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著作物の電子化が進む現在、
法の整備が間に合わず、違法アップロードへの取り締まりが
ユルユルなようだ。

著作者の権利を無視してでも、
タダで手に入れたい人の役に立って感謝されたい、
情報を共有して一緒に楽しみたいとの動機から
違法アップロードに手を染めるのだとして、
その心理が生まれる背景には何があるのだろう。

という分析はさておき、CDが売れなくなった理由は、
よく言われる「楽曲の質が落ちた」「買わなくてもタダで聴ける」
以外に、「データだけでいい」もあると思う。

音楽をしっかりした形で所有しておきたい人は
ジャケットワークなども含め、CDに価値を見て
買い続けるだろうけど、
作者に思い入れなど無く、気に入った曲のデータを買えば
(あるいは盗んで)十分に楽しめる人に取っては
現在のようなデータ配信が合っているのだ。

音楽でも小説でも、短時間で楽しめる作品を好む層が
表に出て来ただけなのかもしれない。

夏フェスの客入りが良く無かった、とのニュースには、
今年は各地で開催し過ぎの感があり、
供給側のリサーチが甘いんじゃないかと思った。

CDを売る為にタイアップ!とか頑張ってるけど、
CMの為に作られた曲の方が話題になってる気がする。

色々と通用しなくなってるんだよ。
媒体が進化・増加してるんだから。
で、どこを突けば人の気を引くか読めた人が成功する。

CDが売れなくなったなら
データ配信でのチャートを採用すればいいのに、
どうしてやらないんだろう。
音楽番組も視聴者投票システムを復帰させたらいい。
「…誰!?」っていう音楽が、実は人気なのかもしれないよ。

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