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著作物の電子化が進む現在、
法の整備が間に合わず、違法アップロードへの取り締まりが
ユルユルなようだ。

著作者の権利を無視してでも、
タダで手に入れたい人の役に立って感謝されたい、
情報を共有して一緒に楽しみたいとの動機から
違法アップロードに手を染めるのだとして、
その心理が生まれる背景には何があるのだろう。

という分析はさておき、CDが売れなくなった理由は、
よく言われる「楽曲の質が落ちた」「買わなくてもタダで聴ける」
以外に、「データだけでいい」もあると思う。

音楽をしっかりした形で所有しておきたい人は
ジャケットワークなども含め、CDに価値を見て
買い続けるだろうけど、
作者に思い入れなど無く、気に入った曲のデータを買えば
(あるいは盗んで)十分に楽しめる人に取っては
現在のようなデータ配信が合っているのだ。

音楽でも小説でも、短時間で楽しめる作品を好む層が
表に出て来ただけなのかもしれない。

夏フェスの客入りが良く無かった、とのニュースには、
今年は各地で開催し過ぎの感があり、
供給側のリサーチが甘いんじゃないかと思った。

CDを売る為にタイアップ!とか頑張ってるけど、
CMの為に作られた曲の方が話題になってる気がする。

色々と通用しなくなってるんだよ。
媒体が進化・増加してるんだから。
で、どこを突けば人の気を引くか読めた人が成功する。

CDが売れなくなったなら
データ配信でのチャートを採用すればいいのに、
どうしてやらないんだろう。
音楽番組も視聴者投票システムを復帰させたらいい。
「…誰!?」っていう音楽が、実は人気なのかもしれないよ。

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Twitter利用の良い点といえば、
人間関係の煩わしさに囚われない気軽さ。
ところが、利用者増大に伴い、
「フォローしたのに、し返してくれない」、
「本名で登録してない人は信用出来ない」などの
不満や常識を持っている人々が出現したらしい。
しかしこれは少し前のメールニュースで読んだもので、
さほど注目されもしなかったから一笑に付されたのだろう。

ヒラサワ専用Twitterを設けている身としては、
キング・クリムゾンの話題を出しただけでフォローして来た方を
フォローし返す訳には行かない。
理由はプロフィールに明記している。
コレクターではないから、ヒラサワ好きの方を
じゃんじゃんフォローして行く事もしない。

本名での登録が常識となり得ないのは、信用も何も、
同姓同名の方が存在したら面倒だし、
使用機器によっては現在地バレちゃうし、
危険だからじゃないか?

匿名性を利用して人を傷付けるのを楽しむ人達が
今後いなくなる日は来ない。
言葉による誤解が無くなる日も来ない。

なぜTwitterを始めたのか。
その動機と目的が「みんながやってるから」
「流行ってるから」でも全然いいと思う。
使ってみて期待外れだとガッカリするのもいいと思う。
でもそれを他のユーザーのせいにするのはアレだと思う。
自分を満足させる為に世界が存在してる訳ではないのだから。

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大事に抱えている沢山のモノ達。
数年前から疑問に感じるようになっていた。
失くしたら辛いかな?

形あるモノだけでなくライブや芝居など、
その場に赴かないと楽しめないモノも含め、
単に習慣化してるだけで、
実はもう必要としていないのではないか。

せっかく買ったCD、DVD、本、ほとんど手を付けてない。
時間を作って「さあ」という気も起こらない。
軽いウツ状態なのかもしれないが、
手に入れただけで放置しているのは何とも貧しい。

地デジ対応を促すテレビ画面、右上に「アナログ」の文字。
アンテナ立てて、チューナー買って…
そんなにしてまで観たい番組ある?
あるとしても、今はDVD化してるもの多いし、
お気に入り番組はレンタルかお買い上げで済ませるよ。
ニュースはネットやメルマガで入手出来るから困らない。

人生の大半を趣味が占めて来たけど、
縮小しようと考え出したのは今の仕事を辞めようと決めた時。
無職の間、当然ながらモノが買えない。
どうすっかな。
でもモノが増え過ぎて
新しいモノを入れる余裕が無いって気付いちゃった。

美輪先生の仰るプラマイゼロの法則に従うならば、
ずっと大切に抱えて来た色々を手放した時、
空いた場所に入って来る何かがあるはずだ。
今まで私が手に入れられなかったモノ。
なんだろう。
なんだろうね。

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高橋留美子『犬夜叉』

進行はRPGで、中心にシンプルな恋愛模様が描かれる。
ラブシーンは抱き締め合うかキス止まり。
少年誌だからそんなもんだ。
乳輪と乳首は描かれるけどな。

時々『うる星やつら』のキャラを思い起こしたり
<犬夜叉→ラムちゃん(と同じ髪型)、珊瑚ちゃん→しのぶ、
弥勒→面堂、七宝→テンちゃん、殺生丸→レイ(!)>、
ヒーローものにありがちな、
わざわざ刀を振る時に技の名前を叫ぶといった
気になる所はあったけれど、面白かった。

サブキャラの刀々斎が好きだった。アニメ版での声優さんが
『ヤッターマン』のボヤッキー役を演じた方であったように、
お笑い担当。しかし押さえる所は押さえるカッコ良さがあって。

全56巻だから読み返すのが大変で、まだ二回だけど、
二回とも泣かされたのがツンデレ神楽の最期(38巻収録)。
個人的にはこの回でピークを迎えてしまった感アリ。
以降はほとんど心が動かなくて、終わり方ばかり気になった。



山本直樹『堀田』

多重構造を持つ話のオチが夢や妄想でも、
他の世界との繋げ方が面白く感じられれば楽しめる。
それがズバリ性器だったりする単純さがいい。
ボンヤリ読むには複雑な構造を持っている難解さもいい。
セックスシーンだけ楽しめるように分けてるのもいい。

巻末で数学の理論を使っているとの話があって、
それは全然気付かなかった。知識無いから当たり前だけど。
タイトルの「堀田」だけでなく、キャラや相関図などにも
意味を持たせない任意のn的扱いは数学的かも。
それで読者の妄想が入り込む余地が出来るのかな。

スッとした幾何学的背景と
ためらいの無いセックス描写が生々しくて好き。

私の性的部分を刺激してくれるのは今の所、山本作品だけ。
高確率で描かれる女の子のバストサイズが自分のと近いから、
「そっか、こんな感じなんだ」とか妄想したりして。

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7月上旬。
仕事を終えて帰宅した午後3時、
隣に住む祖母から長距離トラックドライバーの父が
交通事故に遭ったとの報告を受けた。
その時は骨折も無く軽傷という診断だったが、
翌日、血液成分から異常な数値が出ており、
人工透析が必要になるかも知れないと担当医から聞いた。
一変した容態に、電話ではなく直接説明したいとの事で、
急ぎ山梨の病院へ。
埼玉からだと、一度新宿に出て中央線で高尾、
さらに中央本線で韮崎に、約4時間半かけての道程である。
往復だと約9時間。特急は使わない。お金が無いから。

祖母や叔母から「わからなかったら駅員さんに聞いてね」など、
小学生に一人で遠出させるかのようなアドバイスを受けた
私がした事は、ネットで病院の地図と
電車の経路・停車駅を探し出してプリントアウト。
特に必要な書類などはなく、単身向かえばいいそうで、
それだけでも気が安らいだ。パパッと段取り。

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