忍者ブログ
平沢さんが楽曲の無料配信を開始。
http://www.s-hirasawa.com/nowar/
自分に出来る事はなんだろう?と考えた時に、
ある人は政府にメールを送り、
ある人は街に出てデモ行進をし、
ある人はシェルターを掘り、
ある人は今の生活を守り、
ある人は目を覆うのだろう。
私は日々の些事に取り紛れて、具体的な行動は起こしていない。
ケチはつけてるけども、それを政府に訴えるとして、
どう文章にしたらいいのか悩んでしまう。
戦争の中心にはいつも経済問題が絡んでいて、
「あなたの生活を守る為です」と返されると思うと、
なかなか一歩が出ない。
説得するには同じ世界の、同じ言葉を使わないと通じない。
子供の頃に感じた、大人と話が出来ないもどかしさのような。
人の意識を変えるのは取り引きという形を取らないと難しい。
だって、「人殺しはいけない」なんて事は大抵の人がわかってる事、
だけどそれを上回る‘人殺しの必要性’は
‘人類の存続’を目的にしているのだよ。
いつか攻撃するかもしれない国を縛り付ける為に脅しをかける、
武器とその使い手を攻撃するのは許される事なのかい?
だったら銃器を常時携帯できるアメリカなんか、真っ先に攻撃対象だ。
あ〜あ、どうしたらいいんだろうね?

FC専用サイト「ナスカ」では連日多くの書き込みで賑わっている。
中には「議論はやめて欲しい」という声もあるが、
議論は議論、諍いが起きているわけではない。
発言の自由を抑える事こそ、逆に諍いを発生させるもの。
画一化、没個性化の危うさを憂える前に、単純につまらなくなる。
読む人間としては、
色んな意見がないと「私みたいなのはダメか」と不安にもなるし。
専門用語飛び交う議論があったっていいし、
雑談みたいなのがあってもいい。
自分を心地よくさせるだけのBBSなんか、存在しないよ。
オフラインの世界と同じ。
誰もが自分の為に都合良く生きてくれてるわけではないのだから。

拍手[0回]

PR

『A.I.』を観た。
「ほら、凄いでしょ?」のCG技術は素直に「へ〜」と感心しとくとして。
これはどう解釈したらいい映画なの?
す〜ごい意地悪な感じがするんだけど。
私の観方が歪んでいるのか、誰もが利己的で絶望してる。
人間がロボットを「神をも畏れぬ」と排除したり、
人類が滅亡した後に
研究・調査している生命体が神様的達観で接するとこ等に
キリスト教的背景が見え隠れして、イヤラシイ感じもする。
なんというか、
人間のレベルでは「その程度」と云われてるようで不愉快。
熊のぬいぐるみも時々チャッキーに見えて怖かった。
これをキューブリックに捧げるというのは、どうなんだろ。
『2001年宇宙の旅』と対をなす作品かどうかは、神のみぞ知る?

『カタクリ家の幸福』を観た。
なんだよ、随分とグロイな〜と思ったら三池崇史監督だった。
物語は、リストラされて田舎に引越し、
ペンション経営するも客は来ず、やっと来たかと思ったら…
という、不幸に不幸を重ねて行くコメディ。
韓国の『クワイエット・ファミリー』のリメイクだそうな。
ミュージカル仕立てで、出演者が豪華。
沢田研二・松坂慶子・丹波哲郎・武田真治・忌野清志郎…。
歌うとジュリーに変身、しょぼい父ちゃんでなくなってしまう(笑)
めちゃめちゃ太って色気とは無縁(ごめん)のようでも、
歌でガラリと空気を変えるのはさすがだとしか云いようがない。
というのはファンだからかな?

WOWOWでは鈴木清順特集。
『ピストルオペラ』を観た。
う、いや、半分しか観てない。寝ちゃった。
前半はまだ独特の美しい画面に見入ってたのだけど、
どうにも江角マキコが下手。
佇まいはいい。すごくいい。
でも指の汚さ(もう、手タレ使って!)が気になり始めて、
着物がキレイだとか、そういうのも段々飽きちゃって、
完璧なようで甘い部分が次々に見えて来て辛くなっちゃった。
そもそも物語が弱く人物の魅力に頼り過ぎ、
構図にこだわるなら動かぬ写真の方が媒体として適当だ。
いや、オープニングはカッコ良かった。画面も美しい。でもそれだけ。

拍手[0回]


三月三日、ひなまつり。
戯れで予約してみたイベントのチケ(鳥肌氏出演)、
取れてしまったので行く。
ず〜っと「行きたくない、行きたくないよ〜」。
でも行った。
六本木には近寄りたくない。
小さい頃に短期間、母と一緒に父から離れて住んでいた。
アマンドから少し入った所にビルがあり、そこの一室に。
もちろんいかがわしい環境。
いい思い出なんかひとつもないんだよ!
いきなりだけど、土地には霊が棲むってホント。
事故など、同じ現象が集中する場所には
そういった気が集まっている。それも生きた人達の。
「ここで事故が…」、この気が集まって暗示となり、
吸い込まれるように事故を起こす。
いくら店を開けても繁盛しない場所とかね。
なんつってこういう事を考えてる時は本当に気が進まなくて、
逃げ道を探してる時。
普通に「イベント行くんだ〜♪中将だ〜♪」とか
ワクワクすりゃあいいものを、
足止め食らわす出来事を期待するのは
脳が設置した安全装置だろうか。
六本木と聞くと「キケンキケン」とシグナルが発生するような記憶、
むしろ保護する為に忘れさせて欲しい。
自分で掘り返しては印象を強める理由は何か。
腹を立てているからか?
それとも次の段階へのハードルか?
特に何も起こらず無事帰ってきたのだから、
気に負けず、霊も祓ったか。
それにしても変わったもんだな、六本木。

(しかし壊れた文章だ)

拍手[0回]


う〜ん、この一週間、何をしていたんだろう…?(笑)

映画は『ジェヴォーダンの獣』。
中世フランス。村人を襲う謎の生物を追う科学者やら原住民やら。
基本的には実話らしいが、さすがに中世。エロ・グロだ。
でもちょっと、SFXとかさあ、
『マトリックス』以降は面白味がないんだよね。
なんでもそうだけど、アイデア勝負。
いかに現実に起こらない(と思われる)出来事を
さも起こるように見せて欲しい。
映画なんだから、作り物の生み出すリアルが欲しい。
あと『WASABI』。このタイトルセンスはとてもフランス的。
広末涼子のフランス語、素晴らしいっ!
記者会見で泣いたのは
監督に弄ばれたからだとか色々言われてたけど、
そうでなければ達成感かも知れない。
だって発音、めちゃめちゃ難しいもん。
芥川龍之介原作の映画(タイトル失念)の富田靖子も頑張った。
きっちり外国語をマスターして臨む女優の心意気見たり。
作品は『レオン』を模倣したようなアクション。
「広末人気復活を目論んでのオーダーが来たので作りました。
日本好きだしね」って感じ。

テレビドラマは『さよなら、小津先生』再放送。
落ち込みひねくれ生徒を更正させるドラマは
『伝説の教師』以降薄っぺらなので、何を見ているかというと、
田村正和の浮き具合。
なんであんなにもったいぶってるのか、
元銀行員の割にはスピード感が全然ないぞ(笑)
こないだBSで『駆けよ!バンツマ〜田村四兄弟が語る坂東妻三郎』
(↑ちゃんと調べた)をチェックするくらい好きではあるんだけど、
現代劇はもう限界かなぁ?
ツッコミとしてユースケ・サンタマリアを配してたけど、
ツルツルに滑ってるし。
ダメだよ、ユースケはボケなんだから。
あとね、デブっちょがとんでもなく大根。

本はまだ『鬼平犯科帳』。
おもしろいっ!!
読みやすいし、鬼平かっちょいいし。
今、三巻を読んでるとこ。
はんなり京都の雅やかな風情を楽しんでおります。

拍手[0回]


タワレコインストアイベント参加希望。
発売日の前日に鳥肌中将の公演があった為、
タワレコへはメル友ちゃんにお願いした。
めでたくゲット、本当に助けられて生きてると実感。
ひとりで生きちゃ行けないわ!
人様の好意は反映する、反映しますとも!

で、聴いた。
『救済の技法』に戻った?
もうお家芸だし、新しい技術があるにしても気づかないし。
雰囲気的に新しい(珍しい)といえばギター音の乱用かな。
こういう、弾く行為に快感を求めていない使い方は好き。
「ライブで再生できるのか?」という意見が出そうだけど、
別にアルバムと同じアレンジしなくてもいいじゃんか。
ライブはライブの‘効果’ってのがあるわけだし。
大音量でエコー出まくりの会場なら
それなりの‘鳴り’を考えたアレンジにすりゃいい。
なんて考えはダメか。ダメなのか?←誰に云ってる
んで、どの曲も‘がんばった感’がある。
歌詞は等身大(現実に根付いてる)。
いかにもプログレ!な曲にSFな歌詞。
平沢さんに映っている現実を体験する作品。

『救済…』で好きなのが「WORLD CELL」であるように、
「ソロ以降は平沢さんの歌声が武器」
との評判からズレた楽しみ方をしているようだ。
今作では「狙撃手」の♪DDTがダントツに好きで。
これは歌声というより、
楽器とか音色(おんしょく)とかサンプリングとか、
そういう扱い方をされていて、もはや電子音。
歌を前面に出すなら「スケルトンコースト公園」みたいなのがいいな。

「ツオルコフスキー・クレーターの無口な門」、
‘問’から‘口’を無くしたって意味か?
ん〜、小学生レベルのなぞなぞみたいな解釈しかできない(笑)
「サトワン暦8869年」の‘8869’は
「やっぱロック」と読んじゃいけないんだろうな〜とか。

拍手[0回]



206  - 207  - 208  - 209  - 210  - 211  - 212  - 213  - 214  - 215  - 216  - 
忍者ブログ | [PR]