![]() こないだウチのBBSでお話したサントラの話題が。 今回は映画『千年女優』の場合。 やはり依頼者からの厚遇もあって タイトなスケジュールを乗り越えているようだ。 依頼側もなぁ、自分の作品に音楽が必要なのか、 平沢さん作で本当に合うのか、 道具にし切れないファンとしての欲に足を取られていないか、 まだ作品を観ていないのでなんだけど、履歴が履歴なもんで、 疑惑が沸いてしまう。 観た友達は平沢ファンだから音楽に気を取られるらしく、 知らずに観た方の感想は音楽に触れられる事は少なく(笑) 果たしてヒラサワはニーノ・ロータになれるのだろうか。 アニメとか、そういうジャンルに括られない作曲家になって欲しいなぁ。 注:アニメだから、という意味ではないです。オールラウンド。 新譜のインタビュー。 やっぱり矛盾してると思うなぁ。 『音楽産業廃棄物』でも聴かせた恨み節、 本人は「憎むほど暇じゃない」なんて答えてたけど、 憎んでないなら相手にもしないはずなんだよね。 なのにまだ排除された人間の存在価値をあぶり出そうとしている。 そもそも‘排除された’とはなんだ? 思い通りに物事が運ばないのは誰のせいなんだ? LIMBO(自転車)で金門橋を颯爽と渡る風景を美しく感じたなら、 人間的な些事(経済に振り回されて 戦争を始める某国への怒りとか)に囚われる事はないと思う。 もっと次元の高いとこから見下ろしてるんじゃなかったか? 天秤から降りたのではなかったか? どうも突き抜けられないもどかしさがあるのだけど、なんだろう? 会員カードはカッコ良いのだ。満足なのだ。 PR ![]() 鳥友に誘われて二度目の観賞。 「案内する」と大口叩きながら迷う体たらくに自己嫌悪の暇はなく、 会場へ。 新たに追加されたグッズを購入、前回よりも前の席に座り観賞。 上映前のイベントはももこさんのダンス・パフォーマンスから。 クラシック音楽にモダンのようなダンスで笑いも取る。 途中で音が切れて終了。 もうちょっと見たかったかな。 その後ジーコ監督の女囚サソリショー。 梶芽衣子になりきってカラオケ熱唱。 今回はJ・A・シーザー作曲、丸尾末広作詞の「少女椿」を聴いて感動。 いい唄だ〜。 プロジェクターにスイッチを入れ、ハンナ・バーベラショー。 主題歌に合わせてまたも熱唱。 「チキチキマシン猛レース」以降、 どんどんマニアックな作品をチョイス。 演技派詐欺師・大神源太が顧客から吸い上げた金で作った トンデモ映画の予告編、前半は黒沢明、後半は『マッドマックス』 『ダイハード』などのハリウッドテイストでプチUSJ。 ナレーションがよくCMなどで聞くあの声で、本格的。 でも何やってもゴルゴ松本だから。 志村けんのオチなしマジコントとは比べものにならないけど、 金があればそれ相応の出来になるんだな〜、と感心(しちゃダメ)。 ジーコ監督の次作『MARIE』の予告編に続き、 なにわ天閣作品『特攻伝説』。最高!爆笑! どう最高だったかは見た人にしかわからない(笑) パラパラまんが風アニメーション(鉄拳とかがやりそうな)、 拍手しちゃった。 色々楽しませていただいた後、 再編集版『魂のアソコ リローデッド』上映。 追加されたシーンはお墓参りのとこだろうか? 流れが自然なのでどこがどう変わったのか。 鳥肌さんのシーンは息を飲むほど画面が締まる。 やってる事は手品だったりヌンチャクだったりするんだけど。 スーパースターのジャージにサラサラヘア、 そしてサラリーマン眼鏡なのになぜ…。 さすがに別世界の住人、廃人宣言はダテじゃない。 現実感ないもんな〜。 男前にも程がある。 ストーリーは犠牲愛の昇華を見届ける、寂しくも哀しいもの。 次は‘レボリューションズ’。宇宙人でも来るのか? ![]() 視聴率46%だって。 宮崎駿作品は好きでもないのに観てしまう不思議な力がある。 好き嫌いとは関係なく、 説明ナシに優れている事がわかるからだろうか。 細部に嫌らしさを感じながらもね。 腕が何本も生えている事を殊更アピールさせる演出とか、 名前を奪われると自由が利かなくなる ‘陰陽師’という流行を取り入れたり、 ‘ハク’は河伯(字が違う)という、 中国の故事に由来してるのはまぁ、いいか。 ゴミでヘドロ化した神様が湯治に来るとか、 なんでも金で釣るカオナシは 誰がやっても同じ政治家とかひきこもりを思い出させ、 相変わらず現代社会を皮肉った教育的指導が見え隠れして、 嫌らしい。 でも観ちゃう(笑) それはもう、お湯があふれ出る水の勢いや流れ、 自然光の再現といった、キャラ先行で満足している昨今のアニメを 一掃する技術を見せ付けられるからかもしれない。 いや、よくわかんないけど。 オチはね、気に入らない。 あんな終わり方では「ゴミは捨てないように」の広告に過ぎず。 ![]() 何事も金で解決だよ、まったく。 3000円でこんなおもしろいCD買えちゃうなんて、幸せ過ぎ。 スケッチショウ『AUDIO SPONGE』 去年のWIREで話題になって、コンピを購入。 抜きん出て大人な音楽、アルバム発売を心待ちに。 なのに目先のイベントにお金を吸い取られ、なかなか聴けず。 聴いた方々はみな絶賛、納得の作品。うわ〜♪ なんとなく再生YMOの『テクノドン』を思い出すが、 音作りのキモみたいなものが共通しているからだろう。かな? グループ魂『RUN魂RUN』 このタイトルは映画『ラン・ローラ・ラン』から来てる? もうさぁ、同年代な上に何を面白がるかのツボがはまりまくりで 抱腹絶倒さぁ。 お正月のライブチケが取れなくて悲しかったけど、 これで慰めるからいいもん。 裏ジャケで破壊(=阿部サダヲ)がちゃんとスリッパ持ってる(笑) ホントいい音するよね、スリッパって。 シングルカットされた「竹内力」、人選がたまらんね。 一文字名前で出ています。 GO!GO!7188『虎の穴』 タイガーマスクかレインボーマンか。 「ひと夏の経験」をラジオで聴いて、気に入ったので買ってみた。 「妖怪人間ベム」はばちかぶりの勝ち。 「キューティーハニー」はエロ度が低い。 「心の旅」は有頂天の勝ち。 総じて五点中三点。 DVDも買った。 ヤプーズ『ヤプーズ計画 LIVE&CLIP+2』 さすがの記憶違い。 全身金粉で歌い踊るかと思っていた「バーバラ・セクサロイド」、 そうでもなかった。 「肉屋のように」「大天使のように」、 どのクリップも西洋の模倣に終わらない出来で「さすが」と思う。 ![]() 私が生まれた頃にはあったという映画館、 閉鎖されてから20年あまり。 最近やっとミニミニサイズのものが設立された。 ちょっと手作り感覚に引けて入れなかったが (インタビューされそうでイヤだった)、 観たいと思っていた『ピンポン』を上映、行くぞ、と。 音響の良さも売りなので、そういう点でも格好の演目なのだ。 しかしねぇ、何も雪の降った日に行かなくても。 雪国の人からすれば「まだ玄関見えてるじゃん」てなもんだけど、 関東圏は数センチの積雪で交通麻痺に陥る。 仕事は午前中で打ち切り。 母と約束はしていたけども、こんな雪の中、来ないかもしれな 来た(笑) 翌日は誕生日だし、『ピンポン』は明日で終わりだからと、 無理を押して来てくれた。 電話で問合せをして身支度をする。 靴底が滑らない靴なんかあるのか? 「ツルッパゲの頭を歩いてると思え。滑ったら火傷させるぞ」 と母のありがたいアドバイス。 場内は原作本や『凶気の桜』や各種チラシ、 観賞後に感想を書くノートなどが並べられている。 席は30席あるかどうか。でもすごく気を使った配置で好印象。 ただ、角度が角度なだけに眠ってしまいそうだ。 母は「どうする?ふたりだけだったら」と言いながら 水漏れする防寒サンダルから足を抜き、 前の座席にどっかりと両足を乗せた。口も悪けりゃ行儀も悪い。 さて、本編。 なんたって冒頭のシーンが気持ちいい。 橋の上から飛び降りるシーン。 このネタフリが後にどう生きてくるのか、ワクワク。 って、飛び降りを説得する警官役が松尾スズキさんだ。 こうしてナイスな脇役が次々と登場。 荒川良々さんの「おぅ、頼まれた」、真似したくなる。 お気に入りのARATAは思いっきり私のタイプな役柄だ。 寡黙、細身、色白、反社会的。すーてーきー♪ 他はいわゆるメジャー映画の金のかけどころ(=CG)に注目。 「ヒーロー見参!」、小学生の男のコが観る作品かな。おもしろかった。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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