忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


映画『ダークナイト』鑑賞。
英語教育を受けたからか、
時々字幕を読みながらオリジナルのセリフも頭に入って来て、
言い回しの違いなどに気付く。
ニーチェは「翻訳本は訳者の著作」と云った(たぶん)が、
映画も訳によって多少印象が変わるようだ。

dark knight→暗闇の騎士の対として使われていたのは
white knight→光の騎士。
英語と日本語とで若干ニュアンスが違う。
なぜwhiteだったのか。
物語中、暗に白人と黒人が対となり、闇をメインに描いているだけに
黒人(皮膚の色ではなく、闇に追いやられた人達を代表して、
の意味合いで)に見せ場
(「お前が10分前にするべきだった事をしてやろう」のシーンや
モーガン・フリーマンの演じた開発者の倫理観など、シビれた)が多く、
心の弱さによる裏切りや軽率で利己的な行動に出るのは
白人が多かった。
二分させて表現した所に矛盾があるかもしれないけど、
人種差別へのアンチテーゼを感じた。
闇夜と白夜とも掛けてるのか?なんてロジック追いながら。

ジョーカーがナース姿(なぜ女装/笑)で病院に現れたシーン。
まず「Let me introduce,I'm a gun.」と
弁護士に銃を渡して誘惑するのだが、
これ、訳では気にならない軽さだったけど、
英語だとすんごい憎ったらしい言い方。
その後、「I'm an angel of chaos.」と自らを紹介。
人間を試す為に降りた、神の使いだと言っている。
訳の「俺は混乱の使者だ」からも理解出来るけれど、
キリスト教徒でないから即ピン!とは来なかった。

架空の都市が舞台でありながら、
現在アメリカが抱えている虐待、銃、格差、
保険、上層部腐敗といった問題を取り上げるも、
けしてジョーカーに感情移入させず、
人間の持つ良心に期待したくなる、
または誇りたくなる作品に仕上げた作り手、ブラボー。

(英語の聞き取り間違いなどあるかと思いますが、お許し下さいませ)

***

「食費ゼロで砂糖をなめる日々」と、少し前にこの雑記で表現した。
正しくは塩だけども、血中の塩分濃度が上がると
頭痛がして来る体質だから。
とはいえ砂糖だって糖分過多。危ないっちゃ危ない。
今日、食料品を買わなくても何とか生きて行けてしまう
複合的事情の一つ、‘お裾分け’をいただいた。

「野菜しか食べないんで、嬉しいです」っつったら、
「エエーッ!」と尻餅つかんばかりに驚かれた。
はい、野菜だけってのはウソです。

拍手[0回]

PR

Comment
Comment Form
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment List

Trackback

Trackback URL :
Trackback List

597  - 598  - 599  - 601  - 602  - 603  - 605  - 606  - 607  - 608  - 609  - 
忍者ブログ | [PR]