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平沢進「BLUE LIMBO」発売記念ライブ
インタラクティブ・ライブ・ショウ2003『LIMBO-54』
5月4日(日)芝・メルパルクホール

ハ〜、何年ぶりかの平沢ライブ。GW中に忙しくなる仕事の為、
休みは3日、4日、5日だけ。ゆえに下調べなんかあったもんじゃない。
いや、時間は作れば出来るもの。
インタラはパターン化された感があり、飽きてしまったのだ。
また、ロクに調べずに参加したらどんな感じになるのかというのもあり。
とはいえ、アルバム自体がわかりやすいものだったし、
インタビューやインストアイベントだけでもかなりの情報量。
それ以上の情報は本当に‘遊び’。
インタラはエンタテイメントのマルチタスクであるからして、
ゲーム性は外せない。
ネットを介して生中継、物語に干渉するイベント、
クリアしていく達成感…。
私はもう、音楽をメインに楽しむ事にした。それでいい。
インタラはエンタテイメントのマルチタスクであるからして。

会場は薄暗く、BGMは『SOLAR RAY』。
配布されたガイドには‘「ルーク・サトワン」の創世記’と
‘DANCERの書’が記され、「お〜、大げさだね!」と感心する。
ネットと会場の共通課題である、四種類の‘しるし’は
タイ文字をもじったような形をしている。知恵の輪にも似ている。
今回は波、振動、共鳴、ダンサーなど、
物理学(特に素粒子系)に通じる人達がニヤリとする言葉が頻出、
人心を支える宗教的アプローチで平和を願い、
なんとも次元の高い物語である。
「私にどうしろって云うんだよ…」などと途方に暮れながらも、
開演を待つ。

突如として轟音が鳴り響く。
これが「ボワファイ」(人工的に起こされる爆発。地雷とか)か。
ノイズ好きの私、この轟音にときめいてしまった(笑)
スクリーンでは本物のヒラサワと、彼岸のヒラサワが対話をしている。
さらにもうひとりのヒラサワが存在する。ややこしい。
ここで可逆時計の登場。辺獄の星BLUE LIMBOを救うべく、
80分だけヒラサワを過去に戻すのだ。
観客は大きな声を上げて時計を動かす。すると、
ああ、左右のスピーカーから大音量でギターの音が(恍惚)。
一曲目は「狙撃手」。
アッ、赤い狙撃手が背後に!
「ヒラサワ〜!後ろ後ろ!」(ドリフか/笑)。
もう、この一曲だけで満足。
今日はバッドエンドを迎えても、落ち込まないでいられるだろう。

「我が心の鷲よ、月を奪うな」では、
ひょ〜んひゅ〜んと、なんともマヌケな音でアレンジ、
アメリカはボロクソだ。
そして「LOVE SONG」を持って来る辺りが、殺戮反対の感あり。
「インドラ」は初披露。超高音のパートが印象的。
額の縦スジは立っていただろうか。

ライブ中、ずっと感動してたのは声。
喫煙を止めたせいか、ものすごく奥行きが出て、
ファルセットがひっくり返る事もない。
屋内ゆえか、歌声(音)が客席に向かって飛んでくる。
私が欲しかったのはこれ、これなんだよ!と、降る音にジーン。
結局、しるしを二つ発見するも、内一つを失い、
重複僧侶の持つ共鳴台にはひとつしか乗せられず、
宇宙は本物のヒラサワで埋め尽くされ、窒息する運命を辿った。
しかし全く、悲壮感がない。
明日もまたこの会場で大掛かりな‘遊び’に付き合うのだ。
せっかくの連休なのに(笑)
物販ではLEDキーホルダー
(電池使用。ソーラー充電でないとこが惜しい)を購入。
カッコイイ。

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