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11月29日、ことぶき光『モザイク指数 レベル4』を見に初台へ。
「着くかなぁ?」との不安は的中。
最寄駅から徒歩30秒のライブハウスを見つけられず。
迷った原因はDMに表示されていた‘山の手通り’と標識の見間違え、
と気づいたのは逆方向に歩き出して数秒後。
方向オンチではないので「やっぱり合ってた。
迷うなんて自己暗示じゃん」と思いながらも、
開演まので時間を稼ぐ為に引き返さず、お散歩に出る。
オペラシティの周りをほっつき歩いていると
前方から浮かれた小学生が現われる。
どうやら何かを(人か道か店かわからん)探しているが、
なにせ浮かれているので、全く困った空気が感じられない。
楽しそうなので無関心の体で応える。
裏道に入ると見なれた景色。一応地下鉄を使ったのだけど、
もしかしたら新宿から歩いて来れたかも。
ああ、‘The DOORS’ってここか。
歩くのが早いせいで時間稼ぎにならない。
近くのコンビニへ行き、母に頼まれていた住宅・就職情報雑誌を探す。
ない。出る。

目的も無く入り口にいてもしょうがないので入場。
ドリンク代300円を渡す。
事前に連絡すれば特典のトートバッグがもらえたのだけれど、
なんとなく連絡しなかった。
中に入っても相変わらず居心地が悪い。
何か、疎外感を抱かせる雰囲気。辛い。
ドリンクにミネラルウォーターがない…。これか、原因は。違う。
オレンジジュースを注文、ひとりわびしく隅っこでチビチビといただく。
「なんだろう、この居心地の悪さは」と自意識を強化させるのも
いいヒマつぶしなので頑張る。
ネット上で交流のある方々を見かけるが、話しかけはせず。
なんか、姿を見ただけで満足してしまうんだねぇ、私ってやつは。
BGMは、なんですかね。牛か羊を追ってるような、
アジアな感じ(こんなじゃ伝わらないよ)。
一日中こういう音楽に浸かっていたいなぁ。

開演。牧歌的なBGMから転じて思わせぶりな電子音。
中野さんの♪ワレワレハーが印象的な
『the magic pan』から始まったライブは
終始ノリノリのノリ助さん(大槻ケンヂファンならわかる表現)。
カレー好きの歌(タイトルなんだっけ?)には新たに歌詞が作られ
♪カレーカレー カレーライス〜 チャパティもいいけど〜
カレーカレー カレーライス〜 日本人ならやっぱり ライス〜
と、カレー好きなふたりがカレーでケンカしてカレーで仲直りすると、
知久さんは歌っていた(歌詞、合ってないかもよ)。
アルバムタイトルは『モザイクヴィアポスト』で郵便ポストミュージック、
いろんなミュージシャンから届いた音源をお料理に例えて、
曲タイトルは全て調味料や料理名などになっている。
料理はものすごく創作的な行為。音楽との繋がりはあって然りさ。
などと、体を揺らしながら考えているわけ。
ステージ上は向かって左からことぶきさん、滝本さん、知久さん、
梅津さん、上領さん、斉藤さん。
まったく、技術なんかあって当たり前、
ふざけるのはそれからだってのがわかってる人達、
楽しくて参っちゃう。
アンコールが終わっても拍手を続けてたら、
ことぶきさん出て来て「もう斉藤さんいないから」と
六本木に向かってしまった事を理由に終了宣言。
ごっつぁんでした。

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逃走癖やら自己防衛やら、弱さを知ってもらおうと
このスペースを費やすパターン、
いつになったら止められるのか。
しかし強さだけで突き進めば批判の矢が飛んでくる。刺されば痛い。

検索で色んなサイトを見ていて時に、
「どうしてこんな普通の話をして平気でいられるのか」と思うのは、
エンタテイメント性を期待しているからだろう。
私がいつまでも自信が持てないのはそういう所からだと思う。
一般の人間が思い立って作ったサイトに
人様がどれだけの期待を寄せているか、
自意識過剰な想像力に卒倒しそうだ。
ウチのリンク先はどちら様もエンタテイメント性に富んでいる。
焦燥せんでいられようか。
でもまぁ、無理しても仕方ないし。

WOWOWで中野裕之監督特集。好きなので録画。
めちゃめちゃスノッブだけど、憎めない。
デザイン画を高速で見ているような美しい映像はとても魅力的なのだ。
日本人を誤解している欧米人を笑うような皮肉も好みだ。

映画『恋人たちのポートレート』を流しで観る。
「この人、似てんなぁ。でもフランス語だから」と思ったら同一人物、
H・B・カーターだった。
イギリス映画の巨匠、
J・アイヴォリー監督の作品に出演してる印象が強くて、
他国語を操るとは知らなんだ。

お風呂場の電球が切れた。
父とのふたり暮らしでめんどくさいのは、
家のメンテナンスを担当するのがどちらか、
ハッキリしていないところだ。
たぶん、話を切り出せば
「気づいた人間がやればいい」って結論になるだろう。
でも私は母の子でもある。常にスペアを用意していた母。
換えが無いと不安になる。
だったらこっそり買っておけばよいのだろうけど、
この家は父親のものだ。
ワガママな性格だから、思い通りにならないなら、
自分の家という意識は持てない。助ける気も無い。
今回も、換えの電球は無い。
仕方ないので暗い浴室にアロマキャンドルを持っていく。
悔しいのは、こういう事でイライラしているのは私だけだから。
電球代、出してもらお。

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吉野朔実『記憶の技法』
あまりにも強烈な記憶は生を守る為に脳が忘れさせるという。
私にも少しばかり覚えがあるので、共感を抱きながら読んだ。
思い出すのはその記憶に克つ強さを持った時かな?
やはりマンガ、救い手が現われるわけだけど、
痛みをひとりで抱える事の辛さ、
それを理解してくれる存在のありがたさ、わかる気がする。

前回の雑記での‘割に合わない’話。
痛みをわかって欲しいと私に寄りかかる、けれども、
逆に寄りかかられたくはないと突き放す。
私の痛みは相手に重過ぎたのだろうか?
背負ってくれと頼まれたように思ったのだろうか?
大切に思っていた人達の苦しみと自分の苦しみと、
倍悩まなければならないと思い込んでいたあの頃、
今は後悔だけが残っている。
問題は解決しなければいけないわけではないのだ。
こういった記憶は学びへと変えていきたい。

ちなみに吉野さんの描く眉、私のと近い。
太かぞ〜(九州の血?/笑)。

今市子『いとこ同士』
同人誌の作品だそうで、だからと云ってはなんだけど、同性愛もの。
あんまり特別に考えないせいか、
「マンガにするほどのものか?」なんて。
いわゆるマイノリティとしての罪悪感とか被害者意識とか
理解するには、厳しい倫理観がないと難しい。
でも私しっかりしてないしね、そこらへん。
ナルシストは性の対象が他者に向き辛いのよ(笑)

山岸凉子『テレプシコーラ・3』
バレエを習ってると倍おもしろいんじゃないかな。
そしてありがちなイジワル。
昔はトゥシューズに画鋲だったけど、今は滑る床ですか。ひぇ〜(怖)
立つ前に怖くてひざ伸ばせない子とかいるし、
ホントにねぇ、一度滑っただけでも怖くなって立てなくなるから。
私の場合は足首が柔らか過ぎてクキッと行きそうで危ない(笑)
でもアティテュードにしてもアラベスクにしても、
軸足を信用しない事には美しく立つ事ができない。ハ〜、厳し。
その前に痩せないと!
風邪引いて動けない上に、食べないと治らないってんで、
いつも以上に食う。
こんなんじゃ痩せるわけない。
あ〜あ、1kg増えただけでも軸が変わっちゃうのに…。

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人様とコミュニケーションを取っていて時折思うのは、
ムカッとした時にどうすればよいかの対策法。
黙っててもいいけど、そうすっと強いだけの人間と思われちゃうから。
どうしたらうまく怒れるのか。

後々まで引っ張りたくなくて、その場で全て終わらせようとする私と
どうしても付き合えない人達というのは当然いるわけだけど、
その問題を残したままでは、関係は最悪な状態に発展する事が多い。
同じような場面で同じような展開、向上心がものをいう、
大切な成長のチャンス。
だけどあまり掘り下げると「ウザイ」ってなもんで、放置なわけ。
成長もしない。
私からすれば
「知らないぞ、先は見えてるぞ、いいのか?それで」
だから、
なんとか物事をキレイキレイに整頓して次に行きたいと取り合うが、
ダメ。
結局はカウンセラーとしての私しか求められておらず、
落ち込んだ時に話を聞いてもらおうとしても、
ものすごい反応が返って来るばかり。
私がいい顔をし過ぎなのか?
友達として付き合ってるつもりが、
相手からは包容力のある人間だと、買かぶられている。
私にだって感情はある。心だって広いばかりじゃない。
いつもいつも物分り良く、なんでも話を聞く都合のよい人として
取捨選択して付き合って行くのなら、友達としての立場は失われ、
仕事として「金取るぞ」という気持ちになるのは仕方ない。
でも友達から金取るわけにはいかないでしょ?
だから減ってくの、お友達。

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18日はプリンスのコンサート。久しぶりの武道館。
席は2階のT列。かなり後ろだが、ほぼ正面。
オペラグラスでやっと見れた。
まずはプリンスがドラムを叩く。ワクワクだ。
順番は忘れたが、ドラマー、キーボディスト、べーシスト、
アリーナ席後方からサックスプレイヤーが演奏しながら登場、
カッコイイ〜。
も〜、音はジャズファンク。大人だ、大人。
ばちかぶり中期を思い出したり。
MCは日本人に合わせてか、とても簡単な英文で楽しませてくれる。
「日本でラジオはグッドですか?バッドですか?」
(もちろん英語で言ってます)
客が答えを躊躇していると、
「in AmericaBaaaad!!」と親指を下に向けブーイング。
どのアーティストも、個性的な人は特にメディアを嫌うね(笑)
他、「This is the last live of your life
that you would experienced 」(たぶん違う/笑)、
「Thank you BUDOKAN」、「This is my house」など、
とっても親切。
主に新譜からの曲が演奏され、
懐かしの「パープルレイン」「サイン・オブ・ザ・タイムス」
「テイク・ミー・ウィズ・ユー」
「ラズベリーベレー」「スノウ・イン・エイプリル」も演奏。
うっしっし♪
完璧にショウアップされたステージは「さすが!」の一言。
たまにはスーパースターを見とくもんだと思いましたとさ。

で、プリンスの曲はもちろんだけど、歌詞がね〜、好きなんですよ。
特にラブソングがロマンティック&ドラマティック!!
『テイク・ミー・ウィズ・ユー』なんて、すごくシンプルでストレート。
理屈じゃなく、素直に
「どこへ行こうと構わない、何をしようと構わない、連れてって」。
キャー!!(大照)
露骨にエッチくさいのもあるけど、全然オッケー。
恋愛期間はべったりしてナンボ。いつ終わるかわからないんだから。

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