![]() 2009年1月24日(土)渋谷C.C.Lemonホール サポートメンバー: 柴山和彦・下山淳(Gt.)、GRACE(Dr.)、泰輝(Key.) Set List(某所より拝借) 1.奇跡 2.6番目のユ・ウ・ウ・ツ 3.ダーリング 4.時計-夏が行く 5.ポラロイドGirl 6.生きてたらシアワセ 7.Menopause 8.Rock'n Roll March 9.我が窮状 10.ユア・レディ 11.アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 12.世紀の片恋 13.生きてる実感 14.希望 15.ジェラシーが濡れてゆく 16.彼女はデリケート 17.君のキレイのために 18.TOKIO 19.単純な永遠 encore 1.The Vanity Factory 2.ヘイデイヴ 3.約束の地 4.あなたに今夜はワインをふりかけ 2F13列11番。通路横で気が楽。 BGMは無し。ほぼ定刻に開演。 PR ![]() 『おくりびと』 簡単なあらすじ: クラシック演奏家の夢破れて故郷に戻り、1からのスタート。 早々に仕事を得るも、未知の職業「納棺師」であった。 後のシーンを生かす為か、 納棺師への無理解を表現するセリフがキツかったけれども、 登場人物の感情に入れ込み過ぎず・放し過ぎずの絶妙な距離感、 軽いタッチの笑いが織り込まれる観易さが良かった。 祖父が亡くなった時、納棺師の仕事ぶりを目の前で見た。 この作品ほどアーティスティックではなかったが、 手際の良さが印象に残っている。 旅立ちのお手伝いとして足袋のヒモを結びながら、 「こうして別れを認識して行くんだなあ」と、 お葬式の役割を考えたりした。 ホント生きてる内だ、何事も。 今日と同じように明日が来ると思ってちゃダメだな。 とか反省しながら観たから涙ボロボロ(笑)。 『人のセックスを笑うな』 簡単なあらすじ:同じ美術学校に通う仲良し3人組。 非常勤講師の登場により、そのバランスが発展的に崩れて行く。 若いっていいなあ!(大声) 松山ケンイチくんに萌えるかと思ったら、 蒼井優ちゃんがものすごく可愛くてやられた。 永作博美さん演じる講師のような、 欲に駆られる‘お姉さん’って結構いそう。 ちょっとAVっぽい設定だけど(笑)、 あれほどに振り回されてくれたら可愛くて仕方ないだろうな。 ずっと抱えていた恋の終わりと始まり。 次の一歩を踏み出すなら前進がいい。 松ケン演じた青年の未来は ラストシーンでバイクがああなった事に象徴されている。 笑いそうになったけど、タイトルで止められてるから我慢した。 ![]() ![]() あらすじ: 1944年スペイン。 内戦で実父を亡くした読書好きの少女は身重の母親と共に、 義父であるゲリラ殲滅の指揮を執る大尉のいる山奥へと 招かれるが、そこには入ったら出られないとされる迷宮があった。 結末を予感させるシーンからスタート。 軍とゲリラとの緊迫した状況、 母親の危険を伴った出産という厳しい現実面と 少女の体験する幻想世界とがパラレルで進行する。 さすがのヨーロッパ製。残酷で暗い。 そしてファンタジーを信じないと、とても悲しいラストが訪れる。 信じないから悲しい。エーン!(>_<) まぁ泣いてないけど。顔文字も無理して使ったけど。 今まで観て来た妖精や精霊が出るファンタジー映画は 中世で描かれる事が多かった。 これは珍しく近代で、2006年に公開されたとはいえ、 レジスタントがヒーローっぽく描かれており、 現在の共産主義台頭を予感したような設定。 大人のエゴがいかに子供を深く傷付けるかを 訴えているようでもあるし、 有体のファンタジー映画とは一線を画しているように思う。 <本日の考え過ぎコーナー> 「ファンタジーを信じないと悲しいラスト。信じないから悲しい」 と云った。 父喪失、母再婚、鬼のような義父、不安定な社会の中で、 安心出来る場所を持てなかった少女に取って空想世界が 受け止めきれない現実からの避難場所だとすれば、 目の前に理不尽な死が迫った時、あのもう一つの世界は 一瞬にして脳が見せた最後の甘い夢ではないかと思ったのだ。 そんな解釈をせず、 まんま少女があっちの世界で幸せに生き続けるとしても、 それは観客の為に用意された、つまらない慰めという気がする。 突然命を奪われたり、心身に深い傷を負った人々を救うのは 自らの想像力しかないのか? 想像世界に閉じこもるのはきっと幸せだ。 しかし、それは現実世界で得られる幸せから遠ざかる という事でもある。 ファンタジーは多分に心を支えてくれるが、 その扱いには気を付けなくてはならない。 祈・世界平和。 ![]() 頭上にある照明を写した。やはり人工の光は弱い。 元旦にBBSで切れかけの蛍光灯の話をした。左から二番目。 カバーは経年劣化で割れた。調節するヒモも切れた。いつも三本。 別にズボラさ加減をアピールしたいのではない。 いつも座っているのはこの照明の真下。 今日の夕方、レッスンから帰ったら 昨年末に替えたばかりの右端の一本が落ちていた。 割れなかったのは下に服が置かれていたから (↑脱ぎ捨てたのじゃなく、着替え)。 もし座っている時に落ちて来たら確実にパーン!と行ってたろう。 頭の周りに星とヒヨコがピヨピヨだ。 よく俳優さんなどで 「舞台の照明が落ちて来たけど間一髪」の話があるが、 カリスマ度の違いだろう、私の場合は蛍光灯一本。 ほぼ九死に一生を得た。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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