんMCメモ(敬称略失礼) ・「こなさん、みんばんは!シラ&ザ・ケンササイザーズです!」。 この後もしばらくこの『スネークマンショー』ネタを続けた。 ・「お手柔らかにお願いします、マジで。 (FLOPPY)小林君のMC聞いてて大槻(ケンヂ)思い出したよ。 塾の話するんだよね、ロフトの昼の部で」。 ・ケイタイを変えてPCサイトが見られるようになり、 ブログなど渡り歩いているケラさん。 その中で漫才コンビKのNさんのブログを話題に。 「読んでるとイライラして来るんだよね(笑)。 すごい自分に自信あるんだよな~」。 Nさんはマイケル・ジャクソンが亡くなった時、 手の平を返したような世間に対し、生前悪く言ってた人達は ずっと言い続けろと主張していたらしく(私は未読。 ブログ閉鎖理由を雑誌で読んで鼻持ちならん感じがしたので)、 それに関して忌野さんの事を例に出し、何か思う所があっても 亡くなった人に対してそんな態度は出来ないと。 「M-1でもさー、上手いし練習も一杯して来たってわかるんだけど、 おもしろくないんだよね(笑/必死さが伝わったら笑えない、の意味)。 みんなさ、コメント入れに行ってよ。ケラが言ってたってさ。 …ウソだよ。でも書きに行く人は行くよね。 それぐらいがちょうどいい」。 ・「マドンナってさ、初めて聞いた時笑わなかった? マドンナって‘学園のマドンナ’とか そういう感じで使われるじゃない。 プリンスもさ、自分にそういう名前付ける?」。 私も笑った側だけど、二人とも本名じゃなかったっけ。 ・マネージャーに挑発的発言を控えるように注意されているが、 「マネージャーは客席、俺にはマイクがあるからさ。 言ったもん勝ち」。 ・高校生の頃、『ドレミファドン!』に人間カラオケで出演。 ピンクレディーの「サウスポー」を披露。客喝采。 「今日一番ウケた。泣きながら練習したんだよな。 下っ端は単音しかやらせてもらえなくてさ、 シンバルのシャーン!だけとか」。 他、司会の高島忠夫さんはカメリハからテンションが高く、 正解者が出たと仮定してリアクションする時でもフルだった、 和田アキ子さんはすごく優しい人で、 フジテレビの食堂で生姜焼き定食をおごってくれた、など。 ケラさんも言ってたけど、再放送して欲しいな。 高校生のケラさんが不正解者を出して 自分の力不足だと反省している姿は新鮮(過去だけど)。 ・「サヨナラのセオリー」でYANAさんが見失ってしまい、 叩けなくなる。三浦さんと福間さんが助けに出るも戻れず、 ケラさんはAメロ歌った後に「がんばれー!」。 演奏後、ドラマーがクリックを聞き損ねてしまった時の 辛い心情を表現した曲(アレンジ?)だとフォロー。優しい。 ・「サヨナラのセオリー」はセカチュー効果か何かで、 企画会議の場でプロデューサーがどんな作品でも 登場人物の誰かを死なせようとするのを憂えていた時に作った曲。 ♪そんなに泣きたきゃ あの世で泣け この世のジャマをするな ・FLOPPYがライブのラストに「パイク」を持って来た事について 触れた後、最近クリント・イーストウッドが同じタイトルを付けて 紛らわしいが、「『チェンジリング』って映画のエンディングに 巻上公一さんのバージョンが使われてるんだよね。 俺の『罪とか罰とか』のエンディングは変な曲使われちゃってさ。 アキ・カウリスマキの映画で♪ゆ~きの降るまちを~ って流れるんだけど、そのシーン夏なんだよ(笑)。 雰囲気で使っちゃったんだろうね。シンセサイザーズもさ、 映画のエンディングに使ってもらうのいいんじゃない? 「そのテはないよ」とか、 クリント・イーストウッドの重厚な人間ドラマの最後に 手、手、手、手」。 ・ロング・バケーションでもやっていた「俗界探検隊」を演奏する前。 「『ロング・バケーション』はSMAPの木村拓哉くん主演のドラマで、 直接許可を取りに来たんで、使わせてあげました。 僕らは大瀧詠一さんのアルバムからパクりました」。 木村くんの話はウソ丸出しだけど、同じくフジのドラマ 『学校へ行こう』も有頂天の曲タイトルだったりして、 着眼点をパクられた、のかも。 ・前作リリースから何年経ったか忘れているケラさんと三浦さん。 「2~3年経ってる?作ってないね! 曲なんかいくらだって作れるよ(客:おお~)。 小学生の時さ、先生に特技は何か聞かれて ‘新しいものを作ることです’って答えたらすごく嫌な顔された。 それでどういう新しいものか聞かれたから‘なんでも’って答えた」。 レコーディングはフラッとスタジオに立ち寄って 出来るものではないけれど、「前と同じ曲だったらすぐだよ」。 ・「トークショーの合間に曲をやります。 チケット代の内FLOPPYが1800円、俺達が2000円。 トークが2000円ですから、曲はタダです」に三浦さんが 「トークよりFLOPPYのライブが安いって納得行かないよな(笑)」。 ・「今日みたいなライブはジョイントライブって言ってたんだけど、 今はツーマンって言うの?ツーマンじゃないよ、ジョイントだよ。 ドラマーがFLOPPYで叩いたんだからさ」。 2回目で最後のアンコールは FLOPPYの二人を呼んで「ホワイトソング」を。 戸田さんはステージ衣装のまま、ショルキーを提げて登場。 ボーダーのポロシャツにデニムで出て来た小林さんには ファン達が(驚きで?)大きく揺れていた。 演奏後、ケラさんが小林さんに握手を求めたのを見て ニューウェーブよ永遠にって感じがした。 夏フェスに出たいけど誰も呼んでくれない。 呼んでくれてもスケジュールが空いてない。 毎日でも歌いたいけど時間が無い。 と、少し悔しそう。 ケラさんの歌はシンセで聴きたいな。 福間さんはキーボードの目立つフレーズやソロで 音(量だか色だか)が弱く、控えめな感じがして物足りなかった。 贅沢なリクエストだけど。 新譜&次回に期待。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|