![]() 7月23日(水)シアターコクーン 沢田・志村の「さあ、殺せ!」 澤会(ジュリーFC)での先行予約はS席のみで、8500円! お席は前から三列目のド真ん中。 作品の豪華な顔ぶれとも合わせ、ありがたい。 作・演出は久世光彦、音楽はcoba、衣装は早川タケジ、 ゲストナレーターはあの方(秘密)。 出演は沢田研二、志村けん、田根楽子、田中隆三、三木さつき、他。 時代背景は昭和20年代。 幼なじみであるサブ(沢田)と五郎(志村)を中心とした物語。 パンフには‘零戦の三郎’と‘ブラジル五郎’とある。ブラジル? 小さい頃からのふたりをコント仕立てで見せていくのだが、 もう、懐かしいったらない。 ひとつひとつ挙げて行くとキリがないほど、 有名なギャグやネタの連発。 鏡コント、ヒゲダンス、スイカ早食い、のびるモチ、変なおじさん等々。 構成は志村さんの番組で見られるパターン、 オチはバッチリ予測できちゃって「やっぱり」とは思っても、 めちゃめちゃ可笑しい。 ハプニングとしては、志村さんのマジゴケ。 脛を痛打してセリフ飛んじゃった。 ジュリーは数曲歌を披露。 お互いの得意分野を出し合い、本当に盛り沢山。 でも歌が苦手な志村さんは一緒に歌う場面で目が死んでて。 ドリフの『大爆笑』で見る、あのやる気のなさ。生で見れて嬉しい。 舞台も衣装も早変わりで忙しなく、アッという間の二時間。 ラストのセリフが子供じみてて、「ハア?」な感じだったけど、 まぁいいか。 既にビデオ発売も決まっていて、13000円。VHSで?高いよ!(怒) PR ![]() 連休〜♪ 時間が出来たら映画です。 『パールハーバー』 鳥肌さんが話題にしていた (「私ならこう撮る!」の『轟沈真珠湾』ネタ)のと、 吹き替え版という理由で観た。 公開当時は日本の取材を断ったという演出が気に入らず、 でも映画評では「ただの恋愛映画」とあり、ヒットしたという話で、 アメリカらしく娯楽作品なのだろう。期待はしない。 所有のBBSふたつに感想を書き込んだのだけど、 共通して「日本軍の奇襲攻撃シーンが良い」と。 こういう話は飛躍して 「戦争肯定か!」と怒られちゃいそうでアレだけど。 戦艦アリゾナに向かって海中を行くミサイルとか、零戦の飛行とか、 すごい技術。 恋愛部分は「その収め方かよ!」とね。 戦中のスピード感を現在の感覚で理解するのは難しい。 で、「あざとい!」と思ったのが幼なじみ戦死シーン。 あの格好はさ〜、キリスト磔刑をイメージさせたいんでしょ〜? いやらしいわ〜。 『青い夢の女』 監督はジャン=ジャック・ベネックス、 主演はジャン=ユーグ・アングラード。 『ベティ・ブルー』で組んだふたりっつう事で、R-15指定の官能系。 SM趣味が絡むと大抵R指定だよね。 加減を知る大人の趣味なのかしら?(笑) 異常性愛・性癖など、 様々な愛の形をご紹介する作品といえなくもない。 興奮する話を聞くと眠ってしまう精神分析医のお客は皆そのテ、 そしてその分析医がかかっている同業医も眠っちゃうっていう、 仕事にならない感じが笑う。 冬の凍った道を、死体抱えて運ぶシーンも笑った。 死姦趣味の男が墓場でDJしながら 人形相手に行為に及んでるシーンも笑った。 官能サスペンスのはずが、もしかしてコメディ? デュラン・デュランのライブで乗り換えに高田馬場使ったんだけど、 出発お知らせ音楽がアトムだった。「空を越えて〜」のメロディ。 電車でこの歌詞なら「銀河鉄道」だと思った。999とか。 ![]() 7月11日(金)日本武道館 DURAN DURAN『78-03』 80年代、 爆発的人気を誇ったデュラン・デュランを見る日が来るなんて! しかもオリジナル・メンバーで! もうね、リバイバル上等。お金目的上等。ヒーローを見る気分だ。 パンフは3000円。凝った作りだけど高い!でもバカ売れ。 席はアリーナではじっこ。12列目位。 メンバーはオペラグラス忘れてよく見えなかったけど、 二曲ほどステージ上のスクリーンに映ったから良し。 昔『ARENA』(ライブビデオ)で見たパフォーマンスと変わらず、 感動的。 演奏曲は25周年という意味合いからか、初期のナンバーも多く。 「プラネット・アース」「ニュー・レリジョン」「ワイルド・ボーイズ」 「ノトーリアス」「007/美しき獲物たち」「セイヴ・ア・プレイヤー」 「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」「グラビアの美少女」 「オーディナリー・ワールド」「プリーズ・テル・ミー・ナウ」 「ザ・リフレックス」「リオ」…(演奏順ではありません)。 どの曲も歌えちゃう。子供の脳はスゴイ。 中でも「007」は燃えた。好きだな〜、この曲。あと「ノトーリアス」。 「リフレックス」は昔のプロモを編集した映像とリンク。 青春の落とし前か。 海外のアーティストを見ると思う事、それは徹底したプロ意識。 絶対といっていいほど、間違うって事をしない。 歌詞も演奏もMCさえも完璧。 アーティスト側はそれがキツくて辞めるのは無理もない。 でも見る側は余計な心配をせずに済む。 メンバーが入りを見失っただけでもテンション落ちるしね。 そんな事を考えながら、ニック・ローズの変わらなさに驚き、 ジョン・テイラーの男前ぶりと耳に手をそえるアクションに 「(ビデオで見たのと)同じだー!」と目を見張り、 ロジャー・テイラーの落ち着いたバチさばきに繊細な職人芸を見、 アンディー・テイラーの全く変わらないギターの音に 「これだよ!」と頷き、 サイモン・ル・ボンの高音ボーカルは力強く健在で、 かつての曲はアレンジをせず、そのまま演奏しきる姿にとっても感動。 会場で『サマーソニック』のチラシをもらった。 DEVO来日ですか!あの完璧な振り付けが見られるのか…。 The Doorsも。元カルトのイアン・アストベリーが歌うそうな。 あ〜、声は近いか。 頼む、行くの無理だからテレビ放映してくれ。 ![]() 『構造主義がこんなにわかっていいのかしら』 構造主義自体ではなく、映画作品に沿わせた点に興味津々。 表現法に魅力を感じる作品は何よりありがたい。 難解だとされる本や映画が好きなのも、こういったとこだったりする。 国語の成績が悪かったのは、 解釈が広がり過ぎて帰って来れなくなるから。 メールのやりとりなどで誤解が生じるのもこれが原因。 相手をよく知らないので、非常識な解釈も平気でしてしまう。 ゆえに、たぶん、「どうしてそんなに難しく考えるのか」と 思った人がいるんじゃないかな? 答えは簡単。 まだ相手の言葉の使い方や考え方の 大まかな傾向を把握していないから。 地が近い人なら回り道はしないけど、そうでなければ俯瞰で気長に。 時に、見なきゃいいとこまで、 その人の隠している部分まで見てしまって「イラッ!」としたり(笑) 皆どこか、許せない何かを抱えているから仕方ないけどね。 「それはさあ、私じゃなくて誰某に言う事なんじゃない?」 なんて告げたらエライ事になるし、 でも「無関係の私に訴えたってなあ。問題は解決しないよ」 って苛立ちは隠せないし。 …立ち入り過ぎかな。 ![]() 6月21日(土)『軍装妄想芸人 鳥肌実展』ラフォーレミュージアム 〜『evilway's vol.0〜覚醒前夜〜』新宿アンチノック 出演:鳥肌実、Jr.MONSTER、THE BACKDROPS、 COOLER KING McQUEEN DJ:araki(BEAT CRUSADERS) 詳しくは鳥肌実頁の観賞記録‘その四’を参照の事。 朝からメールや電話で連絡を取り合って、 人と会うってのは大変だな〜とか。 この日は展覧会をご一緒する方が二名、 会場で会うかもしれない方が複数名(内二名玉砕)、 その後のイベントで会う方一名。 こういった事は初。私が消極的なのもあるけど、 滅多に「お会いましょう」って云われない(笑) 自分から云う事もないけどね。 ネットでお話するだけでも十分濃かったりするし。 と、こういう話をすると「会いたくなかった?」と思われちゃうか。 そうじゃなくて。 見栄っ張りだから「ガッカリされたらどうしよう」とかね、焦ってしまう。 弱いねぇ。 等身大でお話したいんだけどなぁ。いや、話してたけど。←なんだよ はい、まるで近衛兵総決起集会の趣きでした。 面白かったす。新鮮だったす。 *** 12歳の少年が4歳児をイタズラ目的で誘拐、殺害。 この事件は衝撃を与え、連日報道されている。 私が興味を持ったのは、この事件に人がどう反応するか。 例えば母は「犯人殺す!」と、‘子供を殺された親の気持ち’。 人によっては‘報道のあり方’だったりする。 私は‘犯人の気持ち’。 家庭内虐待でもあったんじゃないかと思った。 自分を殺して優等生=よい子を演じ続けた子供は、 他者を破壊する事(=悪い子)で生を取り戻したかったのじゃないか? 取るべきバランスは何で発揮されるかわからない。 酒鬼薔薇事件で石野卓球さんは、 「犯人の親は息子を殺せばいい。それが責任を取るという事だ」 と云った。 その通りだと思う。 *『システム論アーカイブ』論文編「酒鬼薔薇聖斗の深層心理」 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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