![]() 10年くらい前、失恋した友達に「卓上の理論だ」と怒られた。 どっかの誰かの受け売りだと思われたのか、 経験の乏しさを指摘されたのか、わからない。 身勝手な相手を忘れたいのかと思って 気持ちの切り替え方を中心に答えていたつもりだったから、 グサリと来た言葉だった。 理屈って、そんなに役立たないものだろうか。 感情だけで恋愛しても上手く行かないんじゃないだろうか。 感情のぶつけ合いも結構なこと。お互いの地雷を探って 「なるほどねー」と分析し合うのも面白いではないか。 正解が出なくても、筋道立てて考えて行けば 怒りの根源が相手に無かったと気付けるかもしれないよ。 恋愛観にズレがあるのは承知している。 下ネタに抵抗無いくせに、異性に対して 性的な関心を持ちづらいのも長年の疑問だ。 これまでを振り返ると、嫌な記憶が圧倒的に多い。 それを克服する出来事を呼び寄せる力も足りない。 変える気もない、変わる気もしない。 絶望精神の下、占星術に向かった。 (以降は占いの結果と感想を加えてるだけなので、 関心の無い方はここで踵を返して下さいませ) PR ![]() 2011年8月25日(木)本多劇場 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演:古田新太、八嶋智人、犬山イヌコ、大倉孝二、 入江雅人、八十田勇一、平岩紙、山西惇、 山路和弘 ケラさんのインタビュー等で、 『犯さん哉』とは別のコメディを目指すつもりでいた所に 東日本大震災が発生し、構想を変えたと知った。 今は前作の世紀末観(感)が現実に起こったような状況、 続編という見方も出来るかもしれない。 中心に据えられているのは原発事故。 犬山さん演じるアルジャーノンを登場させたのは あの曲を使う為(だけではないけど)だろう。 と、時事を取り上げていても、主張や思想を挟む野暮は無い。 一応のスジを辿りつつも 矢継ぎ早に繰り出されるナンセンスギャグ。 その構成は政府が国民に見せている無責任なファンタジーを 皮肉っているようにも思えたが、あまり深く考えても。 観てる間は笑い通しで、余計な思考ノイズなど入らなかった。 没頭したからか、終演後しばらくは作品の世界から出られず、 現実との関連性を見出しては、その巧緻に唸っていた。 (以降、ネタバレに近いので、構わない方は「続き」へ) ![]() 小学生の頃、アンニュイさや可憐さが好きで シングルやアルバムを買っていた。 「飾りじゃないのよ涙は」あたりから ‘強がりばかりの弱い女’路線に飽きてしまい、 熱心さは薄れたが、それでも時に凄い曲を歌い切ってくれる 素晴らしい歌手として気に留めている。 曲の描きたがってる世界を緻密に表出させる巫女的な歌い手。 この動画を見ると必ず泣いてしまう。 中森明菜『難破船』 歌は約3分後から。なんという清らかな涙だろうか。 この頃には既にボーカルの音量を小さくしてるんだな、 ちょっと演歌っぽい濃さのある詞だな、 とか考えながら見てるのに涙ぐんでしまう。 辛い恋などした覚えは無いのに、それでも感情を引き出される。 丁寧にトークから上げて下さっているので、少し触れる。 引っかかったのは、楽曲提供した加藤登紀子さんが 「たかが恋なんて、という歌い出しが明菜ちゃんに合ってる」と 話した時に、「いえいえそんな」みたいな反応。 デビュー時からポスト百恵ちゃん的な歌が多く、 それによって誤解される向きもあっただろう事は 容易に想像出来る。 彼女がどういう意味で否定したのかはわからないけれど、 もし、言葉通りに「たかが恋」と軽く扱う強さがあると 加藤さんに誤解されていると感じての反応なら、 ‘本当の自分’、あるいは‘歌いたい歌’との乖離に 苦しんでいたのではないだろうか。 こちらのご意見を読むと、確かに合ってると思える。 『まこりんのわがままなご意見』 index→歌謡曲の砦→中森明菜を追いかけて(シングル「難破船」) ルックス、衣装、ダンスといったビジュアル面も好きだった。 曲の持つ世界を完璧に表現したい気持ちが伝わって来る。 中森明菜『TANGO NOIR』 美しい。ウットリ。 ※どちらの動画も削除されました。すみません。 元々は『夜のヒットスタジオ』でのパフォーマンスなので、 DVDボックスセットを購入するなどすれば、視聴可能です。 (記:20110925) ![]() 秒刊SUNDAY『ありえないほど「メタボな亀」が中国で発見される』 亀に太る印象無かった。 ここまで伸びきるか、あのシワシワな皮膚が。 環境ホルモンが影響してるとか? 体調悪くしてませんように。 寓話や絵画に描かれる亀は落ち着いた風情だが、 実際はアクティブである。 小さい頃、お祭りで買ってもらったミドリガメ(アカミミガメ?)。 ひと月も経たずにケースから逃亡し、消息を絶った。 しばらくのち、母から 「テレビの後ろでカラッカラになってた」との報告を受けた。 見つけてすぐ「穴掘って埋めた」のは私にショックを与えない為と。 行方不明のままにしといても良かったんじゃないか? そんな私は、友達から「飼っていたリス(オス)に 一匹だけじゃ寂しいだろうとメスを買って与えたら、翌日、オスが 首だけになっていた」という話を聞いて大爆笑した酷い小学生だった。 リス獰猛。 今、週に4回ほど母のお手伝いで犬の散歩をしている。 この犬(柴犬)、ペットボトルが大好きで、 見付けたら離さない。口から血が出るまで噛みしだく。 舗装されていない土手や田んぼのあぜ道を歩いていると ちょいちょいペットボトルが落ちている。 それをいちいち拾って歩くほどのエコ人間ではない。 ただ、それを見付けた犬がすごい力で向かって行くので、 そういう意味で迷惑だ。 母は何度か引き倒されたらしい。 本能的な何かを呼ぶのだろうか、ペットボトル。 ここ何十年かの技術なのに。 ![]() これじゃ~掃除出来ないわ。 nanapi『散らからない部屋にするための整理術』 散らかる条件ビッタシだもの、私の部屋。 ホラ。 と、写真撮って見せたりはしないので 各自ご想像いただくとして。 乱雑ではなく積み上がってる雑誌、CD、DVD。 その山が点々とある。 これらは収納家具を買えば解決。 聴かないCD、読まない本・マンガは 売りに出そうとダンボールに入れてそのまま。 これは店に行く、または引き取りに来てもらう為の 勇気が必要。 バカみたいに大量のインナー、レッグウェアの類。 これはもう着倒す、はき倒す。 今年の秋冬は足を出すファッションに集中だ。 長期保存系食物は減らしてる最中。 自分の胃袋に「頑張れ!」。 捨てるの選択肢が無いんだよな。 「ある程度集まるまで」とか考えて放置。 解決法わかってるのに出来ない。 なるべく足さない。 これだけ。 「なるべく」っていうのがもう弱い。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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