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2005年2月20日(日)新橋演舞場
原作:織田作之助 脚本:土井行夫、土井陽子 
潤色・演出:宮永雄平
出演:藤山直美、沢田研二 他

甲斐性なしの若旦那としっかり者の内縁の妻が
紆余曲折を経てめでたく夫婦となるまでの物語。

「結婚は打算。不倫は純愛」などと
作家の渡辺淳一さんは語ってたけど、
そりゃどうだろ。
『夫婦善哉』のふたりは不倫の果て、婚姻する。
惚れた男と添い遂げる、日陰者の執念はすごかった。

物語は少々、退屈なのだけれど、
ともすれば辛気臭いだけで終わってしまいそうな所を
藤山直美さんが上手に上手に救っていた。
お笑い好きなら一度は生で感じ取って欲しいあの‘間’。
素敵だったなぁ〜。

新橋演舞場という、趣きある施設で観るのは初。
1時間芝居・30分休憩・1時間芝居・25分休憩・1時間芝居と、
ゆったりした時間の取り方というのも初。
和服のお客さんもチラホラ。
お弁当の予約とか、私の年齢的にまだ早い感じがする
落ち着きぶりにも好奇心湧いて、
東京土産っぽいコーナー冷やかしたりと、
ちょっとした観光気分だった。

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・映画
『SABU』
監督:三池崇史 
出演:藤原竜也、妻夫木聡、他
冒頭、子役がヘタで出端を挫かれる。
主役級の若手がカツラ似合わず。ビジュアル的に残念。
良かったのは大杉漣さんと山田辰夫さん。

『ゼブラーマン』
監督:三池崇史 
出演:哀川翔、鈴木京香、他
ずーっと曇り空のような映像は三池さんだからだろう。
ヒーローものの持つダークネスやユーモアがよく出ていた。
中でも古田新太さんの役柄が無意味で良かった。

・愚痴
また母を追い返した。彼女と接していると情緒不安定になる。
私は父の家に住み、母は近所に住んでいる。
離婚した相手の家に、子供(もう33歳だっつうの)に会う為とはいえ、
頻繁に訪れるのは一般的にも憚られる事。
何度も自立するよう言ってるのだけど、
何かと理由を付けて逃げている。
会えば必ずその弱さを受け、
将来への不安を倍にするような圧をかけられる。
「早く家を出ろ」「早く嫁に行け」「早く」「早く」「早く」…
こんなにうるさく言う人じゃなかったのに。
そんなだから、普通に話せるのは1日目だけ。
2日目はガマン、3日目にもなると
受け答えがマトモじゃなくなってしまう。
「ひとりになれる時間をくれ」と言っても通じない。
人の話は聞かなくても、自分の話はしたいのよね。
毎度下らない話題振って来るし。
映画『東京タワー』がらみで、
‘年下の恋人にするなら’アンケートがあったらしく、
私に誰が一番か当てさせたい様子で、
「知らない。興味ない」って言ってるのにしつこく聞いて来る。
「…そういうのは会社の人達と話したら?」ったら、
「もうオバさんなんだから、わかるんじゃない?」と言われた。
キレた。
何にしても、私に踏み込み過ぎだと思う。意志決定も私に委ねるし。
母親とはそういうものなのかと友達に相談したいけど、
みんなこういう愚痴は卒業してるのよね。

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2005年2月13日(日)クラブチッタ川崎
遠藤遼一(Vo.)、石垣愛(G.)、Ju-ken(B.)、
平井直樹(Dr.)、白石元久(Key.)

年明け初のエンズはいつものリキッドより広めのクラブチッタで。
開演30分前に到着。二階のロッカーに重いコートを預け、
ドリンクカウンターでボルビックをいただき、
水分補給して臨戦体勢を整える。
整理番号は早めだったけど、映像を使うと予告を受けてたし、
今日は押せ押せのエリアより見晴らしが良くて踊れる場所を目指した。
場内はお香(ハリウッドランチマーケット「インディアンサマー」)が
漂い、トライバルビートのBGMがガンガンで、
両サイドのスクリーンにはドラッグな映像が展開し、
「おおぅ、やる気マンマンではないか」と顔がニヤケて来る。

開演。

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母親とは行動を共にする事が多いのだけど、
私はひとりになれる時間がないとダメらしく、
連日長時間付き合って「やっと自分の時間だ」とモードを変えた所に、
いつもの調子で下らない話を始められてムカムカ、
追い返してしまった。

下らない話、例えば。
「彼氏がホストやってて、浮気されるんだって。どうしてかね?」
(知らないよ…)と気疲れしながら、この時は
「ホストなんでしょ?モテてお金になるんだから、
女の子使ってテクニック磨くんじゃない?
モテが自分の能力だとか、自分の価値だとか思ってればなおさら、
浮気するだろうねぇ」と答えたのだけど、もうね、
突き放しでもしないと私の精神がもたない。

一日置いて家に来て洗濯をしていた母に挨拶したら無視された。
あ〜も〜面倒。川に捨ててやりたい。
甘えて拒まれてスネて。
私に一体いくつの役を演じさせれば気が済むんだ。

甘えてるのはお互い様なのだろうか。
着替え中でもネット中でもビデオ鑑賞中でも
ず〜っと話しかけられるのは普通なのだろうか。
その内容がグチや後悔、ゴシップ、恋愛という、
私が関心を持たないものばかりでも
カウンセラーよろしく答えなければならないのだろうか。

てな話をこうしてネットに上げたら母と同じ事してるっつうのよ。
ごめんなさい。ここんとこ頭を占めてるので…。

***

映画『アメリ』
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ
オサレさんがいかにも好みそうなファッション、
インテリア、仕事、ロマンス。
本当によく出来てる作品で、
私みたいなもんでも共感出来る部分はあるし、
ラストシーンは「ん〜、良かった!」なんて嬉しくなった。
でもこんなオンナノコ映画を撮れる監督って…(変態の香りが/笑)。

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じっくりテレビ画面を見る日々でした。

・BSこだわり館 THE少女マンガ!−作者が語る名作の秘密
「第一夜・ガラスの仮面」
「第三夜・エロイカより愛をこめて」
二作とも入り込んで読めなかった私。
第二夜の『生徒諸君!』は読んだ事すらない。
でも作家の情熱とか、そういう話は好き。
創作エネルギーと読者のニーズが結ばれている作品の強さを感じた。

『花とゆめ』と『プリンセス』は小・中学生の頃
友達から借りて読んでて、好きだったのは愛田真夕美、
あしべゆうほ、『王家の紋章』など。
今考えるとエロ&スプラッタか。『王家…』なんかSFだ。

・映画
『キル・ビル Vol.1』
寿司屋の千葉ちゃんがいい加減に日本語を教えてるシーンから観た。
服部半蔵が刀鍛冶だったり、その刀が骨を断つ斬り方しても、
血を拭かなかったりしても、全く威力が衰えないとか、ありえない。
バカバカしいシーンの連続。ゴーゴー夕張、良し。

『PLANET OF THE APES/猿の惑星』
このシリーズ、注目はラスト。
主人公の力無い心の声「え〜〜〜〜〜」が聞こえたらそれでOK。
という事にしたい。

・DVD
DEAD OR ALIVE『EVOLUTION THE VIDEOS』
慣れというのは恐ろしいもので、悪夢のような分厚い唇も
ヘアメイクなどと合わせてトータルバランスが取れてる気がして来る。
好きなのは「Something in my house」まで。
以降はありきたりなアメリカン・ゲイテイストが退屈。
ドイツの血が流れてるピート、ゴシック突き詰めて欲しかったな。
でもイキ切ってる人というのは素晴らしい。その生き様に万歳!

UA『ILLUMINATE』
CDよりDVDを買いたい人がいる。UAはそのひとり。
アーティスト風を吹かす映像作品だと疲れてしまうのだけど、
曲の雰囲気やUAの存在感を上手く表現している作品が多く、
特に石井聰互の「悲しみジョニー」はグッと来る。

・性犯罪
奈良で起こった女児誘拐事件。
妄想世界に生きていて、
性対象年齢が精神年齢と同じなのだとすれば、
犯人の成長は母親が亡くなった時点で止まっている。

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