![]() 小西健司さんの日記(*)の9月4日@2、@11、@12 を読んで。 商売とアートの間(はざま)で揺れる事は多いにあるよね。 例えばおいしい料理が出来て、「これは売れる!」と考える人と 「みんなに食べてもらって、喜ばれたら嬉しいな」と考える人。 これだけでも意識の違いが生まれてる。 *小西さんは自由にページを設けたり放置したりします。 この日記も現在(2011年)は存在しません。 いきなり身近な話題に移りますが。 「子供を産みたいと思った事ない?」と質問されまして、 死ぬかと思いました(笑) 「自分の事だけで精一杯です」と答えたものの、頭ん中パニック。 そうか〜、私は女だったんだな〜。人に言われて気づきました。 近視眼的にものを考える事が多くて、 社会的見地からの自分てのは忘れちゃってます。 沢山の人々と暮らしてる、社会(国家)の構成員である自分、 女としての役割とか仕事とか、ずっと隅に追いやって、 それで生きて来れちゃったもんだから、「うわあ!」っつって。 ホントにねぇ、自分の事しか考えられないんですよ。 産むのはいいけど(いいのか/笑)育てるのが大変だな〜と。 現状ではテテなし子だし。生活は国に助けてもらうにしても、 ストレスで八つ当たりせずに、ニコニコで暮らしていけるかどうか…。 私は3歳にして「人間は50(歳)までで十分だ」と発言し、 50手前の祖母が「誰が教えたんだい!」と母を睨み付けた (ごめん、母/笑)という過去があり、 ‘子供らしさ’とか、そういった観念に縁がない。 友達の親子関係を見て学ばないと、幸せは遠いままな感じだ。 PR ![]() 『踊る大捜査線 THE MOVIE デジタルリマスター版』 監督:本広克行 出演:織田裕二、柳葉敏郎 マンガみたいな作品だよね。『課長・島耕作』とかあの辺の。 って読んだ事ないけど。 開始5分で観るのやめた。 『パニック・ルーム』 監督:デビッド・フィンチャー 出演:ジョディ・フォスター 映像が本当に素晴らしい!! オープニングのCGにやられちゃった(笑)。でもそんだけ。 話はハードでありつつも、キリスト教的世界観ありありで、 やはり理解しがたい部分がある。 悪が悪として懲らしめられるような、そんなうまい展開はちょっと。 『イノセント・ボーイズ』 監督:ピーター・ケア 出演:ジョディ・フォスター こちらもミッションスクールが舞台だったりして、 開始直後に「しまった!」と(笑) 校長(牧師だか神父だか忘れた)のやさぐれ具合が不愉快。 青臭い男子がお好みなら、見るがいい。 『デビル』 監督:アラン・J・パクラ 出演:ハリソン・フォード、ブラッド・ピット H・フォードの話し方、いっつもモソモソしてる。 B・ピットをカッコイイと思った事がなかったんだけど、この作品なら。 重い話だけど引き込まれる。ああ、それなのに。 留守録失敗してラスト見逃した! ドラマ『白い巨塔』 リメイクだっつう事で、母は「ケッ」ってな感じ。私は初なので面白く。 スジは変わらないそうで、医療に携わる人間の構成している社会が 進歩していないという証明でもありますね。 西田敏行のヅラっぷり、コテコテ関西っぷりが楽しみ♪ ドラマ『マンハッタンラブストーリー』 宮藤官九郎さん初のラブストーリー。初なんだ。へ〜。 テレビブロスで特集組まれてたんで、前情報はバッチリ。 おいしいね、ミッチー(笑) 『スパイキッズ』 監督:ロバート・ロドリゲス 出演:アントニオ・バンデラス ダサい両親が実はスパイだった!ハ〜、ドラマチックね〜。 子供番組に夢中な子供ってセンスが意外と(?)グロかったりする、 そこら辺はよく描かれてたと思う。『007』より無理のある展開も ポップな感覚で良かった。ラストはうんこだけど。 『愛しのローズマリー』 監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー 出演:グウィネス・パルトロウ 外見でしか女を判断しないとこだけが欠点のブ男が 催眠術師に心の美しさがルックスに現われる (すごいブスでも性格が良いと美人に見える)術をかけられる。 途中でも指摘されていた、「どうやって心の美しさがわかるんだ?」。 本当だよね。 『ドニー・ダーコ』 監督:リチャード・ケリー 出演:ジェイク・ギレンホール 冒頭から時刻のカウントダウンでオチに気づいちゃったよ!(笑) 音楽的にもオープニング曲のエコバニ、ジョイ・ディビジョン、TFF。 80年代ならこういう流れは妥当。終末思想にみんなどっぷりさ。 ![]() どうしてこうも根が暗いかね、私は。 と、心理学系のメルマガなんぞを読んで暇つぶし。 『カウンセラーの卵たち』より 何故人は「うつ」になるのでしょうか? 同じような悲しい目にあったのにあまり落ち込まずにいられる人と、 ひどく落ち込んでしまう人がいるのは何故なのでしょうか? ★ ここで問題です ★ あなたは、大学4年生。就職活動中です。 精力的に会社を回りますが、なかなか内定がもらえません。 あなたは、何が原因で仕事が決まらないのだと考えるでしょうか? A: 今は景気が悪いから。 B: 私は晴れ男なのに、天気の悪い日が続いたから。 C: 大学時代怠けてたから。自分の努力不足だ。 D: 私には就職できるような能力が無いから。 *** 私はここでDを選んだんですよ。 「それを言っちゃあオシマイよ」的納得の仕方が一番諦めがつくから。 そしたらこんな診断。 *** Aと答えた人は、 「景気がよくなれば、仕事はみつかるだろう」と信じて、 厳しいですが希望を捨てずに活動を続けることができるでしょう。 Bと答えた人は、雨の日はダメだけど晴れの日なら 存分に力を発揮できると張り切ることもあるでしょう。 Cと答えた人は、 今は努力不足でだめだったけど努力を重ねさえすれば、 なんとかなると猛勉強を始めるかもしれません。 Dと答えた人は、何かやろうとしても自分にはその能力がないんだから 「どんな会社でも無理だろう」とか 「きっとこの先もうまくいかないだろう」という考えに陥りがちです。 やる気がおきず、 「どうせ何をやってもムダ」という考えになっていっても 不思議ではありません。 つまり、このタイプがうつになりやすいということなのです。 *** ぎゃふん(笑) ![]() 時間が空いたら映画。 『アイ・アム・サム』 監督:ジェシー・ネルソン 出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー CMでは豪快なズッコケに爆笑したけれども、結構シビアな作品。 「私だけが不幸」とか思ってる人が観たら、 いっそう不幸を噛み締めそうな感じ。 親権はどういった人間に与えられるべきか。 あの純粋さは知能が理由じゃない気がするけど、どうだろ? 子供だからって計算がないとは云えないから。 …私がひねくれてんのか? 『連弾』 監督:竹中直人 出演:竹中直人、天海祐希 及川光博さんも出てましたねぇ。 竹中さんの芸風、他の役者にやらせたらダメなんじゃないか? そもそもちゃんと考えて作ったようには思えない。 ピアノで云えば、手遊び。習作のよう。 天海さんのドレス姿が大変美しい。そこだけグー。 『回路』 監督:黒沢清 出演:加藤晴彦 麻生久美子 画面がずっと暗い! 怖がらせる方法で見せ続けるのに、怖くない! 死への恐怖心を結んだ像は、 生に虚しさを抱える人達に自殺を促したみたいだけど、 死んだらひとりではなくなる、という理屈がわからない。 霊魂を物理的に解釈するってのもわからなかった。 結局、どんな話なんだろう? ‘死’を生きている人間が認識するとしたらこんな話になりました、 という事かな。 ![]() ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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