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CD


『トリズム』

自作自演・・鳥肌実 ベース・・山本カツタカ
(総収録時間・・三十分二十九秒)
一、俺のテーマ 二、鳥肌実中将 三、貧乏不遇欲情空腹 
四、健太と私「オオクワガタ」 五、みなごろし
六、トラヴィダ語 七、夏江 八、ポン中音頭 
九、エキノコックス 十、健太と私「敬語でSEX」
十一、サムライスピリット 
十二、小鳥のさえずり(1998年@渋谷サイクロン)

紹介&感想:新ネタは四本(一、二、九、十二)。
他は過去の作品からピックアップ。
のっけからカバー曲を
「俺のテーマ」と云い切る図々しさに早くも完敗。
「鳥肌実中将」の泣ける勇ましさ、
「エキノコックス」の繊細な描写。
聴き進めて思い浮かぶのはどん底で笑うしかない状況。
なんだか‘nothing to lose~失うものは何もない’的
ロックすら感じられて来る。
ひたすらグチを聞かされるラストの「小鳥のさえずり」は
ライブ音源だろうか?
ブックレットに日付と場所が記載されているが、
観客の声は入っていない。


『鳥肌黙示録』(2004年廃盤*)

(総収録時間・・三十三分二十秒)
サムライスピリット 貧乏不遇欲情空腹 自己紹介 動物の唄 
ガイセン 僕の夢 レイプ数え唄 ポン中音頭 スピーチ 
みなごろし 夏江 教練 トラヴィダ語 健太と私 アカペラ

紹介&感想:前二作品からのベストアルバム。
新録、リミックス、リマスター。
音質はさらに上がり、
特にヴォーカルパートに力が入っている。当たり前か。
作品の質も、ますます無意味さを前面に押し出すような
アレンジが加えられている。
例えば、2002年8月頃の公演で出囃子に使われていた
「貧乏不遇欲情空腹」はミニマル、トランス、
声明などが混在しているようなミックスだが、
全くもって高揚感に至らない。
*アナログ盤は販売中です。

以下の二作品は廃盤となっております。


『鳥肌黙示録』(2006年現在再販)

自作自演・・鳥肌実 音楽監修・・山本カツタカ 
(総収録時間・・二十五分十六秒)
一、 ア、カペラ  二、廃人演説 三、貧乏不遇欲情空腹 
四、動物の唄 五、ガイセン活動  六、僕の夢 
七、レイプ数え唄 八、欲情のかませ犬 九、スピーチ 
十、教練  十一、ビフテキ(協力・・ガス林) 
十二、 ア、カペラ


『鳥肌実』

自作自演 鳥肌実 (総収録時間・・二十五分三十三秒)
一、サムライスピリット 二、終章 三、自己紹介 
四、MINAGOROSI 五、健太と私 其の一
六、トラヴィダ語 七、夏江 
八、悪魔巣取金愚(作 休みの国) 九、小鳥のさえずり 
十、健太と私 其の二 十一、ポン中音頭

紹介&感想:お笑いのカテゴリに入れるとすれば
『ビフテキ』(コント)くらいで、多くは愚痴と独白である。
こんなものを延々と一方的に聞かされたら
普通は腹が立つのだが、面白い。
カバー曲も収録。音楽好きなら
呆気に取られるであろうチョイス&アレンジに注目。
軍装妄想芸人としての選曲と思われる『悪魔巣取金愚』は
とにかく歌詞が強力。

***

DVD/VIDEO


(↑DVDのパッケージ。タイトル部分は金文字です)
『玉と砕けよ!』(総収録時間・・約四十五分)

街中(主に原宿)で展開される廃人ぶり、
周囲との隔絶した存在感はさすが。
結構踊る。「マハラジャ」でならしたヴォーギング、手旗信号。
開戦記念日に靖国神社ではしゃぐ姿。
女性に説教して居るかと思えば求婚。
他、路上での演説など、玉砕け精神を具現化した作品。脱力。

*ビデオは改訂版、DVDは新たに編集されたようです。

***

パンフレット


『神風』(2000年発売/完売)

軍装・玉砕スーツ・ヤクザ・ヤンキーと、衣装に負けてません。
街宣活動の様子も有り。アクの強い、優れた写真の数々。


『トリズム』(2001年発売)

これまでの活動の集大成といった趣き。
歴々のチラシやCDブックレットに使用された写真、
‘野音でのペンギン立ち’などの「鳥肌イズム」。
どれもすてきなアングルで、その全てに打ち勝つ
鳥肌氏の負けず嫌いなルックスが小憎らしい。


『鳥肌実』(裏表紙/2002年発売)

オールカラー。芸風に沿ったコスプレのような、
本気のような(笑)、矛盾した表現だけども、
どちらともつかない境界線の甘さが際立つ写真群が、
どうしようもなく可笑しい。


『遅咲きの狂い咲き』(2003年発売)

NYはシェラトンホテルで撮影されたバカバカしい写真と、
桜を背景に憂いを帯びた表情で魅惑する、
二律背反な倒錯の極み。


『戰ふ最前線』(2004年発売)

軍装妄想芸人としての姿が全頁で展開される。
ある意味、戦争を知らない世代の無邪気で残酷な遊戯。



(2005年発売)
全モノクロ。多くはオンステージのものだが、
オフステージも引けをとらぬ凄まじさ。
唯一無二なる廃人はボウリング場、
ファストフード店でも愉快に空間を歪ませてくれる。
髪に櫛を通すだけでも絵になるこの男に明日はない。
(いえ、長生きして下さい)

***

写真集


『廃人玉砕』 (発行所:青林堂

カッコ良さを追求するほうがよっぽどダサイんだよ!
キレイな人がキレイに写真撮ってもキレイなだけ。
笑えてなんぼ。
私のお気に入りは「上京」。
このタイトルでなぜ一升瓶持って寄り目なのか(笑)。
終始、深読みしたくなるバカな写真に直筆の一言ネタ付き。
生まれて初めて買った写真集がコレか…。自慢の一冊!

***

その他



上掲の男前爆発『絵葉書集』の他、
皇紀二六六四年版『突撃カレンダー』、『竹槍キーホルダー』、
『小心ピアス』、『鳩胸ピン』、『悶々香』など、
ネーミングセンス光るグッズは演説会場、
または公式HPにて購入可能です。
過去、通販をご利用の方に
サイン入り生写真(↓一例)をプレゼントしていました。



現在は特製ポストカードです。この機会にぜひ。
*CD、VIDEO/DVDは大型店
(HMVやタワレコなど)でも扱われています。

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