![]() 翌二日目。 昨日はひとりだったけど、今日は違う。 ネットでお世話になっているミナミさんとの観覧だ。 会ったらすぐさま在宅オーディエンスの件で突っ込もう。 会場には20分程前に到着。 着席すると、スタッフが「いらっしゃいませ〜」と大きな声で迎える。 コンサート会場で「いらっしゃいませ」? どういうサービスなんだろう…? ヒマつぶしに読書。『鬼平犯科帳』。おもしろい! 没頭して隣のミナミさんに気づかない私。 体調が悪いそうで、「いい返しが出来ない」と、 まるで芸人さんのような事を言い、申し訳なさそうにしている。 それでも来場したのだから、ナイス根性。 見た目元気そう。いつもネットで気安くお話しているので、 普通にやいやい話しかけてしまった。 ま、自然に無言の時間は度々訪れるのだけれど(笑) 昨日の様子をサラッと報告、 「宅オのリスト、‘草の根活動家’って、笑いました」と褒める。 先に行われた大阪公演ではかなりのスピードで表示されたらしく、 さらに最前列(?)だったので確認しづらかったと言う。 そこで気になっていたギタースタンドについて質問。 平沢さんにしては珍しく、ハデだったのだ (後にローディー作成のものと判明)。 しかしながらチェックしていなかったようで、 悔しそう(笑/いい人だな!)。 はい、そんなこんなで開演。 やはり昨日のバッドエンドが効いたのか、 グッドエンドに向けて気合が入っているようだ。 私は周囲の選択にお任せ。声を出す事もなく、落ち着いた観賞。 昨日見かけなかったロボットは忙しなく、舞台を左右に移動している (後に誤作動でもしたのか、撤去される。 平沢さんが「何か起こった!?」という顔で見てた/笑)。 展開も印象も昨日とさして変わらず。 グッドエンドに導くにはやはり、 四つのしるしを探し出して共鳴台に乗せる事のようだ。 このポイント以外は、ゆったり音楽を楽しむとしよう。 ミナミさんからの情報によれば、 グッドに至る道に「ルクトゥン・オア・ダイ」は落ちていないそうだ。 これは残念。珍しく平沢さんがぶっ飛ぶ曲だというのに。 しるしはひとつ見つからず、諦めかけていた所へ、 ギリギリでゲット。場内は安堵と歓喜。 めでたく迎えたグッドエンディングは説教じみていたが、まぁ、良し。 蛮行(悪徳)の星に足らないものといや、美徳だからね。 スクリーンでひとつひとつ積まれていく徳に 涙を流しているお客さんがチラホラ。 う〜ん、疎外感(笑)。 いや、感動的なんだけれど、一緒に頑張ってないから。 終演を迎え、熱烈アンコール。 リカンベントで舞台をすい〜っと走って 感動的なエンディングを台無しにするとこなんか、 照れ隠し以外の何モノでもないな、と。 ボソボソと「何をやろうかと、スタッフと会議を開いておりました」 などと話していると、客席から「踊れるヤツ〜」と嬉しいヤジ。 ありがとう! 平沢さんもよくわかっているのか、 「ルクトゥン・オア・ダイ」と「ロタティオン」を演奏 (もうひと月以上前なので、連続で演奏したか忘れました)。 今回のインタラはすごく良く出来ていたと思う。 それだけに、従来のライブを見たくなった。 私には、ちょっと濃過ぎるのかもしれない。 カミカミの場内アナウンスに送られながら、アンケートを提出し、 ミナミさんとお食事へ。 私ときたら下調べを全くせず、 行き当たりばったりでお店を決める事に。 浜松町には牛丼屋くらいしかなく、 駅構内には回転寿司屋くらいしかなく。 お互いに肉を食わない仲なので、 「じゃあ上野に取りあえず」ってんで山手線に。 途上、こんな会話。 私:今日、珍しく鮭を食べたんです。すごい、喉が渇いちゃって。 ミナミさん:嫌塩家なんですね。 私:…ああ、そうですね(心中感動の嵐。 「なんて上手い事を言うんだ!落語家か!」)。 食事は結局、上野駅構内のイタリアンで簡単に済ませ、 「鳥肌公演で仙台行くかも」なんて調子のいい事を言いつつ、お別れ。 クゥ〜ン(犬) ミナミさんは「調子が悪い」と言いながら、 とんでもなく面白い返しをしてくれる♪ すっかり懐いてしまい、平沢音楽との出会いや 鳥肌実周辺の話など趣味の話に終始、アレコレと喋り倒す。 次回は映画や本の話などしようと目論むが、実現するだろうか。 お金貯めよ…(涙) ちょっと考え事。 インタラクティブ・ライブは回を重ねて、 双方向である事がわかりにくくなってきている。 初めて観賞する人間は不思議に思うだろう。 スクリーンでは選択が促されているのに、 なぜ選択に偏りがあるのか。なぜ統制されているのか。 … 元々、多数決で進められるインタラをどう盛り上げればいいのだろう? 少数派の不満を解消するには目的をひとつにしてしまう事だ。しかし。 ツアー初盤の大阪の観客は新鮮さを味わえるが、達成感が無い。 ツアー終盤の東京の観客は達成感を味わえるが、新鮮さが無い。 解決するにはDVDでの発売。 でもソフト発売で補完されるライブって…。 やっぱりインタラはマルチメディアだな。 どれを取っても満足させられる作品に仕上げるには、 まだまだだと思うけど。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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