![]() 「バランスを取りたくなる」の前に 「いただきものを片付ける」の動機がある。 父は時折、キャベツ、キュウリ、トマト、じゃがいも…を ドン!ともらって来る。 私が放って置けば腐るまでそのまま。 家の匂いは玄関に入った途端に感じるものだが、 ウチはきっと生ゴミ臭であろう。 消臭剤を買って置いても父は無関心に、 掘りたて泥付き大根を上がり口に置いたりする。 父には鼻が無いんじゃないかと思う。 そんな訳で、鼻を守る為にも、食に対して重い腰を上げる事になる。 野菜を単品で食べていると飽きるし、 どうせ作るなら料理っぽくしたい。 それで、いただいたものを中心に 他の材料を買って来て仕上げている。 今の季節、キュウリやトマトなら冷やし中華に。 カイワレ大根、わかめ、ベビーリーフ、たまご、カニかまを追加。 ベースの‘冷やし中華’は、 生麺ならco-opかマルちゃん、乾麺ならマルちゃん。 マルちゃん大好き。 と、こんな事だから食費が出てってしまう。 いただきものがプラスではなくマイナスに動く事例。 先の「美しきニンジン」のような事もあるから、 食生活の全てを父に支配されてはいないのだけど、 調理への嫌気が差して来ると極端に何もしたくなくなる。 例えばシリアルに登場願う。 パッケージを隅々まで読んだが、 「おなかの調子を整える」に幾分か不安を覚えた。 一般的には便秘解消の意味で通る。 とりあえず、 「食べ過ぎるとお腹がゆるむ事があります」の言葉は無いし、 食物繊維の他に鉄分とカルシウムも入ってるし、で買ってみた。 健康食品には不味いイメージ持ってたけど、そうでもなかった。 でも牛乳はノドに絡む。 低脂肪、無脂肪、苦手な豆乳で食してみよう。 ちょっと一休み。 こんな大きいサイズをケイタイに送って来た友達は 親バカちゃんりん♪ PR ![]() カレーにジュースや乳性飲料を合わせるのは、実はよろしくない。 塩分と糖分にやられて体から水分が奪われるのだ。 作ったら三日三晩カレー。 毎食、胃がもたれて横になり、 数時間後に起き上がって水を飲む。お腹ポテポテ。 体重は確実に2kg増加。 どうしても太れないとお悩みの方にはカレーをオススメしたい。 残った美しきニンジン2本は クリームシチューやチャーハンへと送り出した。 *** コロッケが余った。 そもそもコロッケはどの炭水化物と合わせて食べるのが正しいのだ? ごはん?パン?どれもボソボソする。 10分ほど部屋の真ん中で固まって考えた結果がこれ。 食べ方ワンパターン。 イモがダブった。大後悔。さらに食べた後ノドが渇くってのに ホットミルクとイチゴ+メイプルシュガー合わせるってアホか。 せめて麦茶。 しかしバングラデシュのカレー(レトルト)はトマト風味で美味しく、 新規の竹製コースターが南国の雰囲気を出してくれたので 良しとする。 *** 「当たり!」が届いた。 黄金に輝く「カレーが無性に食べたくなるスプーン!!!」。 日本をインドにしてしまえ。 *** ある日の朝食っぽい昼食。 16穀も入っているパン、スクランブルエッグ、ポタージュ、バナナ。 って、野菜が無い! いつも朝食無しで、昼食も抜きたいんだけど、 なんとなく習慣で食べているだけに、逆にバランスを取りたくなる。 本当は果物も無い。バナナは父親からパクった。 普段は買い置きのこんにゃくゼリーを代わりにする。 この数日前には同僚さんから嬉しいお裾分け。 おらミネオラ。 ![]() 肉や魚を食べないからといって粗食とは云えない。 「金が無い!」と嘆く割に困っていない食生活。父の恩恵。 その父の炊くコメは白米のみ。日頃ほとんど挨拶も会話もしないが、 なぜか「ごはん足りた?」と心配してくれる。 本心では、自分の食くらい自分でコントロールしたい。 麦を混ぜたい。しかし、的外れでも父の愛情表現。 ごはん(=愛情)を余らせる罪悪感に負けて日々銀シャリである。 このフリを裏切る展開だが、 うどん。 テーマは左巻き。 私的ブームのカイワレ大根が爽やかに矢印代わりになっている。 中心はスーパーで買った惣菜、根菜のかき揚げ。 じっくり原材料表示を見て買った。 かき揚げには油断すると桜海老やイカが混入している。 春菊も敵だ(臭いから)。 この品にはそれらが入っておらず、 蓮根の輪切りによる根菜押し出し感がナイスであった。 渦を巻く‘なると’は回転を速め、無意味に躍動感を出す。 右下の黒いものは、おぼろこんぶ。特に効果は無い。 *** スーパーで「うっ、美しい…」と惚れて買った立派なニンジン3本。 恋情を抱え衝動的に連れ帰ったはいいが、 何に使うか考えていなかった。 切れば美を損なう。切らずにいても損なう。 「食べるぞー食べるぞー」と翌日、再びスーパーへ。 カレーに入れる事にした(普通)。 レトロなパッケージに惹かれ購入した『オリエンタル・マース』。 封を開けたら当たり! 早速、切手を貼って投函。その後、調理スタート。 スタンダードなカレーの具といえば、じゃがいも、にんじん、たまねぎ。 母の作るカレーもこれだけだった。付け合せは刻みたくあん。 それに母は醤油、父はソースをかけて食べていた。 どちらも真似てみたが、美味しくなかった。 ルーは小さい頃からの定番、ハウスの『バーモントカレー』だが、 自分で作るようになってからは旬を中心に変えている。 秋~春は、にんじん、たまねぎ、しめじ、ほうれん草。 夏はアスパラ、なす、にんじん、たまねぎ、トマト。 他は和風に、たけのこ、なす、れんこん、にんじん、小松菜。 じゃがいもは入れない。一緒に煮ると美味しくない。 代わりに惣菜コロッケを使う。 トースターで焼いてから御飯の上に置く。 こんな感じで。 コロッケ見えない。 具は美しきニンジン、たまねぎ、しめじ。 初めて『オリエンタル・マース』のルーで作ったら黄色く出来上がり、 不慣れな色に何だか怖くなって『バーモント』中辛を1個足したら 一気に『バーモント』色に変化した。実験的調理。 味は可もなく不可もなく。 カレーは100%ジュース(画像はウェルチのグレープ)か 乳性飲料で食す。 おや、100円ショップで買ったコースターが劣化している。 買いに行こう。 ![]() 2010年4月23日新宿ロフト 『SHINJUKU LOFT 11TH ANNIVERSARY 大槻ケンヂ&三柴理 デビュー22周年記念ツアー! 』 出演:大槻ケンヂ(Vo.)、三柴理(Pf.)、高橋竜(B)、 日下部"BUNNY"正則(Gt.)、原治武(Dr.) set list(某所より拝借) 1.あのさあ 2.キャラメル 3.ヤンガリー 4.ピアノ・デス・ピアノ 5.人として軸がぶれている 6.パティ・サワディー 7.空想ルンバ 8.ゼルダ・フィッツジェラルド 9.企画物AVの女 10.Sweets 11.ジェロニモ 12.カーネーション・リーインカーネーション 13.バーバレラ 14.さよなら絶望先生 15.テレパシー encore 1.ショパン 前奏曲第22番ト短調Op.28-22 2.ロコ思うままに 3.オンリーユー 4.文豪ボースカ 5.アベルカイン ステージが見づらいロフトへは行かない事にしているが、 またいつ特撮の曲を生で聴けるかわからない。 e+の先行に当選、整理番号A121。 ドリンクチケを水に換えた後、ロッカーに荷物を預けた。 この流れだけで結構な時間を取る。フロアは既に混雑。 男性客の多さもあり、前に行くと潰され、後ろだと見えない、 申し訳程度のモニターは定点で小さい、音響も悪い、 20時過ぎるとダシの香りが漂う… と、不必要なマイナス点まで上げて結局、 後方階段前、二人連れの後ろに立つ。 二人で来る人達は自立心が足らないのか、 どんな状況に陥ろうとも高確率で離れない。 その間なら視界が何とか確保出来るというワケだ。 しかし少し前方には縦にも横にも大きい男性が存在している。 彼のサイズは幕前に降りているスクリーンを遮る程であり、 映し出されている『スタートレック』(特撮のライブ前には 必ず特撮ものが流れる)が満足に見られない。 だからロフト嫌い。 レジェンド的存在として営業はしてて欲しいけども。 『スタートレック』1話分が終わり、開演。 ギターの練習を始めた大槻さんの「あのさあ」弾き語りからスタート。 ![]() Piper#8『THE LEFT STUFF』 2010年4月18日(日)本多劇場 作・演出:後藤ひろひと 出演:Piper(川下大洋、後藤ひろひと、山内圭哉、竹下宏太郎、 腹筋善之助)、相武紗季、岡田義徳、川田広樹(ガレッジセール) 簡単なあらすじ: 海底に眠る次世代エネルギー調査を行う為、 7人(男性6人、女性1人)の候補者が選出される。 監視の下、閉鎖的空間で共同生活を強いられる7日間を経て、 1名のみ採用。 チラシには「かつてない観客参加型コメディとなるだろう」とある。 開演前、エネルギー調査計画賛同への意思表明として、 ステージに用意された紙面にサインするよう求められた。 対象エネルギーの質や調査計画を立てた組織の体質などの 前情報もないままにサインする訳には行かない(←真面目)。 ノリ良く列に並ぶ観客を見ながら 「あやしい…。これがオチに使われそう」。 もっともらしい理由を付けて、 あらかじめ実験台として適切な人間を選んで利用する組織側と その候補者という構図。 候補者それぞれ個人の欲に動かされる事はあっても 定員1名の枠に入ろうとする裏切りは無かった (あったかもしれないけど忘れた)。 観客参加型(=インタラクティブ)には結末に向かって 収束させるイベントなりを用意しないと破綻する弱点がある。 この破綻を回避するには‘選択に意味を持たせない’以外は難しい。 さて、私は何が云いたい? オチのある作品だから黙っとくけどさ。 『仮面ライダー』みたいな、 ヒーローが闘いを始める前段階みたいだった。プロローグ。 ランダムに選んだはずが場慣れした上に 常連らしい発言をしたお客さんに仕込み疑惑持ったり、 相武紗季ちゃんファンが多いらしく選択が偏ったり、 各役者さんのウリを作る場面に冷めたりして、眠くなっちゃった。 それに加え、芝居に無関係なとこで集中力が欠けた。 咳き込みそうになってアメ出したら 前の席の人に1/3くらい振り向かれてヘコんだから (ゴホゴホする方が迷惑だと思ったから。 その対策も許してくれないのね/泣)。 一切笑えなかったとか、そういう事では無いんだけど、 推測が当たると評価を下げてしまう。申し訳ない。 例えお約束でも楽しもうとする積極的姿勢が必要。 しかし観客参加型だと知ったのはチケ購入後であった。 Piper ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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