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大槻義彦教授が
スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんの活動は
霊感商法に繋がるとして、真っ向から否定する本を発売したそう。
ラジオの取材では「一人に一人分の前世があるなら、
魂の数が足らなくなる」などと答え、
下調べの少ない反論に残念な気持ちになった。
江原さんの云う魂は数値で表されるものではないはず。
前世を一人だけとも言っていない。
たぶん(詳しくは知らない。スミマセン)。
江原さんの著作に付いているお守りに
「印刷しないで下さい」の注意書きを見つけ、
「本自体が印刷物じゃないか」と
突っ込んだのは納得しかけたけど(笑)、
そういう意味なのかな。
悪徳業者の二次使用を禁止したのかもしれないよ。

別に江原さん擁護をする気はない。
まるで自分を天使に見立てたコスプレ写真を使った
コンサートチラシや、書店の一角に似たような内容の著作本が
山積みになっているのを見て「うさんくさっ!」と思った。
でも、それを理由に全面否定するのは少々乱暴。
自分に無い能力だからと認めないのは狭視だと思うし。

以前テレビ番組で科学者及びオカルト否定論者に対し、
江原さんは「協力しますから、解明して下さい」と言っていた。
もし大槻さんがこれを‘科学への挑戦’と受け取るなら、
心理的に対立のカタチを取っている事になる。
平行線を辿るのが目に見えてる討論に
第三者は興味を持つだろうか?
私は持たない。

霊感商法に騙されないようにと警鐘を鳴らすならば、
本気で倒したいのならば、対象の理屈に乗って覆すべき。
礎を崩すくらいの決定打も無しに否定するのは
言いがかりに過ぎない。

不思議解明に努力する科学者の中には
恐怖心克服を兼ねてる人もいるかもしれない。
大槻さんのように
科学がアイデンティティになっちゃってるような人には特に脅威だろう。
だからこそ自分の理屈を離れて純粋に対象の究明をして欲しい。

今後、いわゆる‘霊能力’が誰にでも開発できる能力になれば
無闇に不安にかられるような事はなくなるんじゃないだろうか。

とか考えてる時に映画『X-MEN:ファイナルディシジョン』を観た。
あの男の子の存在理由は何だったんだろう…。
かつての友達と「戦え(殺せ)」と促すなど、
戦争肯定、戦地へと人を向かわせるシーンが多い。
最後は共存という道を示していたようだけど、
再び争いが起こるような終わらせ方だった。
異教徒や外国人をミュータントに置き換えてアメリカの現状を語り、
観客がどう受け止めて生かすかという狙いがあるのはわかる。
出来るなら作品の中で示して欲しかったなあ。
それが正しい答えだという事で無しにね。

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