![]() 4年に一度の世界大会。華々しいサッカーのお祭り。 日本は厳しいアジア予選を勝ち抜いて出場権を獲得。 連続して突破してるから鈍りがちだけど、 他の国は建国以来初だったり、 何十年かぶりだったりするのだから、 大切に戦っていきたいものである。 が、2か月前に監督解任。 ブレる選考基準や戦術(選手の配置)など 不安要素を抱きながらも、協会はハリルさんで行くと 腹をくくったそぶりを見せていたからビックリ。 しかも結果ではなく 選手とのコミュニケーション不全を問題視し、 不意打ちで任を解くという責任転嫁かつ義理を欠く態度。 後任の西野さんは戸惑いを隠せない様子だった。 あらゆる角度から考えて選んだ道とはいえ、 「でもなー」と失望していた。 「それでも」の期待へと気持ちを切り替えられたのは 西野さんからサブ組と明言されていた選手たちが躍動した 開幕直前のパラグアイ戦。ケガ明けの選手もいたから サブとしてたのかもしれないけども、戦い方が一変。 パスはもちろん、攻守の切り替え、ミスへのカバー、 判断力などの全ての面でスピードアップし、 鋭敏さが見て取れた。 柴崎選手の高速パスのおかげで、やっと香川選手が生きる。 これまでずっといい所にいても 出してもらえなかったもんねぇ(涙)。 ただ、本番もこのメンバーで行くかはわからない。 というか、不確定要素があり過ぎる。 これまで以上に心臓に悪いわ。 Colombia v Japan - 2018 FIFA World Cup Russia- Match 16 予選同グループ、 特にコロンビア(のサポーター)からハッキリと 大量得点も狙えるとバカにされていた。 開始数分でPK献上、 さらにレッドで退場とは予想だにしなかっただろう。 長谷部選手から背中に気合いの一発をもらった香川選手は 相手GKに圧力をかけられても動じず、成功。 雄叫びを上げる姿にブラジル大会後に行われた アジア杯での事を思い出した。 あの経験から再びここまで登って来るには 一体どれだけの努力があっただろうか。泣ける。 しかしこの後、攻めきれない展開が続き、 怪しい判定で取られたFKで壁の下に蹴られて失点。 後に「下に蹴って来るかもしれないから高く跳ばない」と 約束事があったにもかかわらず跳んでしまう W杯特有の空気があるのだと記事で読んだ。 枠内でも止めに行けた川島選手は凄い。 大体は動けないそうな。 香川選手と交代で入った本田選手は数分でシュートを打ち、 CKを蹴って大迫選手のヘディングシュートを引き出した。 持ってる男は違うわぁ。 勝ち点+ハメス・ロドリゲス選手のシュートを足先で弾いて防いだ 大迫選手に「ハンパ無いって」が再燃。 キッパリした言動が面白いから、上手くいじられて欲しい。 PR ![]() ハリルさん代表監督契約解除から イニエスタIN神戸と、 乱高下ひどいんですけど! まずハリルさんの件から。 「大人しく引き下がれ」って意見もあるけど、 協会のトップにあんな失礼な態度取られたら 怒っても不思議はない。 「コミュニケーションの問題」とかボヤかして、 選手やスタッフに責任転嫁するとは卑しい性根。 勝率を1%でも上げるためと 監督をW杯未経験者の西野さんにって、どんな理屈よ。 言葉の壁よりも経験値の差が激しい、 そう考えて外国人監督を呼んで来たのではなかったか。 成績不振ならそう伝えればいい。 実際はW杯出場権を獲得し、 戦い方は現在のトレンドを踏まえていた。 それを満足に反映出来なかったのは選手の力量であり、 向き合わなければならない現実だ。 川島永嗣選手のブログに綴られていた、 4年かけて仕込んだチームを目前で取り上げられる虚しさを 想像すると、気の毒で仕方ない。 スポンサーの顔色見たなど諸説ある中、 かつてフランス人のトルシエさん(ベスト16進出)を敵視した 川淵さんの息がかかっているのが現会長で、 派閥争いの犠牲になったとの説が強力。 リアリストのハリルさんが ウェットな人間関係で組織された協会に排除された格好。 これが真相なら腐ってるわ。最低。 ハリルさんの指揮する試合つまんないし、 プライドを傷つける物言い少なくなかったし、 タイトル獲得より選手選考を優先する姿勢には 応援する気持ちの持って行き場が無かった。 一方、地震被害を受けた熊本へのサポートを担ったり、 選手たちからは「普通のニコニコしたおじいちゃん」 だったりして、なんだかんだ評価はW杯後だと思ってた。 上層部がゴタゴタしているとはいえ、 W杯に挑む代表選手たちは頑張るしかないわけで、 私も関連商品を買う事で応援するわけで。 向かって右は三枚重ねのトイレットペーパー。 「シトラスの香り」が気になる。 柑橘系合わない私のお股が腫れてしまいそう。 パッケージにはフォーメーションが書かれてて、 4-3-3。トップとGKがムックで他全部ガチャピン。 意外にムックが人気ポジション。 左は「食べて応援」のばかうけ。緑茶が進むわ。 真ん中は紛らわしいJ-coke。サッカー無関係。 ほんのりカシスの香りも、味はコーラのまま。 そして、イニエスタがヴィッセル神戸に。 楽天がバルサの胸スポンサーを買った時点で、 もしかしたら敷かれていた路線だったのかもしれない。 それでも凄いな。 ポドルスキで腰抜かしてから1年も経ってない。 世界最高レベルの選手を生で観られるチャンス! 神戸行くのは難しいから埼スタで浦和戦か。 チケ取れる気しないぞ。 ![]() 映画『エクス・マキナ』予告編 アタマ10分くらい過ぎてから観た。 山奥に住むマッチョなCEOとヒョロい青年(エンジニア?)。 どうやらAI搭載ロボットの性能テストに選ばれたらしい。 女性型で美しく、妙齢。 顔面以外はロボ感丸出し。 名前はエヴァ。 CEOが青年に施設を案内しながら テストに関する諸注意や心構えなど無駄なく伝えて行くので、 観てる方もスムーズに理解出来る。 精密機械の研究施設らしくチリ一つ無い清潔感、 しかしインモラルな雰囲気が漂っている。 コミュニケーションを取らないとテストにならない。 ガラス越しの対面形式はまるでお見合いのようだ。 青年の不憫な生い立ちをほぼ無表情で聞いていたエヴァは、 着たい服があると、着替えるために席を外す。 戻って来た姿に驚いた。 「着たい服ってそれ?」と言いたくなる地味さ。 髪はベリーショート。 そのアンバランスさは目的遂行に合わせた計算の上、 出した答えである事が物語が進むにつれて 明らかになって行く。 AIとの頭脳戦という触れ込みの割に 簡単に翻弄される朴訥青年。 恐らくAIに勝ち続けて来たCEOは刺激が欲しくなって、 自分とは真逆の人物をぶつけてみたくなったのではないか。 そして青年を通して、 自らの行いが如何なるものであるかを知らされるのだ。 キリスト教的倫理観を持っていると こういう結末を導くのかもしれない。 ここからはネタバレ含む感想。 ![]() 新しい芸術、技術を取り入れた革新的作品を 次々に送り出してくれた表現者。 私の好きだった作品を以下に並べさせていただく。 1988 David Bowie with La La La Human Steps - Intruders At The Palace 紹介を兼ねたトークを経て 3:40あたりから「look back in anger」スタート。 La La La Human Stepsは共演前から知っていて、 自由で意志的な高速ダンスが衝撃的だった。 David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street ブラックミュージックで 英国を代表する二人が踊り歌うミスマッチ感がすごい。 David Bowie - Blue Jean コメントに関係者らしき方から メイクがカメラとの距離感を狂わせた的エピソードが。 Labyrinth (1986) Official Trailer - David Bowie, Jennifer Connelly Movie 『ラビリンス 魔王の迷宮』、劇場で観た。 『セサミストリート』の ジム・ヘンソン参加というのが一番の理由。 次に太眉女子希望の星、ジェニファー・コネリー。 ヨーロッパ時代劇では 出会いの場として舞踏会シーンが使われる。 この時のヘアメイクがもう、素晴らしくて。 毛量の多ささえ美しく仕立てる見事さよ。 Labyrinth Ballroom Scene - full song パンフ見ると脚本がテリー・ジョーンズだ。 だから言葉遊びのシーン多かったのか。 エッシャー風のセットも良かった。 ![]() いつも私の発言から上手に拾って反応してくれる 「彼」からの思いがけぬ愛を受けて 体がカーッと熱くなった。 そこで思い出したのは ラブコメディの金字塔『お熱いのがお好き』。 初めて観たのは10代の頃で、 ラストの富豪のセリフに感激したのを覚えている。 Wikiによれば、アメリカ映画の名セリフベスト100の 48位に選ばれたとのこと。 物語上では脱力させられるセリフだけど、 「こんな私でもいいの?」と 重ねて確認したい気持ちはよくわかる。 Marilyn Monroe - I Wanna Be Loved By You (HD) 歌詞の I wanna be loved by you just you nobody else but you I wanna be loved by you alone は、「you」を際立たせる語で囲い込んでおり、 「あなただけ感」が良く出ててウットリする。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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