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春先。
普段と違う、
少し離れた仕事場(ビニールハウス)での作業を命じられた。
一旦自宅に戻ってお昼休みを取るシステムの会社なのだが、
それに乗るには少々慌しい為、
比較的近所の母の家で過ごす事にした。
当日は脅えて震える人見知りの飼い犬と
『いいとも!』を交互にウォッチングしながら、
預けておいた美しきニンジンを使ったシチューと
16穀パンを食べ、麦茶を飲み、仕事場へと戻った。

今まで、母の暮らす家に立ち寄りはしても、上がりはしなかった。
約30分の滞在は十分に非日常であったらしく、
数日後、神妙な面持ちで告白された。

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モテ(母)と非モテ(私)の代表と云える会話。

私:さんまさんが孤独死を嫌がって再婚するとか言ってたんだけど、
  それって、生活力を考慮に入れたとしても、
  相手に取っちゃ目的がミエミエで条件悪い。
  それでもいいって人が現れると思ってるんだろうか
母:思ってるんじゃない?
私:はー、自信家なんだねー。
  私はお父さんとお母さんをあっちの世界に送ったら
  気楽に孤独死
母:そうだよ。具合悪くなったらどうすんの?
私:どうもしないし、どうしようもない。ご臨終。
  お母さんはどうしてるの?
母:近所のじじいに(入用なものを)買いに行かせる
私:ちゃんと買って来る?
母:うん
私:違うものを買って来ても許せる?
母:うん。もう一度行かせる
私:あぁ〜、それが出来ないんだよ。
  自分でも細かいのわかってるから頼み事出来ない。
  好きな人だったら余計に頼めない。
  顔に思いっきり失望が浮かぶもん。傷付けたと反省しながら
  自分で行けばよかったとか考えるんだよ。
  心が狭い!器が小さい!

さて、ここで問題です。
「ジャリジャリしたの食べたい」とリクエストされた場合、
あなたなら何を買って来ようと思いますか?

thinking time
1.
2.
3.
…out.

正解はコチラ。

ラスクブームが来とります
(サクサクな季節限定『おさつ』は好物なだけ)。

マンガ『7SEEDS』(SFサバイバル活劇。心理描写が鋭い)で、
「何でも言って!何でもするから!」と
妊娠中の彼女を困らせる彼氏のエピソードがある。
これは言い換えると、何かしら言わない限り何もしないって事で、
思いやりの欠如。待ちの態勢でなく、
言われる前に動いてくれる姿に愛情を感じるものではないだろうか。
私なぞ、この人に何か出来ること無いかな?と思った時に
「ハッ!好きかも」と気持ちを認識して驚いたりしている。

お使いはパシリの悪いイメージがあって嫌なんだけど、
信頼や許容を量れる良い機会であるようだ。
お願いするのもされるのも抵抗無く嬉しく感じられたら、
そこに愛が転がってるのかもしれない。
(↑未経験だから推測の〆)

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「バランスを取りたくなる」の前に
「いただきものを片付ける」の動機がある。
父は時折、キャベツ、キュウリ、トマト、じゃがいも…を
ドン!ともらって来る。
私が放って置けば腐るまでそのまま。
家の匂いは玄関に入った途端に感じるものだが、
ウチはきっと生ゴミ臭であろう。
消臭剤を買って置いても父は無関心に、
掘りたて泥付き大根を上がり口に置いたりする。
父には鼻が無いんじゃないかと思う。
そんな訳で、鼻を守る為にも、食に対して重い腰を上げる事になる。

野菜を単品で食べていると飽きるし、
どうせ作るなら料理っぽくしたい。
それで、いただいたものを中心に
他の材料を買って来て仕上げている。
今の季節、キュウリやトマトなら冷やし中華に。

カイワレ大根、わかめ、ベビーリーフ、たまご、カニかまを追加。
ベースの‘冷やし中華’は、
生麺ならco-opかマルちゃん、乾麺ならマルちゃん。
マルちゃん大好き。
と、こんな事だから食費が出てってしまう。
いただきものがプラスではなくマイナスに動く事例。

先の「美しきニンジン」のような事もあるから、
食生活の全てを父に支配されてはいないのだけど、
調理への嫌気が差して来ると極端に何もしたくなくなる。
例えばシリアルに登場願う。

パッケージを隅々まで読んだが、
「おなかの調子を整える」に幾分か不安を覚えた。
一般的には便秘解消の意味で通る。
とりあえず、
「食べ過ぎるとお腹がゆるむ事があります」の言葉は無いし、
食物繊維の他に鉄分とカルシウムも入ってるし、で買ってみた。
健康食品には不味いイメージ持ってたけど、そうでもなかった。
でも牛乳はノドに絡む。
低脂肪、無脂肪、苦手な豆乳で食してみよう。

ちょっと一休み。

こんな大きいサイズをケイタイに送って来た友達は
親バカちゃんりん♪

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カレーにジュースや乳性飲料を合わせるのは、実はよろしくない。
塩分と糖分にやられて体から水分が奪われるのだ。
作ったら三日三晩カレー。
毎食、胃がもたれて横になり、
数時間後に起き上がって水を飲む。お腹ポテポテ。
体重は確実に2kg増加。
どうしても太れないとお悩みの方にはカレーをオススメしたい。
残った美しきニンジン2本は
クリームシチューやチャーハンへと送り出した。

***

コロッケが余った。
そもそもコロッケはどの炭水化物と合わせて食べるのが正しいのだ?
ごはん?パン?どれもボソボソする。
10分ほど部屋の真ん中で固まって考えた結果がこれ。
食べ方ワンパターン。

イモがダブった。大後悔。さらに食べた後ノドが渇くってのに
ホットミルクとイチゴ+メイプルシュガー合わせるってアホか。
せめて麦茶。
しかしバングラデシュのカレー(レトルト)はトマト風味で美味しく、
新規の竹製コースターが南国の雰囲気を出してくれたので
良しとする。

***

「当たり!」が届いた。

黄金に輝く「カレーが無性に食べたくなるスプーン!!!」。
日本をインドにしてしまえ。

***

ある日の朝食っぽい昼食。

16穀も入っているパン、スクランブルエッグ、ポタージュ、バナナ。
って、野菜が無い!
いつも朝食無しで、昼食も抜きたいんだけど、
なんとなく習慣で食べているだけに、逆にバランスを取りたくなる。
本当は果物も無い。バナナは父親からパクった。
普段は買い置きのこんにゃくゼリーを代わりにする。
この数日前には同僚さんから嬉しいお裾分け。

おらミネオラ。

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肉や魚を食べないからといって粗食とは云えない。

「金が無い!」と嘆く割に困っていない食生活。父の恩恵。
その父の炊くコメは白米のみ。日頃ほとんど挨拶も会話もしないが、
なぜか「ごはん足りた?」と心配してくれる。
本心では、自分の食くらい自分でコントロールしたい。
麦を混ぜたい。しかし、的外れでも父の愛情表現。
ごはん(=愛情)を余らせる罪悪感に負けて日々銀シャリである。
このフリを裏切る展開だが、

うどん。
テーマは左巻き。
私的ブームのカイワレ大根が爽やかに矢印代わりになっている。
中心はスーパーで買った惣菜、根菜のかき揚げ。
じっくり原材料表示を見て買った。
かき揚げには油断すると桜海老やイカが混入している。
春菊も敵だ(臭いから)。
この品にはそれらが入っておらず、
蓮根の輪切りによる根菜押し出し感がナイスであった。
渦を巻く‘なると’は回転を速め、無意味に躍動感を出す。
右下の黒いものは、おぼろこんぶ。特に効果は無い。

***

スーパーで「うっ、美しい…」と惚れて買った立派なニンジン3本。
恋情を抱え衝動的に連れ帰ったはいいが、
何に使うか考えていなかった。
切れば美を損なう。切らずにいても損なう。
「食べるぞー食べるぞー」と翌日、再びスーパーへ。
カレーに入れる事にした(普通)。
レトロなパッケージに惹かれ購入した『オリエンタル・マース』。
封を開けたら当たり!

早速、切手を貼って投函。その後、調理スタート。

スタンダードなカレーの具といえば、じゃがいも、にんじん、たまねぎ。
母の作るカレーもこれだけだった。付け合せは刻みたくあん。
それに母は醤油、父はソースをかけて食べていた。
どちらも真似てみたが、美味しくなかった。
ルーは小さい頃からの定番、ハウスの『バーモントカレー』だが、
自分で作るようになってからは旬を中心に変えている。
秋~春は、にんじん、たまねぎ、しめじ、ほうれん草。
夏はアスパラ、なす、にんじん、たまねぎ、トマト。
他は和風に、たけのこ、なす、れんこん、にんじん、小松菜。
じゃがいもは入れない。一緒に煮ると美味しくない。
代わりに惣菜コロッケを使う。
トースターで焼いてから御飯の上に置く。
こんな感じで。

コロッケ見えない。
具は美しきニンジン、たまねぎ、しめじ。
初めて『オリエンタル・マース』のルーで作ったら黄色く出来上がり、
不慣れな色に何だか怖くなって『バーモント』中辛を1個足したら
一気に『バーモント』色に変化した。実験的調理。
味は可もなく不可もなく。

カレーは100%ジュース(画像はウェルチのグレープ)か
乳性飲料で食す。
おや、100円ショップで買ったコースターが劣化している。
買いに行こう。

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