![]() 吉野朔実『記憶の技法』 あまりにも強烈な記憶は生を守る為に脳が忘れさせるという。 私にも少しばかり覚えがあるので、共感を抱きながら読んだ。 思い出すのはその記憶に克つ強さを持った時かな? やはりマンガ、救い手が現われるわけだけど、 痛みをひとりで抱える事の辛さ、 それを理解してくれる存在のありがたさ、わかる気がする。 前回の雑記での‘割に合わない’話。 痛みをわかって欲しいと私に寄りかかる、けれども、 逆に寄りかかられたくはないと突き放す。 私の痛みは相手に重過ぎたのだろうか? 背負ってくれと頼まれたように思ったのだろうか? 大切に思っていた人達の苦しみと自分の苦しみと、 倍悩まなければならないと思い込んでいたあの頃、 今は後悔だけが残っている。 問題は解決しなければいけないわけではないのだ。 こういった記憶は学びへと変えていきたい。 ちなみに吉野さんの描く眉、私のと近い。 太かぞ〜(九州の血?/笑)。 今市子『いとこ同士』 同人誌の作品だそうで、だからと云ってはなんだけど、同性愛もの。 あんまり特別に考えないせいか、 「マンガにするほどのものか?」なんて。 いわゆるマイノリティとしての罪悪感とか被害者意識とか 理解するには、厳しい倫理観がないと難しい。 でも私しっかりしてないしね、そこらへん。 ナルシストは性の対象が他者に向き辛いのよ(笑) 山岸凉子『テレプシコーラ・3』 バレエを習ってると倍おもしろいんじゃないかな。 そしてありがちなイジワル。 昔はトゥシューズに画鋲だったけど、今は滑る床ですか。ひぇ〜(怖) 立つ前に怖くてひざ伸ばせない子とかいるし、 ホントにねぇ、一度滑っただけでも怖くなって立てなくなるから。 私の場合は足首が柔らか過ぎてクキッと行きそうで危ない(笑) でもアティテュードにしてもアラベスクにしても、 軸足を信用しない事には美しく立つ事ができない。ハ〜、厳し。 その前に痩せないと! 風邪引いて動けない上に、食べないと治らないってんで、 いつも以上に食う。 こんなんじゃ痩せるわけない。 あ〜あ、1kg増えただけでも軸が変わっちゃうのに…。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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