![]() カマドウマがいたんですけど。特にどうこうすることなくほっといて。 ところがだんだん弱ってきた。寒さか飢えか。 もう外に出てってもらおう。と、玄関先まで追い詰めていた。父。 「なに?」「カマドウマ」 「つぶす?」「や、殺さない。外に出すだけ」 「凍え死にしちゃうぞ」「でも家の中にいても食べるものないよ」 結局外に追い出した。 寒さか飢えか。 いずれにしろ、カマドウマの生命力を信じる事にした。 生態を知らないからなんとも言えないけど、 屋内で飢え死にするよりはいいと思った。 生き物が弱って行くのを見たくないんだな、きっと。 可愛がっていた犬が弱って行く、私は何も出来ない。 そばにいて体をなでていただけ。 そんなこんなを思い出して、 愛するものに置いてかれる寂しさを克服できずにいる…。 う、カマドウマを愛していたのか…?(台無しのオチ) この頃はずっと鳥肌実さん。 CDとビデオが届いた。宛名に‘殿’と付ける徹底ぶり。 内容はえらく音楽的。ベースだけの「マイ・シャローナ」、 タイトル「MINAGOROSI」(笑) 「レッツ・ダンス」、歌声も似てておもしろかった。 タイトル「ポン中音頭」て。 口ずさみたくなる気持ちがよくわかる「トムズ・ダイナー」。 うん、アカペラだ。 芸人ではあるけど、ミュージシャンにも通じる表現。 歌うまいし。 さて、初めて見る人に対し、記憶に残す第1段階として、 これまでの記憶と関連させる作業がある。 ・初期米米クラブの石井竜也さんのような、 敬語のエロ&セクハラトーク。 ・平沢進さんの落語じみた、敬語の(右翼的)過激トーク。 ・大槻ケンヂさんのB級・C級の趣味・嗜好。 ・キレイな人だなぁ。あ、遠藤さん! など、私の中にあるエッセンスがずず、ずずいとお出まし。 割とポップを信用しているので、 ある程度世に出ないと触手を伸ばさない。 成長しない表現者には興味が湧かないのさ。 いらぬ記憶もよみがえった。 中学生の頃好きだった人は‘とりさん’て呼ばれてた。これホント。 あ、ふられました(笑)。これもホント。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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