![]() 7月、4−D mode1ライブの為、初台へ行った日のこと。 下車してすぐ、ご老人に反対方向の番線に行く道を尋ねられた。 駅構内の知識なんかゼロに等しいのに、 「わかりません!」て置き去りにするよりはマシかと、 間違えたら駅員さんに聞けばいいやってんで、先導した。 結果、正しい道を教えてあげられたのだけど。 その時、慣れないミュールを履いて靴ずれを起こし、 反対側への道途中にあるトイレで処置しようとしていたので、 既に御礼を受けて別れたはずのご老人の後ろを 歩く事になった訳だ。 するとご老人は心配されてると思ったのか、 再び振り向いてお辞儀なさった。 ここで「どうぞ、お気をつけて」とでも返しゃあいいものを、 こんな感じ↓のジェスチャーで応えてしまった。 (色調補正出来ずm(_ _)m) バレエの弊害というか(笑)、何を優雅に促してんのさ。 クセって怖い。 クセといえば、極楽・山本さんの女癖がとうとう犯罪行為に発展。 別の見方すれば警告とも取れるくらい、 さんざんテレビで「軍団山本」とかネタにされてて。 そういや島田紳助さんが「男の性欲は殺人さえ犯す」と、 そのパワーを語っていたけども、なるほどそうか。 *** 秋元きつね『セケンのヨウス』感想 デスクトップミュージック炸裂! ライブではベース、ドラム、ギターが入ってカッコ良く仕上がるので、 少々物足らない感じはするけども、PCで作っただけあって すごい飛び方をする音の群れが楽しい。 歌詞は自然と平和を愛する社会派。 おまけDVDはCG屋さんらしく自作PVと壁紙収録。面白い。 有頂天『AISSLE』感想 アナログ持っててもプレイヤーのモーター壊れてるし、 CDでも欲しいなっと購入。SHOP MECANOスゴイ。 このアルバムで好きになった有頂天。 キリコ風のジャケットが懐かしい。 毒々しいユーモア溢れるアカデミックな歌詞と 多彩な曲調に今でもワクワク。 PR ![]() 7月21日(金)シアターコクーン 作:ジョン・フォード 翻訳:小田島雄志 演出:蜷川幸雄 出演:三上博史、深津絵里、谷原章介、石田太郎、 瑳川哲朗、立石凉子 他 私の席は中二階のバルコニー。 舞台からは10列目くらいで、よく見える。 セットはイタリア中世期らしい石造りで、 屋敷、屋根裏、広場や教会、おおよそのシーンを兼ねる シンプルかつ、用途に富んだもの。 その前面を赤い紐が縦に割るように張られ、緊張感を表している。 上演中はカーテンの揺れや照明で演者の心情を表すなど、 細かな演出。 物語は、頭脳明晰で将来を期待された兄と イタリア一の美貌を誇る妹との間に生まれた愛の顛末。 二人は血縁関係にありながら男女としての愛を育み、妊娠。 その秘密を守るため、対外的に一番ふさわしい貴族と 偽装結婚するも発覚、兄妹が選んだ道は…。 と、30年位前の少女マンガみたいな設定だが結構好きな世界だ。 キリスト教下では、「人は原罪を負ってこの世を生きており、 教義の抑圧が無ければ暴走する」といった刷り込みに囚われる。 いや、道徳や倫理を意識せずに 身勝手に行動する人間ばかりいては 世の中全く収まりつかないのだけど、愛を信条とする教えから 近親相姦は外れるのかどうか。 その答えはタイトル『あわれ彼女は娼婦』にある。 ん〜、やはり女は賢くありたいものだわね。 登場人物はみなキャラが立っており、わかりやすい。 小難しい台詞を矢継ぎ早に投げて 聞き取れない所も少なくなかったけど、 それはたぶん、情熱や焦燥を表現するためだったろうし、 心情はセットに補ってもらったから、その点はクリア。 でも愛の高揚感よりも裏切りや復讐に力が入り、 ギャップ不足で近親相姦に同情するには至らなかった。 ま、それが‘正しい’のだけど。 当時の上層社会ルールや「スペインがイタリアに勝った」との 歴史を匂わせる台詞もあり、色恋沙汰だけではない深みも感じた。 にしても谷原さんは舞台栄えする!惚れた! 貴公子然として、あの美声。上手く演じられたのか、 カーテンコールでガッツポーズ見せてはけて行くという、 素直で目立ちたがりな所も好きだ(笑)。 DVD出たら買おっと。 ![]() ・BBS設置マナーに関する文章を読んでいたら、利用者の為に どういった主旨のものかを明示する義務があるようで。 何でもアリなら「何でもアリ」と。 管理人のモラルにも言及されていて、BBS管理って大変なんだな。 我が家は話題を絞らず「豊かな心で繋がりましょう」とだけ。 繋がるったって、私とお友達付き合いしなくちゃいけない訳じゃない。 自由に発言するには豊かな心持ちでないと適わないから。 「アナタとワタシは全くの無関係」が生む安心とは真逆の意識。 ・人は変わる、という出来事に直面したのは恋愛。 20代後半だったろうか?友達がうっかりデートスポットに出かけ、 設置されているベンチ全てがカップルで埋められてた事に 衝撃を受けて「彼氏と来るのが普通なのに!」とか何とか ボヤいたのを聞いて、人は変わるもんだなと。 もしかしたら恋愛に疎い私に合わせてくれてただけで、 本当はそこらへんに転がってるラブソングのような 一喜一憂を共有する友達付き合いをしたかったのかもしれない。 「誰もが体験している事を自分はまだしていない」と恥じるのは、 他者との差異を感じてない・感じたくない意識だ。 私にはそれが無い。 個性を平均化させるメリットは何か。人畜無害の安心である。 いわゆる個性的な人物は、‘周りに目を向けず、 他人にどう思われるかに無関心であるからこそのマイペース’ との思い込みにより、敬遠される可能性が高い。 家畜と野生。僕らはみんな生きている。 ・母が私の将来を悲観して「早く嫁に行け!」と言う。 それに続けて「かわいそうに。浮気されるんだ」 と凹ますのはやめていただきたい。 しかし最早こういう強迫は日常会話化していて、 全く焦燥を呼ばない。私は恐らく、 このまま趣味を中心に据えたその日暮らしを続けるだろう。 そんな女を誰が嫁にする? 吉野朔実『グールドを聴きながら』に収録の「種 −シード−」より。 >お互いに、相手の中に自分の幸福があることを知っていたのだ。 これは結婚の動機を示す独白。 素晴らしい。 ・レピッシュ『TOUR 2003 LOVE IS OVER』感想 現在活動休止中のレピッシュ。 雪好さんと現ちゃんが抜けてしまいパワー不足は否めないが、 それはそれとしてさすがの実力派。楽しい。 でも音良くないし小さいし。最後のツアーDVDにしては作りが甘いぞ。 ![]() 『R30』洋ちゃんの回。 もうネタ化してる『水どう』トーク。 おもしろエピソード、浮かれてばかりいられない裏事情など、 緩急ありの構成(編集の力かもしれないけど)に唸る。 映画『ネバーランド』(2004年英・米) 監督:マーク・フォースター 出演:ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット 「ピーター・パン」といえば、大人になりたくない症候群。 この作品では逆に、大人へとステップアップする瞬間を見せている。 父親を亡くした子供たちに、男女の色気を匂わさずに接し続けたのは 大変な人格者だと思うけど、現実的にはどーだかなー。 7月某日。 16日に行われる発表会に向けてのレッスンも大詰め。 教室の主宰、Y先生がいらした。 むか〜し、初対面の挨拶でいきなり「美人ね」とアッサリ言われ、 いつもなら不愉快を顔に出す所を (「いつも」って図々しい/笑。バレエ界では大きな目がお得)、 Y先生にだけは何故だか‘認められた感’を抱き、 素直にお礼を言えた。それほど威厳のある方で、 振り付けられた『眠り』の松の木の精を見ていただいた時には、 発表会に出ないからと緩んでいた神経はピシッと張り詰め、 照れも飛んで行き、無心で踊る事が出来た。 最後の決めポーズや省略されていたレベランス (踊り終えた時の挨拶)まで丁寧に教えていただき、 「ずいぶん上手になったわね〜」とのお言葉に 嬉し泣きしそうになった。 見せる相手によって自分のコンディションが変わるだなんて スゴイわビックリ。 7月9日(日) 熱海五郎一座 楽曲争奪ミュージカル『静かなるドンチャン騒ぎ』 作:妹尾匡夫、構成・演出・出演:三宅裕司 出演:渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、 東貴博、タカアンドトシ、辺見えみり 大衆演劇そのもの!って感じで、 物語はタイトルまんまだし、頭使わない。 ボケはもちろんの事、 ミスも全て流さず拾う貪欲な三宅さんを柱に展開。 期待のタカアンドトシは 台詞に全く関係ない「欧米か!」を入れても笑いを取れてて、 人気のほどが窺い知れる。 ちょっとしたネタコーナーも作ってもらった割には、 後半に行くにつれて存在感が希薄になって行ったのは残念。 ラストは挙式の大団円。 なのに花婿役・東MAXのズボン丈が短い。 笑っていいのか? ![]() 2006年7月1日(土)初台 The DOORS 開場時間を10分ほど過ぎての入場。 ドリンクサービスの列に並び待つ間、物販コーナーをチェック。 4-Dロゴデザインの入ったTシャツ(黒2種、緑1種)、 ポストカード&ステッカー、CD『Die Rekonstruktion』を確認。 今日はmode1のライブなのに新譜がない…(笑) フロアはまだ余裕があってセンターに立てたけど、 縦にも横にも大きいカップルが目の前に入って来てしまった。 男性客も多く、 今日は視界に難ありか?とソワソワする(←心配性)。 静かなBGMと利き過ぎの空調でダルイ。 しかし、傍に立った縦にも横にも大きな方が発散する 熱のお陰で凍えずに済んだ。 少し開演遅れてのスタート。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|