![]() ここ数年は発売に先行して ご親族、知人友人、社員の皆様方からの感想文を Twitterで伝えているが、 無関係の私が顔を赤くするような ポエミィな美辞麗句が並ぶ。 感激の果てに詩人と化すのは 身に覚えのある情緒言語変換だから 拒否反応は出ないが 「平沢さんはどんな顔でどんな気持ちで 浴びた称賛の数々をTLに載せたのだろうか」と 想像してしまう。 発売前ゆえに該当曲から遠ざかる 抽象的かつ詩的表現では購入意欲が湧くはずも無く (特に身内の感想は気遣いの山盛り)、 人によっちゃ嫉妬を呼ぶ「おあずけ」に 何の効果を狙っているのか疑問だ。 せっかくの感想文も、忘れちゃうんだよね。 どの曲へのものだったかの答え合わせ出来ない。 お披露目するなら発売直後にして 「誰々様ご推薦の」で興味を持ちたいわ。 核P-MODELアルバム「回=回」ダイジェスト試聴 「TRAVELATOR」以外ピンと来なくて もしやハズレか?と身構える。 核P-MODELアルバム「回=回」02.遮眼大師 解凍期の「アトムシベリア」と「暗黒πドゥアイ」が 同居してる。この性急さにはゾクゾクさせられる。 遊び心ある詞も良いな。 ちょっと期待感出て来た。 ライブの生配信でフルサイズの新曲たちを聴いた。 ケイオス通販で注文したら翌日に届いた。驚き。 回=回:平沢さんのインスト好き。 このサーフギターは水銀の波が揺らめいてるみたい。 鉄製のトゲトゲしたブイが浮かんでる金属の海。 遮眼大師:巻き舌スタートで子守歌感吹き飛ばし。 回向の歌なのかなぁ? マントラを「撃て」って表現するのが とっても剛力。 TRAVELATOR:沢山のアイデアが詰め込まれてる。 ダイジェストの数秒でハッ!とさせられただけあるわ。 幽霊飛行機:イントロ面白い。 HUMAN-LE:必殺技出た。 こういう流麗な曲書かせたら右に出る者ナシ。 「亜呼吸ユリア」「ECHO-233」「PLANET-HOME」みたいな 少しテンポの落ちる曲はあまり好まないのだけど、 P-MODELならではの硬質な音、豊富なアイデアを 過不足無く組み立て、完全世界を出現させてるから 全くダレない。 何回も繰り返し聴ける。 傑作ですわ。 PR ![]() 奥には嗜虐タイプの 小児性愛者への恐怖がありそう。 BIGLOBEニュース 『絵本“萌え絵論争”に出版社苦慮 「子ども自身が飛びつく絵を」と発注、「なぜ萌え絵にしたのか」と問い合わせ多く』 ツイートが進むにつれ 表現が砕けて行くのが印象悪い。 いち企業の公式アカウントで こんな不遜な態度を取っていいものかね。 最低限敬語貫けよ。 怒りに任せた投稿だと疑われてしまうだろ。 一連のツイを投稿した目的は何だろうか。 論争を収めるためなら 「買ってね」で締めてはいけない。 重ねて該当商品販売サイトへのリンクを 掲載している(買わせたい気持ちが出ている)点から、 萌え絵を好む層にも売りたいがゆえの 下心を疑われる可能性もあるからだ。 例え白々しくも徹底して、子供向けであり、 選択は自由であると伝えていたらと思う。 「最高だろ(←断定)。 言う事無い(←断定)」からの 「買ってね(←親の教育方針無視?)」は 煽ってると取られてもおかしくない。 自信を持って、お楽しみいただける本だと 主張するのは必要な事だけど。 と、勝手な憶測交えてのスタッフ批判、 反応すんのそこ?って感じになってしまったけども、 「攻撃かわしたいなら他に言い方あったろ?」 と言いたかった。 自ら傷付きに行ってる感じなんだもの。 小さい頃に親しんだアニメや漫画作品を 大人になってから再び楽しむようになるまでは 許容出来ても、性的興奮の対象として、 ましてや凌辱する作品も流通している現状から、 本来は子供向けのはずが逆方向の連想 (子供を性対象として見る絵柄)をさせてしまい、 看過出来ないのかもしれないね。 他意の無い作家さんも問い詰められたりしてるのかな。 読者を選ばない絵柄なんて存在しないと思うよ。 ![]() 『世界は今日から君のもの』 たった一瞬の出来事が 何年も何十年も心に影を落とす、 あるいは光を放つ。 自分以外の誰かを軸にして生きている人は 実は少なくないのではないか。 生きるスピードは人それぞれ。 割とキツイ攻撃を受けているのに、 簡単には涙を見せない主人公の芯の強さ。 この作品は穏やかに自縄自縛からの解放を 段階を経て実現させた。 並外れた絵の才能の持ち主だから一歩踏み出せたのだと、 同様の境遇にいる人達からの共感は薄いかもしれない。 けれど、飛び抜けた能力のある人だけが この世界で生きている訳ではないからさ。 何を捨てて何を抱えるか、しっかり考えたいね。 と、物語は良かっただけに、 度々自主制作かと疑うような場面が散見されるのが残念。 門脇さんとマキタさん以外の 出演者の演技はあれで正解なのだろうか。 『無限の住人』 定評ある魅力的な役者を次々登場させながら 名シーンといえるカットが全く無い。 説明台詞では補いきれない、乏しい心理描写。 何がどうしてそうなった?の連続。 ふわっとした人物像をもとにして相関図を 頭で組みながら観るのは結構な負担である。 例によって原作未読だが、 こんなに雑な作りではないはずだ。 無理に詰め込んで、 結果的に木村くんがカッコイイだけの作品に なってしまったように思える。 片目であれほどの殺陣を見せてくれただけに惜しい。 傷を治す蟲を仕込まれたのに 目が潰れたままなのは何故だ。 この疑問で早くも躓いた。 矛盾や飛躍が気にならない作風まだしも、 トーンがダークで物語がシリアスだから 観方に迷いが出る。 映画ではなくドラマ化し、 丁寧に一話一話制作すれば新たな時代劇として 楽しめたのではないか。 いくら時短のご時世とはいえ、 じっくり楽しむ作品があったっていいじゃないか。 ![]() スポニチアネックス 『ダイアモンド☆ユカイ ドタキャン謝罪の沢田研二を「あんな正直に語れる人は素敵」』 さいたまスーパーアリーナ公演、当日に中止。 ちょっとした騒ぎになったみたいで。 思い上がりだと批難してる人達は ジュリーの事をよく知らないのだろう。 それに、契約というものを軽く考え過ぎだ。 イベンターは7000人も入ればと甘く見たのだろうが、 人数ではなく占有率で考えないといけない。 私がもしその場にいたとしても、 「そりゃ会場デカ過ぎだもんね」っつって、 納得して帰ったと思うよ。 昔はテレ玉でツアーのCM流れてたけど、 今回はあったんだろうか。 週に何回かは合わせる局だけど、見なかった。 告知が足りてなかったんじゃないか? これで武道館もあるんでしょ? どういう算段なの。 「遠くから来た人たちもいるのに」って、 そもそも全国ツアーだから、最寄りの会場に行けばいいの。 澤會(FCみたいな機関。無料)ではチケ申し込みのお知らせ内に 会場付近に住んでいる人を優先するとか、 いつも同じ人が最前列を独占しないように配慮するとか、 そういった注意事項がある。 避けようのない理由で 埼玉まで出かけた方々は気の毒ではあるけれど、 首都圏だからとか、大きな会場だからとかで 盛り上がりに大きな差が出たりはしない。 内容同じだし。 偏りが出ることを嫌う性格なのだと思うよ。 X JAPANは天候不良で中止になった公演を 観客ゼロのまま敢行した。 神対応だと絶賛された。 元々生中継の予定だったのかは知らないが、 (有料の)WOWOW他での放送が無かったら、 その決断は為されただろうか。 放送を観ている人達に向けて しっかり演奏してはいたけれど、 人の入っていない会場では 音がスーッと向かい側の壁にぶつかるだけ。 ライブ空間においては、 物理的にも観客は重要な役割を担っているのだ。 「空席が目立つ場では歌う気にならない」って理由で 中止にしてもいいと思うけどな。 そういう条件で交わされた契約なのだし。 何というか、 お客様の言いなりにならない姿勢は好感が持てるのよね。 批判を恐れるあまりに軸がブレる人って 信用ならないもの。 7000人も来てくれたんだから歌えって、 そんな簡単なものかしら。 歌うのって大した労力だと思うけれど、 そう感じない人が多いのかな。 ライブ後は数キロ体重が減ってしまう人もいるというのに。 老いたから頑固になったんじゃなく、 元から信念を貫く強い意志の持ち主であるというだけ。 嘘は無いし、ごまかしも無い。 そういう人だからこそ歌える歌がある。 他の誰かと比べても意味は無い。 ![]() WEZZY 『新しい地図はジャニーズ事務所の圧力を逃れて成功、草なぎ剛「自分の選択間違っていなかった」』 SMAP解散後、ジャニーズ事務所を退所した3人が 『新しい地図』なるプロジェクトをスタートさせ、 AbemaTVで72時間もの生配信を行うという。 注目度の高い番組は会員限定・有料と囲い込むのが商売、 しかし数多く観てもらう事が第一目的に変化したのか、 無料開放。しっかり視聴した。 3つの大きな箱から各人が現れた。 箱の内側の壁の色は SMAPでのそれぞれのイメージカラーだった。 バンド等で解散・脱退・ソロ移行後は 活動をほぼ不可逆なほど変えて行くことが多く、 それまでのファンを納得させたり、 させなかったりする。 これは結構な賭けで、おおよそ成功しない。 ブレイクはあらゆる条件が揃った上で発生し、 継続も難しい。それを長年培うのは大仕事。 SMAPの場合は所属事務所内でのトラブルに巻き込まれ、 各メンバーの意志と無関係に騒動の責任を取らされた。 冠番組で謝罪させられた彼らの表情は その後を予感させるものだった。 木村くんを中心に据えたのは、 ずっと「キムタク」を演じ続けて来れた根性を見込んでのもので、 その通り、理不尽と知りながらも演じきったのだと思う。 これに視聴者は猛反発。 木村くんを事務所の犬と見なすのも自然であろう。 私には、例えブレーンが変わっても生き残れる自信があり、 SMAPの継続を望めばこそ腹を切ったように映った。 メンバー全員の心情を読んでいただろう中居くんは 胸を裂かれたような痛々しい表情を浮かべ、 吾郎ちゃんは無(読み取られるのを避ける意味で)、 草彅くんは心を痛めた先の放心、 慎吾くんは怒りと哀しみを抑えるかの如く 足元に力を込め、懸命に立っているようだった。 憶測の域を出ない記事では彼らの本意はつかめない。 活動再開番組のサブタイトルに「ホンネTV」と入れたり、 3人がそれぞれブログ、フェイスブック、 YouTubeというツールを活用するに至ったのは、 テレビ局からの締め出しを補う情報拡散能力を得るだけでなく、 「今、伝えたいこと」を実現するためでもあるのではないか。 本当に「ホンネ」であるかはわからない。 けれど、伝えたくない事は伝えなくてもいいと 信頼を持てる、新しい地図での意識変化。 これは不当な謝罪を強いた事務所との大きな違いだ。 72時間もの長丁場は、表立って触れられなかった 出来事の真相に切り込むシリアスなトークや 解散で失った『スマスマ』、『ぷっすま!』 『スマステ』『おじゃマップ』などの レギュラー番組を思い出させるコーナー含む バラエティに富んだ内容。 放送中に見逃しフォロー (直前のワンコーナーを編集して流す)して 場を離れても追って楽しめるように配慮するなど、 沢山の気遣いで溢れているのは ジャニーズ事務所の系譜と云える(内情は別にして、 礼儀作法も叩き込む優れたタレント養成所である事は事実)。 CM前・明けに流れたこの曲はSMAP感があり、 3人の柔和な歌声とマッチして好き。 小西康陽さん作。 お名前通りの陽射しを感じる仕上がり。 72(Music Video)~レコーディング風景ver.~ ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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