![]() バレエ教室にて。 発表会は7月。 私が通い始めた頃は参加する生徒さんだけだったけれど、 今は不参加の生徒さんも同じ振付を覚えて踊る。 まだ数ヶ月しか習ってない方にも 「見ながらでいいから」と参加させる。 回数重ねて何となく踊れて行くのだから凄い。 4人ひと組での「ナポリターナ」(『白鳥の湖』)。 単純な振りでもフォーメーションが二度変わるので、 自然と各々、自分のポジションを決めて覚え易くする。 しかし毎回同じメンバーが揃う訳ではない。 人数が足らなくなったある日、初心者さんの為に いつも最後尾にいる私が先頭に立つ事になった。 すると「ワタシわからない〜」と、 もう一人の初心者さんに泣きつかれた。 そこでつい「アタシ一人で前も後ろも出来ません」と 半笑いで答えてしまった。 こういう時に出るSっ気に自覚を高めつつ(笑)、 私だって今までと左右逆に切り替えて踊るのだから、 ご勘弁願いたい。 結局は先生が間に入って助けて下さったのだけど。 初心者だから、 例えば「かかと上げなくていいですよ〜」 とか言ってもらってるのに、上げてしまうのは何なのだろう。 みんなと同じでないと不安? 心理状態がどうであれ、周りに合わせて 上達して行ってるのは見てて興味深い。 私はといえば、先生から許可が出るまで先の事はしなかった。 周りと同じように出来なくて当たり前、 無理したらケガすると思ったから。 慎重というか、単独でいられる勇気というか。 美容院にて。 「前髪は伸ばします」と伝えた。 担当の美容師さんはカットする段で 「前髪短いと若く見せられますよね。 私も伸ばしたいんですけどね〜、勇気無くて」とか仰るもんだから、 「それは少しでも若く見せたくて?」と聞いてみたら 「はい〜」との返事。 前回前髪パッツンにしたのは、切らないと ハイキングウォーキングのQちゃんになりそうだったから。 素人ゆえ、スーパーイリュージョンを期待されたら困るのだ。 コーラ一気飲みを断る勇気。 じゃなくて。 若作りしないのも勇気の一つになるんだね。 肉体は日々老いて行くもの。 それに逆らおうとするのも勇気じゃないのかな。 時間に挑む。勇ましいじゃないか。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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