![]() 同日の『妄想代理人』トークショーを秤にかけていた私だが、 トークの中心であろう『妄想…』に魅力がない。 加えて、おそらく小西さんのライブを東京で観る事は叶わない。 お財布とのにらめっこは不戦敗だが、考えに考えて大阪に軍配。 でも新幹線の乗り方知らない(笑) 「誰か面倒見てくれ」と冗談混じりにお願いしたら、 応えてくれるんだもの。 初対面の方も隔たりなく話してくれるし、 ご一緒した皆様、なんていい人達! 5月14日(金) NOON 『La nouvelle nuie de lune et les copains - 新しい月夜と仲間達 - 』 DJ:MINE&ZOE(SUB-CULTURE)、 YAMATEN et CHOUCHOU(VELVET MOON)、 YOHEI ×2、SATYA、SKB 到着は22時過ぎで、開演から1時間の遅れ。 SONOKOさんを逃し、TSUTSUMICHELさんの途中から。 見た目がまるきりミッシェル・ポルナレフ。 「シェリーにくちづけ」とか、メジャー曲しか知らないせいか、 風貌から曲から、完コピだったとは気付かず。 ブレイクタイムに入り、なべ2号さんとダラダラ。 テーブルに 海外盤の流通を妨げる法案が通らぬようにと訴えるチラシが。 ふたりで「こんなんじゃ潰れるね、レコード会社」などと話していると、 お店の方に署名をお願いされた。ロクに読まぬまま、 輸入盤を扱うお店にはさぞ痛手であろうと思い、用紙に記入した。 色々と話している内に男気バンドの演奏が始まる。 しかし、居座る。 Les Cappuccino これがモッズ系と云うんですね。衣装が60年代っぽい。 イベント初のアンコールもあって、人気者。 おくぞうさんに「後ろにざぜんさんいるのわかる?」、 「いや、わかんないけど、この騒音じゃ話出来ない」と 折角の親切に無碍な返事(性格悪!)。 目礼ながら、お姿は記憶。後でちゃんと話をしようと思う。 マキ凛花 フランスのキャバレーっぽい雰囲気。 ちょっとM・モンローのような、ハスキーなビブラートを効かせて歌う。好き♪ お客に振り付けて歌わせるとか、そういうのはいらないんだけど(笑)、 表で「どお?アタシ」なんて挑発的な色気を振り撒きながら、 裏でヒモに殴られてそうな不幸な感じがいい。 Unrecovered Smile Addict なかなか演奏を始めさせてくれないDJ。 メンバーは4−Dだけど、2004年は違う名前。 ‘リカバリ不可の微笑み中毒’とはどういう意味だ。 頭文字並べればUSA。 小西さんがMCで 「告知があります。大変良い気分(機嫌がいい、だったかも)です」と、 わざわざ発表する位にノリノリのご様子。そして業務連絡。 50枚ものβ版CD-Rを焼いて来たそうだが、なんせサポートなし。 再生したマシンが壊れても知らないとの事で、流行りの‘自己責任’か。 物販にはこのCD-Rの他に 50万の値が付いた手作り鉄骨機材も置かれ、 ステージでも使われていた。いい金属音。 演奏はもう、しょっぱなからカッコイイのなんの。腹に響く低音! とはいえ、一曲目から「音が止まりません」のトラブル発生。 ドラムの三島さんは「ドン!」と叩き終え、曲中ながらセットを直す。 バスドラだったから、足元からどんどん遠くなってったんだろうなあ。 以降は快調に疾走。全曲アップテンポで、歌もちょこちょこアリ。 心底、無理して大阪に来て良かったと思った。 シモーヌ深雪 DJがDAFやクラフトワークを流し、期待させる。 1曲目はマーク・アーモンド風にアレンジしたと言う。 2曲目はキュアーっぽく作ったそうで、確かに。 基本的にはシャンソンだけれども、井上陽水など、 良い曲はどんどんカバーしていくそうだ。 D・ボウイの「ジギー・スターダスト」では一部のお客が感激している。 リクエストでもしていたのか? 姿はドラァグ・クイーンだけにケバケバしい。 首から上が宝塚で、そっから下がD・ボウイかと思った。 結構な毒舌家らしく、某華道家の作品を「大した事ない」と一蹴。 面白そうな人だが、ミドルテンポが眠くてまぶたを開けてられなかった。 SOYUZ 本来の名前からProjectが抜けている。 次々とセットされる機材は一人分少なく、山口さんが不参加のようだ。なるほど。 演奏前にDJが「ソユーズ、ソユーズ」としつこく連呼、 福間さんが「なに」と答える(笑) 流れる「You may dream」では合わせてギターを弾き、助走段階。 今回のコーラスお姉さんは私好みのクールビューティ♪ 1曲目は、何だっけ?「SPRING ECHO」? 頭が変わってた気がする。 「KEIBA-KAV」、「CALLING FROM "AKIBA" STREET」、「SPINA」他。 「♪ココニサシテ〜」とかもう、痺れるねぇ。 MOMOさんの光る携帯パフォーマンスに意味はあるのか、 過去BBSで質問して無視された(笑)ので、 知らなくてもいいものとして見ているが、 日記や書き込み等と違い、ステージではとても大人しい。 MC無く、淡々と演奏。 これまで見たライブからするとテンション低め(*)。 私はブリブリに踊って燃焼。 *福間さんの日記によると、食事か何かが原因で メンバー全員絶不調だったそう。 彼らの体調と関係無くウハウハと踊る私…(笑) Los Tailors チラッと見たが、ロックっぽいので退散する。 DJが時にお客を「お前ら」と呼び、 虫けら扱いするのが非常に不愉快だった。 仲間内のイベントだからと遠慮がないのか、あるいは土地柄なのか。 盛り上げる努力をしないと責めてるのかもしれないけど、 間が悪いと寒々しい空気作っちゃうから。 もしかしてこういうイベントに参加してるような人間は虫けらだと、 自己嫌悪も含んでるのだろうか? (↑腹が立ち過ぎると分析して気を落ち着かせようとする性格です) 時間はまだ5時前。 居心地悪くて外に出たいが、どうにも踏み切れない。 ushiさんが小西さんとお話するのを眺めながら、 ざぜんさんがサッサとお暇してしまうのを見送りながら、 「これからどうする予定なんだろう…?」、 待っていられずなべさんに「出よう」。 ご一緒の皆様にお別れして脱出。 爽やかな空気に、福間さん言う所の「絶望的な朝」を迎える。 新幹線の始発は6時、時間を潰せる所を探して歩く。 ファーストキッチンで軽く食事。 ふたりでバンドやら音楽やら流通事情やら、色んな話。 7時過ぎに店を出、新幹線の切符の買い方を教えていただく (ふじまきさん、ushiさん、なべさんありがとう!)。 本当に世間知らずで恥ずかしい。でも覚えた。遠征カモン。 オール明けではあるが、元気だ。鼻声だが。 車中はずっと睡眠。家に着いたら即お風呂。 夕方のバレエレッスンの為に少し寝る。 起きて気付く。腹が筋肉痛だ。私は昨夜一体何をしたんだ? 小西さんのCD-Rを再生しようとトライ。 音源も入ってる風だが、ファイル名さえ出ず、読み込めない模様。 出囃子映像は再生出来ず、全くのジャンク(*2)。 1000円はこの不遇に払ったようなもの。泣きそうだ。 ushiさんからいただいた2曲入りデモCD-Rは万全。 1曲目はアンビエント、2曲目はメロディなしのリズムもの。 終盤は昨夜聴いたかも。 ん〜、素晴らしい。興奮が甦る。 *2 後日、ざぜんさんにアドバイスをいただいて再生可能に。 また、小西さんからも少しばかりの助け舟が出された。 販売されたファイルは縁側.jpでDL出来る模様(*3)。 では、感謝の気持ちを込めて、おやすみなさい。 *3 現在(2011年)リンク切れです。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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