![]() 22日(土)は渋谷タワレコ『STAGE ONE』にて、 平沢進ニューアルバム『BLUE LIMBO』発売イベント開催。 出発が少々遅れてドキドキしたけど、無事入場。 ドリンクそっちのけで『千年女優』を映しているモニター近くに立つ。 途中から見たので内容はサッパリ。ずっと走っている主人公。 ステージにケイオスの平野さんが現れ、ご挨拶。 そして平沢さんの登場。 久しぶりのご本人、つい笑顔で迎えてしまう(照) 服装は厚い生地 (ベロアだか変則コーデュロイだか、ちょい光り気味)の ジャケとパンツ。下半身は特に細身。 しかし痩せた!18時間ごとの食事をまだ続けているのだろうか。 と、早速プチハプニング。 座ろうとしたら椅子の座面が前方に傾斜、平野さんの椅子と換える。 座った平野さんの「あ、ホントだ」に笑う。 まずはアルバムの簡単な解説から。 (言葉など、正しく再現しておりません。ご了承下さい) ・『BLUE LIMBO』 「架空の惑星の名前です。 地獄とこの世の間のような場所に位置しています」 ・祖父なる風 「これはヒラサワらしい作風の、 大げさなものを一曲目に持って来るという… (いつもの事だ、という感じ)」 ・RIDE THE BLUE LIMBO まずはプロモを見てから、という事で観賞。 「あの乗り物は‘梵クラフト’といいます。 機体両側のヒラヒラしたものに般若心経が書かれていて、 そのパラドクスを動力に飛びます。 何か質問はありますか?」 お客さん「パラドクスとはなんですか?」 平沢さん「パラドクス…え?言葉の意味ですか?」 お客さん「いえ、般若心経のパラドクスとは…」 平沢さん「内容に見られるパラドクスです。無でありながら有であり…」 ・ツオルコフスキー・クレーターの無口な門 平野さん「アルバム封入のアンケートハガキに ご意見コーナーがあるんですが、この曲と 「サトワン暦8869年」に関する質問が 1、2を争うくらい多かったんです」 平沢さん「月の裏側に実在するクレーターの名前です」 ・CAMBODIAN LIMBO 渡カンボジアの話。 「スタッフにバレると止められるので、ネットが出来るように支度して、 あたかも日本に居るかのように、アリバイ作りをしました。 サンプリングされている歌声は、地雷で脚が吹っ飛ばされたり、 顔が吹っ飛ばされたりした人達が働けない為に楽器を演奏したり、 歌ったりしてお金をもらっているんですね。 そういった人達の歌声や売っているカセットから引用しました」 ・帆船108 「108といえば煩悩の数ですね」 ・狙撃手 「元のタイトルは‘赤い狙撃手’だったのですが、 赤という言葉から共産主義を連想されたりすると面倒なので、 2番目に黄色い狙撃手を持ってきたのですが、 それでは‘赤い黄色い狙撃手’と、 語呂の悪いタイトルになってしまうので、‘狙撃手’にしました。 狙撃する人の服は大抵黒だとか、 目立たない色だと思っていたのですが、 最近は赤い服の狙撃手をよく見かけるようになりました」 ・LIMBO-54 「LIMBOって(言葉の響きとして)放射性元素とか、 そんな感じしませんか? (同意を得られず忌々しげに/笑)私はそう感じるんですけど、 そこに数字を付けるとより物理的現象のように。 いくつにしようかと考えて108の半分、54がいいかな、と。 あっ、でも物質じゃないです」 ・HALO 「これはそのまま、光輪、光りの輪です。星の周囲に見える輪です」 ・高貴な城 この曲は現在も続いている、アメリカとその他の国による イラク攻撃に抗議する為始めた、無料配信で聴ける曲のひとつ。 アクセスは二万件を超えたらしい。 設置当日はなぜか、 海外のゲーム系のサイトからのアクセスが多かったという。 「アルバムのデザインも手がけた中井さ、中井くん(←言い直した)が 新たにバナーを提供してくれました」 と、こういう話で終わってしまい、曲自体には触れなかったような…(忘) ・サトワン暦8869年 「サトケンと思われてるようですが(笑)、 波・波動といった意味のタイ語です。 発音は少々違うのですが、サトワンです(サにアクセント)。 これは滅んでしまった民族の名前で、ルーク・サトワンと呼ばれる… (以降はインタラに関する話へ。お楽しみの為に伏せます)。 ちなみに現在はサトワン暦でいえば8888年です」 スペシャルゲストの登場。ロボットですけども。 センサーで得た情報を元に行動するロボ。 姿は頭部にセンサー、腹部にぱっくり開いたノートPC、 足元は台車といった風。 「漢字を覚えさせました」と、持ってきた紙には ‘見’‘来’‘挨拶’‘帰’と書かれ、 1メートルほど離れた所からセンサーに読み取らせ行動させるも、 なんともまったりとした空気が流れる。 「インタラで使おうと思っているのですが、 大阪で失敗したらもう使いません」 少なくとも、大阪のライブ1日目くらいは見られるようにするそうな。 ステージから袖に向かうよう見せた‘帰’にロボは「サヨナラ」と答え、 帰る方向を向かぬまま進み出す。が、袖に入る前に停止。 平野さんがもう一度挑むが、センサー5センチ前で見せた為、 「近過ぎます」と平沢さんに突っ込まれ、 「あっ、今度は行き過ぎる(笑)」など、ロボット相手に平和なひととき。 平沢さんを送り出した後、平野さんが諸々の告知をして終了。 出口付近にはインストアを行った方々の写真が飾られており、 私はしっかりと鳥肌中将をチェック! 山吹色のスーツが素敵だ…(惚) その後はタワレコ内を散策。 DVDフロアへ行き、中将出演のインリン作品を探すが、 「そういや発売まだじゃん」とJ-POPフロアを冷やかして帰宅。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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