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2003年8月29日(金)日比谷野外大音楽堂

3日連続の鑑賞も今日で終わり。
去年は豪雨のち快晴というドラマチックな天候。
今年は晴れたけど、なんと蒸し暑い事か。
日比谷公園内の池のほとりを歩いていると
突然ブリッ!ガササッ!と大きな音。
「なんだ?」と目を向けると、セミ。
追って黒猫ちゃんが出て来た。黒猫ちゃん、楽しそう。

微笑ましいハプニング(セミは受難)を抜け、会場へ。
やはりカメラ付き携帯使用に厳しい目が向けられている。
会場後方でなな様に到着の報告をする為
メール作成をしていると、私の最低限機能しかない携帯にまで
チェックが。あまりにも疑われ続けるとムカついてくる。
こんなに真面目に生きてるのに…(ちょっと嘘)。
少しだけなな姉妹と秘密のお話をして、着席。
B2列67番。表情を見るにはちと遠い。
オペラグラスで頑張ろう。

開演。爆音、モールス信号音が官庁街に響き渡る。
鳥肌氏登場、国旗に敬礼。
ビールケースの位置を「アッハッ」と奇声を発しながら正し、
昇って宣戦布告の儀。
「言下…北朝鮮は怪しい船舶で阿片を持ち込み国民を薬漬け、
パチンコ漬けにし…」一礼して一旦退場。
サイレン音の後、再登場。下手上手にお辞儀をして
勢い良く「トオッ!」とビールケースに飛び乗り、
「おはようございます!鳥肌実です。42歳厄年。
青春の真っ只中であります」。

・「この日本を変えるには土井たか子を殺すしかありません」
・「人気者になりたいばっかりに、右翼のフリをして来ました。
しかし、それが間違いであった事を昨晩の大宮公演を終えて、
夜中のコンビニで気づかされました。
昨日までの私は忘れてください」
・「次期衆議院議員選挙に立候補致します。
無所属廃人前科二犯ではありますけれども」
・「今日は面白可笑しい事は一切申しません。
お笑い芸人ではございません。ひとりの政治家として…」
・「切羽詰まっております。
切羽詰まった日本には切羽詰まった指導者。
私、性病科で診察を受けた所、
 ‘キミねぇ、これ慢性化しておるよ’と。
皆さん、私の淋病はもう治らないのでしょうか!
(↑切ない叫び)
毎食後一日三回、抗生物質を飲んでおります。
本当に抵抗力が落ちてきております」

・「辻元清美、あの腐ったトンカツの匂い。
あの女はね、赤い赤い左翼セクトの愛人に血税を注ぎ込んで、
その金は愛人を通して北朝鮮に送られておった。
‘総理!総理!’と、鈴木宗男氏には
 ‘あなたは疑惑の総合商社ですか’とね、
胡散臭い関西弁でまくし立てて、
あの偉そうな態度は一体なんなんだと。
そういう事だったんですよ。
‘私は日本人に生まれてきた事が恥ずかしい’とね、
売国奴だった訳ですよ。
私はも~、憤りが沸点に達しましてね、
引きつけを起こしてしまいました。満員電車の中でね、
’アッ、ハッ’と、天突き体操を始めた所、
ドーナツ化現象が起きました。
こうなったら留置場で面会を申し込んで一言、
‘一発やらしてくれないか’と。
えぇ、またつまらない冗談を言ってしまいました」
・佐渡島公演ではお客11人の前で、濃密な空間を過ごす。
いかついオヤジに凄まれたり、
旅館に宿泊拒否されたりとサンザン。

・「NYでも公演を行いまして、ニューヨークタイムズ誌には
こ~んな(指で枠を表現。大きさがどんどん小さく)、
え、載りませんでしたけども。
ニッティング・ファクトリーという、大きな所で
ミスター神風としてパフォーマンスをやってきました。
六尺褌に竹槍を縛着しまして、
背中にラジコンの模型を背負って、非常にわかりやすい。
言葉は日本語で通しました。通じないから言いたい放題ですよ。
 ‘お前達白ブタ黒ブタは生きておらんでもよい!’
調子に乗ってね、‘リメンバー、広島長崎!’と言った途端に
客席からシットとファックの連発、
中指立ててる奴ばっかりでねぇ、
すぐにいつもの鳥状態(オロオロと動揺)に戻りまして、
パッと六尺褌を振り解いて四つん這いになりまして、
アヌスを客席に向けて‘オッケーカモン、レッツゴー、
レッツゴーファックミー’と、黒人にディープサーチされた後、
店を放り出されまして、サウスブロンクスの黒人に
ケツの毛まで抜かれて、シェラトンホテルに逃げ帰ったという。
もう二度と行く事はないと思います」

「NYのグラウンド0にも行きまして、
‘ここでアルカイダの戦士達が亡くなったんだなあ’と、
 ‘ビンラディン、ばんざ~い!’と、
やったかどうかは皆さんの想像にお任せします」
「街を歩いておりますと、‘I love NY’とね、
ハートマークの入ったロゴのTシャツを着ている人間が多い。
これは日本語に訳せば‘天皇陛下万歳’ですからね、
すごい愛国心ですよ。日本で私がこのスーツを着て歩いたら
‘キチガイ’だの‘似非右翼’だの‘ウジチンポ’だのとね、
ボロクソに言われる。
先日、この服でエルメスの店に入って
‘キーホルダーはございませんか?’と聞いた所、
店員は‘お引き取り下さい’と、門前払いですよ。
私を見て‘センスのいいお召し物ですね’と、
こう言われる時代にならなければいけない」

・「知名度を上げる為でも、メディアの力を一切借りない
という方針でやってまいりましたが、
やはりテレビCMしかないなと。経費節約で
自宅の潰れかけのビデオデッキでシコシコと作成しまして
(と、ここで何度も上空を行き来しているヘリコプターに)
撃てえ!!という訳でありましてね」撃墜命令。
・「なんで私はこんな風になっちゃったんだろうとね、
考えていたんですけども。
中学2年の担任の上坂という教師がおりまして、
こいつのせいなんじゃないかな、と。
日教組に入っておりまして、ストライキストライキと、
給料を上げる事しか考えてない。授業では日本の植民地支配、
強制連行、従軍慰安婦問題と、
自虐的歴史観の三点セットに五時間は費やす。
つまらないので『我が闘争』を読みふけっていたら
ツカツカと歩み寄って来てね、‘何を読んでる。
こんなもの読んでるからみんなにいじめられるんだ。
後で職員室に来なさい。
先生が『ファーブル昆虫記』を貸してやる’とね、
くだらない図鑑を渡されて、
おかげでとんでもない昆虫マニアになってしまった。
同級生にはさらにいじめられるようになって、ロクでもない」
「皆さんは結構、『君が代』歌えるでしょ?
ワールドカップでも選手達が堂々と歌っていた。
私は今、ある事情で
東京ドームで警備のバイトに出てるんですけども、
日ハムの試合では五回目に『君が代』を歌ってるらしい。
私の世代はおいそれと歌えない。そんな時代でしたから」

以降は前二回の公演と同じ。
ラストの「イマジン」。野音には緞帳が無い。
どうするのかと思ったら
ショルキー(=ショルダーキーボード)!
肩に掛けて演奏出来るのがメリットのはずが、
横にしないと弾けないのか(笑)、横座りでピロピロ~。
ハッと思い出して立ち上がり、マイクスタンドに近づいて歌。
ひっくり返る高音がウケている。
無事演奏し終えて深くお辞儀。逃げるように舞台から消えるも、
ショルキーの電源がオンのまま。
ペッペ~と間抜けな音が漏れてうやむやな終わり方。
「ソーラン節」流れる中、終演の知らせに
客席から「え~?」の声。パラパラの拍手が可笑しい。
で、この大オチ、人によって微妙な解釈の違いがあって。
例えば7様。
歌詞(対訳頁)のボーダレスなとこから、
「全ての海は日本海ー!
全ての土地は大日本帝国ー!」と(笑)。
そう云われればそうだ。

お知り合い近衛兵の皆様に挨拶にならない挨拶をした後、
誘われて出待ちへ。しかし間が持たない。
(頼まれちゃいないんだけど)無駄に喋るのも気を使うのも
ストレスにしかならないので、「帰る!」と去る。
報告では一時間以上待った挙句に、
ほとんど姿を見る事も出来ない早業で
センチュリーは疾風の如く、走り去って行ったそう。
ところでセンチュリーって
パジャマ姿で運転するような車なんだろうか?(笑)

溌剌とした声が印象的な公演。ラストの九段までひと月半。

***

2003年9月2日(火)横浜・関内ホール
報告によりますと、観客が上品なのか、反応が大人しく、
終わらせようとして興味を引く
「はい、そうゆうわけで~」を数回発言したそうな。
他、
・「昨晩呼んだホテトル嬢は力士体型でチェンジして~」
・「今日はポマードのノリが悪い!
そういう日はろくな事がないんだよな~。
さっさとチンポ出して帰ろうかな~」と
舌打ちしながら髪を櫛で梳かす



出待ちにて。
よ~く見ると星条旗柄です。
(報告&撮影:なな様)

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2003年8月28日(木)さいたま市民会館おおみや

昨日と同じく、仕事を終えてから会場へ。
「こっちは風俗街なんだよな~」などとハデなネオンを横目に、
ウキウキしながらズンズン歩く。
裏口に黒塗りのセンチュリー発見。
帰りにじっくり観察しようと思う。
正面玄関ではまたも携帯電話使用を厳しく禁ずる声。
本公演では撮影禁止!
物販は相変わらず混雑。新パンフ&DVDはまだお預け。
新作ステッカーを物欲しげな目で見やりながら場内へ。
や~、今日は最前列ですよ。1列21番。
ちょいセンターから外れたとこ。

開演。オープニング、宣戦布告。
マイクに眼鏡をカチカチいわせて、しばらく話し出さない。
鼻息も荒い。
最前列なので巻紙のヨレヨレ具合、
補強のセロテープまで見える。
赤の入った原稿を懸命に読み、一旦退場。
再登場で深くお辞儀。
オッ、上手へのお辞儀に変化!
土俵入りのようなアワ踊りのような(笑)
「トオッ!(とビールケースに乗る)
おはようございます!鳥肌実です。42歳厄年。
青春の真っ只中であります」
テンション高めで演説開始。

・この日本を変えるには土井たか子を殺すしかありません。
辻元清美、国会で「総理!総理!」とね。
あの腐れどぶまんこの、腐ったトンカツの匂い。
左翼の、左翼セクトの、赤い、左翼の、赤くさい、
左翼セクトの、赤かぶれ左翼の(しつこい/笑)
愛人に血税を横流し、
全て万景峰号に乗せて北朝鮮に送っておった。
満員電車の中、東スポのこの記事を読んでおったらも~、
怒りでヒャッ!ハッ!アアッ!とね、ひきつけを起こしまして、
体をほぐそうと、こう、天つき体操をハッハッと
(両腕で天を押し上げる動作)しておったら
私の周りからスーッと人が引いて行きましてね、
ドーナツ化現象を起こしたわけです。

・北は樺太、南は尖閣諸島までの全国行脚。
立候補地選出の為であったが、
「公演をやればやるほど動員が減る。
しかし今日はこれだけ多くの方にお集まりいただきまして、
決心致しました。私はこの、大宮から立候補したいと思います。
立候補には368万必要なのですが、
私の郵便貯金残高は168万、200万足りません。
皆様、お金(お力、かも)を貸して下さい!」

・(創価学会員ばかり出すようなテレビは相手にしない、
という前フリの後)一番有効な宣伝方法は何かなあ、と。
テレビCMしかないんじゃないかと。
自宅の潰れかけのビデオデッキでね、
映像を編集して作りました。
オープニングはモールス信号で
「ニイタカヤマノボレ、トラトラトラ…」、
画面は真っ白でね、真ん中に私の顔面、その顔がね、
段々赤く染まって行く。
最後にはね、真っ赤になって日の丸になる。
文字情報は一切ございません。
このビデオを全国のテレビ局に送ったら全部却下。
モールス信号音が戦争を想起させるからいけない、
お年寄りが心臓発作を起こしたらどうするんだとね、
私はそれを狙っとるんだよ。家族に疎まれた老人達がね、
老人ホームでボケーッとテレビを見ておる。
そこへ突然モールス信号が
ツーツッツーツーツーとね、聞こえる。
老人は「ハッ!」と立ち上がって
38式自動小銃(?)を持って隣の民家に突っ込む、
こんな頼もしい事はないのです。

・インターネットといえば2ちゃんねる。
公演中に客席の後ろの方でノートパソコンを開いて、
何をしているのかと思えば
私の発言をリアルタイムで送信しておる。
そんな事をされたら商売上がったりなんだよ。
仕事だけじゃなくてね、プライベートでも、
先日中学2年生の子とセックスしておったら、
一回終わる度にノートパソコンを開いて
パチパチパチパチやっておる。
メールでも送ってるのかな~と画面を覗き込んだら、
やっぱり2ちゃんねる。
私の腰の動きが虫みたいでおぼつかないとか、
陰毛の形状やアヌスのシワの数まで事細かに書き込んでおる。
パソコン一台で商売が成り立つなら私もと、
モールス信号喫茶『大本営』を設立します。

途中ハデに咳込む場面あり。一部、二部、つつがなく終了。
ラストの「イマジン」では、歌い終わって深くお辞儀をした後、
顔を上げて客席に視線を移し、
バツが悪そうにタタッと逃げ帰ったのだけど、
この去り方が本当に「尻尾を巻いて逃げる」風で可笑しかった。


・NY公演の話。
グラウンド0で「ビン・ラディン、ばんざ~い!!」。
・モールス信号喫茶開店、アブラゼミの会発足。
・佐渡島公演の話。
・中座した客に「どうしました?創価学会員の方?
何か問題があるなら土下座しますよ。(答えず去る客)
どこから銃口が向けられているかわかりませんからね」。
しばらく後に戻って来た客に再び質問する。しつこい(笑)
などなど。

盛況の物販を通り抜け、
昨日の前橋公演のアンケートを提出してサッサと外へ。
「今日は動きに変化があったな~」とニコニコで裏口へ。
早くも出待ちのお姉さん達が。
駐車のセンチュリーを軽く観察し、
ナンバープレートに絶句&含み笑いで帰る。
さ、明日は恒例の野音公演だ。

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2003年8月27日(水)前橋市民文化会館 小ホール

前評判の良さに期待しながらも、
疑い深く「いや、この目で確かめるまでは!」。
の、割にはニヤケ顔で高崎線乗車。
早速新たに設けたモバイルBBSに近況を書き込む。
「いいヒマつぶしだな~♪」、ひとりご満悦。

19時近く、前橋駅に到着。
まだ人の少なくなる時間ではないはずが、閑散としている。
ホンットに人通りが少なくて、
「ここらへんのヤングはどこで遊んでるんだろう?」。
会場に着くがやはり、人が少ない~(寂)
本当に今日公演あんの?

入場。録音や撮影を厳しく取り締まる声の中、
入ってすぐの壁に旭日旗、
そこに貼られた鳥肌氏直筆と思われる数枚の書
(「物販はこちら」、「戦車兵募集」など)に迎えられる。

物販は、軍服を着せて
頭部に写真の切り抜き(顔部分)を貼っつけたマネキン、
勇ましいBGM(軍歌?)と、凝った演出がなされている。
一部スタッフのTシャツには大きな「鳥肌」プリント、
めちゃめちゃ羨ましい!売って!

拡声器で携帯電話の電源を切るよう、何度も促す係員、
これ見よがしに客席を歩き回るお兄さん
(「私を見て!」の空気を発散)…落ち着かない。
余計な情報を遮断し、無の境地にて開演を待つ。
席は3列15番。客の入りを確認したかったが、
振り向く訳に行かず。

ステージ上方には『鳥肌実 時局講演會』、
その下に大きな日の丸、脇には立て看板と、シンプル。
爆音、モールス信号音、鳴り響く物々しい雰囲気の中、
鳥肌氏登場。
舞台背面の大きな日の丸国旗に敬礼、
ビールケースの位置を正して昇り、宣戦布告の儀。
巻紙を取り出すも怒りに震えているのか、鼻息荒く、
なかなか読み出さない。
あまりの長い間(ま)に、客が耐えられず笑ってしまう。
ズルイなあ(笑)

「言下…」、以降使用言語難しく内容覚えられず。
「米出せ、金出せ、チンポ出せ」。
北朝鮮の蛮行にガマンならず、戦争をしかけるらしい。
ひと通り読み終え、一旦退場。

サイレンの後、再登場。下手上手、それぞれに深くお辞儀。
ビールケースに「とおっ!」と右腕を上げて元気良く飛び乗る。
・「おはようございます!鳥肌実でございます」
言いながら恥ずかしくなったのか、片手で顔を隠す仕草。
「42歳厄年、青春真っ只中でございます。
今の日本を変えるには、土井たか子を殺すしかありません」、
いきなりの殺害通告。
また、辻元清美の愛人がピョンヤンに
(日本の)血税を横流しているという、東スポの記事を
真正面から受け止め、社民党の北朝鮮擁護を批判。
・「人気者になりたいばっかりに、
右翼のフリをして参りました。
今思えば本当の事を言った記憶がございません」
・毎日のように、移動に高速道路を使うという事で、
道路族の野中広務に一言ありそうだったが、オチまで行かず。
釈放された鈴木宗男にも触れるが、特にこれといった話はなく。

・「バラエティ番組に出られないのなら、
政治家となって報道番組に映り込むまで」と、
無所属廃人前科二犯、自己破産の男が意気込む。
・全国をくまなく巡る講演会の目的は立候補地を選定する為。
10万人動員を目論むも、
「現時点で3000人(?)にも満たない。
どれだけ目算と違うのか」。

・佐渡公演にて。連日の公演で疲労の鳥肌氏、
渡島の舟「おけさ丸」で横になっている。
「毛布にくるまって寝ているとね、なんか頭がモゾモゾする。
虫でもいるのかな~と思っていると、幼児の声で‘
アブラべたべた、アブラべたべた’と、
指でグリグリグリグリやっておる。私は大人ですからね、優しく
‘やめなさい。ね。これは大人の大切な紳士のたしなみなんだ。
坊やも将来使う事になるんだから’と諭すと
‘この人ヘン!この人ハゲてる!’と言うもんだから、‘来い!’と
デッキに連れて行ってビシビシと豚足チョップを入れておると
父親らしき人物が現われて
‘タケシ、やめなさい。その人キチガイだから’って。
どうしようもないバカ親子。
少年犯罪が増える訳だと呆れていると、そこに老夫婦。
夫の方はな~んか、野菜売りのような格好でね、
‘アンタ、どっかで見た事あるなあ。
あの、演説する人、鮫肌実!’と言う。
すると妻の方がね、‘違うわよ!鳥山実さん!’て。
名前を間違えられた事に憤慨はしたんだけれども、
私の格好がね、
アシックスのジャージにランバードのTシャツ、
片手にスポーツ新聞でしょ?いわゆる普通だった訳ですよ。
スッと立って‘鳥肌実でございます!’とやる訳にはいかない。
ドすまして‘違います。旅行です’そう言って『同期の桜』を
1番から20番まで一気に歌い上げて佐渡島に着いた訳です。

公演はお客様11名ほど来ていただきまして、
会議室にパイプ椅子を並べてこじんまりと。
「佐渡島と拉致被害」というタイトルで演説を始めますと、
最前列真ん前に龍虎似の、ピアスポーツのトレーナーを着た
いかついオヤジが座ってまして、右翼的な発言をする度に
‘その通り!その通り!間違いない!その通り!’とね、
掛け声はありがたいんですけれども、過激な発言をした後に
オチを言ってひっくり返すのがパターンじゃないですか。
オチを言う前に‘その通り!その通り!’とね~、
結局オチを言えず終いで一時間半経過してしまった。
すると後ろの方から、
これまた毒蝮三太夫似のいかついオヤジがね、
‘お前芸人だろ?オチねえのかよ!’。
怒鳴られて私がこう(体を揺らしてプルプル)、
挙動不審になっていると前の龍虎似のオヤジが振り返って
‘うるさいのう!行儀良く先生の話を聞かんかい!’と、
あっちとこっちで険悪な雰囲気になっておる。
頼りのガードマンはシルバー派遣から来たような
80過ぎのじいさんがボッサリ立ってるだけ。
会場が暴走しても一切期待できない。

私が間に入って‘わかりました。内容を変えます’と、
「佐渡島と遠洋漁業」と、当たり障りのない話題に変えますと、
龍虎似のオヤジが立ち上がって、
‘先生、もうお開きにしませんか’、
‘わかりました、すぐ終わりますから’、
‘それと先生、そのスウツ(玉砕スーツ)、
ふざけ過ぎとちゃいますか?’と凄むもんだから、
‘マネージャー、ジャージ持ってきて’。
その場で着替えまして、
予約していた旅館にジョギングで逃げ帰りました。
が、宿泊拒否されまして、
フェリーにも乗り遅れ、イカ釣り漁船で富山港に帰ると。
踏んだり蹴ったりの公演ではございましたけれども」。

『オンエアバトル』出演時に使う予定の一言ネタ
「飼っていたシャム猫が、犬だったことが判明致しました」、
「黒人は海に沈むんです。今のはユダヤジョークです」
「福山通運のトラックに、幅寄せされました」を披露して
一部終了。
「すぐ、すぐですから!帰らないで下さいね」とお色直しへ。
二部に突入。

幕間で流れるのは爆撃音や軍歌。
スタッフが落語の舞台で見るような、
演者・演目を記した紙をめくる。
『正三位勲二等功二級 鳥肌実中将』
上官と参謀らしき人物の声だけが流れる。
戦況を変えるには戦艦大和を犠牲にするしか方法がないという。
そこで鳥肌実中将をおとり隊長として任命。
多くの「異義なし!」の中、ひとりだけ「異義あり!」。
鳥肌氏、海軍の軍服姿で登場。おとり隊長としての半生を語る。
「線香上がった頃に戻って来るんだよ」。
息を詰めて話すから顔真っ赤!しかも寄り目!
きっとどの場面よりも一番のキチガイ度。

一旦緞帳が下りる。
流れるは子供がドイツ語で歌う『ちょうちょ』。
うっかり写真集『廃人玉砕』の
「公団をライトアップしました」が頭に浮かぶ。
そして『イマジン』のイントロが。
緞帳上がって現われたのは電子ピアノ。明るい照明の中、
流れ星ヘア、白ブリーフ、黒靴下姿で登場。
椅子に座って主旋律を弾き、歌う。
歌詞も音程もめちゃくちゃ。とんでもない裏声出すのに、
キメであるはずのスキャット部分はピアノ任せと、
スカシのテクニック総動員。
一本か二本の指で弾いているのを確認後、
足元はどうなんだと目をやるとやっぱり内股!
細かいとこまで行き届いております。
演奏後、深く一礼し、肩を落として静かに退場。
客出し音楽は「ソーラン節」。

他、
・「万景峰号着岸で騒然としておりますけれども、
全員放水で流してしまえばいいんです。
家族を取り戻すには一つの方法しかありません。
北朝鮮を日本にする事です」
・「インターネットカフェ。
パソコン1台で商売が成り立つなら、
私もモールス信号喫茶『大本営』を設立します」
・「おま~ん、た!おまんた~で朝日が昇る、
すみからすみまでコンバンワ~」踊る。
・一番効果的な宣伝方法としてCM放映。
「文字情報は一切ございません」。
・あれだけしくこく携帯使用を禁じたのに、
まんまと鳴らしたお客。
鳥肌氏は「ん?ん?」と挙動不審(笑)
・政局を斬る場面で「そうだ!」と客席から何度か声が飛ぶ。
などなど。

宣戦布告で始まり平和賛歌で締めるという、
プラマイゼロの全く無意味な主張で煙に巻かれた今回、
なんとオイシイ公演だったのかと。
鳥肌氏の芸を全て見せてもらったような。
しっかりした構成で、次のエピソードへの繋ぎはバッチリ!
これなら連日の公演を乗り切れるだろう、と興奮の極み。
会場を出ると、
開演前に客席でアピールしていたお兄さんが
何やら訴えかけている。
しかし何を言ってるのか聞き取れない。
小さな人だかりは出来てたけど…。
サッサと帰って明日に備える事にする。

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2003年8月25日(月)水戸市民会館
(著&撮影:文鳥鈴女様)



急遽決定の水戸参戦。
決定、計画、行動、自分としては異例のスピードでした。
地方の公演が観たかったんです!!

内地の夏。想像絶する暑さに水戸駅を出るや否や
ネバネバ醗酵状態。

ことりネット予約で現地清算。
今回は遠くから観たいなーと思っていたので
開場後に会場へ着くも受け取ったチケはH列。遠くもない。

客席、男子率高し。
私の周りも全て男!男の美学”でございます。
隣の男子二人連れ、初参戦らしく
「42歳にしては若く見えない?ホントかなー?」
ウフフ♪

登場。歓声も逞しく、中将もご機嫌なご様子。
スタンドマイク、ビールケースの微調整を終えて、
「トオッ!」
ウルトラマンのように壇上へ。
こ、これは!こんなの初めて見た。

「え~、今日はこちらつくば市で」
何処でもやってんだな、こりゃ(笑)

佐渡公演、会議室での攻防の結末、
『アブラ蝉の会』の米旅行の結末、
が札幌・旭川の時から少々アレンジガ加わっておりました。
これなら何度観ても美味しい~。

第二部、『イマジン』も大ウケにて幕。
しかし「え?ホントにこれで終わり?」の声チラホラ。
一部でアンコールが起こる。
本公演でアンコールが起こる状況は初体験。
蝦夷では有り得ません。

出待ち、どうしよっかなーと思いつつ会館をぐるり、
やっぱり裏口へ来てしまった(笑)
オオ!これが噂のセンチュリーか。
お子様風パジャマにびっくり、
蝦夷ではお目に掛からない
熱狂的な近衛兵さんらにこれまたびっくり、
ぼっさりと中将を見送って、私のニイタカ無事終了。

翌日は那須の「戦争博物館」(※)まで足を伸ばす。
いや~もう…面白かった!胡散臭さ最強!
閑静なリゾート地で唯一重苦しい雰囲気を漂わせておりました。
近衛兵ならばぜひ一度。お勧めです。

何だってま~ねぇ、遠征してまで計3回のニイタカ参戦。
それぐらいヨカッタってことですよ。〆。

※当ブログ2020年10月25日の記事に収めております。
どうぞ、ご覧になって下さい。

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2003年8月16日(土)旭川市公会堂
(著:文鳥鈴女様)

某近衛兵さんと共に小旅行気分。
会場の近くに公園があることがわかっていたので、
時間までそこでヒマ潰しましょう、と食料を買い込み、
とりあえず会場視察。16時前着。
古い造りの会館、人気(ひとけ)まったく無し。
「さすがにまだ並んでないな」ということで
公園でまったり談笑。まっっったり。
街中から少し外れた公会堂の周りには
図書館やら科学館やらプラネタリウムやらの施設があり
いわゆるお子様、家族連れの憩いの場でありました。
わしら以外に「それらしい人達」は見当たらず。
ヒマを持て余して会館の裏へ回ってみたりして。
すると

タンタン…タララン……
「はにゃほへら~…はにゃは~」

!!
『イマジン』のリハが丸聞こえで大爆笑。得した気分♪

その後も客らしき姿は見当たらず、
図書館で時間を潰すも17時には閉館で追い出される。
公会堂前のベンチで待機。あ~、まったり。

ようやくちらほら若者の姿が見え始めるが、
皆様子伺いといった感じで誰も並ぼうとしない。
結局並び始めたのは17時半過ぎ。遅!
旭川近郊の方は大らかな人が多いようです(笑)

すみません、前置きが長くなりました。
当然の最前中央、キャパ845、
半分埋まってたんだろうか…(寒)
ふんぞり返る体勢で
「ビールケースって緞帳の後ろだったよね?」
などと話していると緞帳が上がり、
ビールケースはまんまと前へ押し出される。

う~ん、昨日にも増して高まってる、中将(笑)
顔芸も至近距離で大迫力。
「ロックイベントが、稚内のほうで…
ライジング・サン…私を応援してるようではありませんか」
は!場所間違えはネタだったんか。ごめんよ中将、甘かった。

その後、一部からは爆笑が轟きながらも
やはり全体的には昨日よりは反応薄。
「…聞いてる?」「困ったな…」
あれだけ近くで聞いてると
「ドウニカシロ」と言われているようで
思わず顔を伏せてしまう(笑)
苦し紛れか、
昨日はなかった「長年飼っていたシャム猫が」も飛び出す。
ム~ン、なんでかなぁ、旭川。
もっと人入ってもいいのになぁ(ブツブツ)

閉幕後、お世話になってる近衛兵さんに対面、談笑。
いちお、出待ち。「サ、サイン…あ、シャッターチャンス…」
モタモタの私は結局何するでもなくただ見送って終了。
「また逢う日まで、中将。私の夏は終わりました」
そう思っておりました、この時までは。

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