![]() 週二日のレッスンでも16年続けていれば 「背中に板が入ってるみたい」 「バレエか何かやってます?」 「やっぱり立ち居振る舞いに出るね」 といった言葉をいただくまでになり、嬉しい。 しかし、ホテホテ歩いてても背筋が伸びてるのは 最早クセの領域。 実力を思うとハッタリかましてるようで恥ずかしい。 レッスンは1時間。バーレッスンから始まる。 <詫:バレエ用語他の説明省略> プリエ、タンジュ、フォンデュ、パッセ、グランバットマンと、 徐々にダイナミックに動かしていく。 終えたらスプリッツ、そしてジャンプ。 バーから離れてのセンターは ポールドブラ、タンジュ、アダージョのいずれかから。 その後、パドブレ、アラベスク、ジャンプ、グランワルツ、 ピケとシェネetc…で舞台の使い方、 体の向き(=見せ方)などを学ぶ。 私が始めた頃とは先生も代わり、すごく緩やかになったけれど、 それでもハード。毎回体重500gは減る。 運動不足解消ならジムでもいいのに、 なんだってバレエを選んだのか。 それは元々の柔軟性を活かせるのと仕上がりの美しさ、 クラシック音楽、ピアノ演奏といった理由から。 キツイばかりでなく、癒される。 いくら先生に「一番出て欲しい人」と言われても、発表会には出ない。 第一にお金。最低8万は出さないといけない。 全員参加が基本でも、経済面では無理矢理通っている訳で。 第二に性格。キャリアだけは長いから、 群舞だとしてもセンターに立たされそうで怖い。 普段のレッスンでさえ、いつも先頭さんやっててストレスいっぱい。 後から入った上手な方に任せたくともプライド尊重(?)のバレエ界、 それは許してくれなさそう。 負けず嫌いな性格だったらバネに出来るのに。 本来は人様の目を楽しませるバレエを 自己満足に使うなんざ罰当たりもいいとこ。 だけど私の縮こまった性格を解放させるのにとても合っていて。 お世辞に乗せられつつ(笑)、続けられる限りは精進精進。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|