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2006年7月1日(土)初台 The DOORS 開場時間を10分ほど過ぎての入場。 ドリンクサービスの列に並び待つ間、物販コーナーをチェック。 4-Dロゴデザインの入ったTシャツ(黒2種、緑1種)、 ポストカード&ステッカー、CD『Die Rekonstruktion』を確認。 今日はmode1のライブなのに新譜がない…(笑) フロアはまだ余裕があってセンターに立てたけど、 縦にも横にも大きいカップルが目の前に入って来てしまった。 男性客も多く、 今日は視界に難ありか?とソワソワする(←心配性)。 静かなBGMと利き過ぎの空調でダルイ。 しかし、傍に立った縦にも横にも大きな方が発散する 熱のお陰で凍えずに済んだ。 少し開演遅れてのスタート。 PR 日々無料配信される、 「あなたの心の平安のため」と事実を歪める報道。 番組を成立させる為に横行するヤラセ。 テレビ局の全部が全部、 悪質なフィルターをかけているとはいわない。 けど、9・11事件発生当日、 世界貿易センタービルに旅客機が突っ込むシーンを 何度も繰り返し流すテレビ画面に心は乱されなかっただろうか? そしてその後アメリカは、大量破壊兵器所持を疑い、 事件と無関係だったイラクを攻撃、 幾たびの誤爆で民間人を殺害したのだが、 その映像を何度も繰り返し放送する事はなかった。 以降「ホントはどうなの?」とネットを使い、 ジャーナリストだけでなく様々な識者、 一般人の見解も読むようになった。 何が事実か真実か、それは‘百聞は一見にしかず’だけども、 ただボーッと テレビ画面眺めてちゃダメなんだなって事くらいは気付くよ。 っつう訳で、悪質なフィルターを持たないであろう 平沢進さんの発信する番組『亜種音TV』を鑑賞。(前置き長い) Vol.6「ICE-9 #1」 私設スタジオにて演奏。レコーディング中かな? ギターやってる人には手元が見られるのでオイシイ回かも。 時々入る映像エフェクトに笑えてしまうのはなぜ。 Vol.7「筑波研究学園都市の謎」 一時期、学者や研究者の自殺が続いたという 筑波の土地柄を検証する、バカバカしくも興味深い内容。 やはり映像エフェクトが可笑しい。 Vol.8「消える音楽とスローライフの量産機械(前編)」 CMの音楽やナレーションの依頼を断り続ける理由、泣けて来る。 原案から放映直前まで、 平沢さんが選ばれた事だけでも誇りに思おうか。 Vol.9「消える音楽とスローライフの量産機械(後編)」 放送まで漕ぎ着けても…。より泣けて来る。 CMでも映画でも、不似合いな音楽が使われるものには、 裏でうごめく下卑た業界人の存在を思い出さずにはいられない。 Vol.10「The Kingdom of SP-2」 タイで行われたマラソン大会は成功したのだろうか? 第二の性を意味する‘SP-2’という呼び名(カテゴリ)は 生まれついての女である私も納得。 これは「一緒にしないで」って意味じゃなく、 別の性だと考えた方がSP-2達は幸せだと思うから。 先週のライブでは「早いよね、もう曲出来てるんだもん」 という事で、カバーアルバム。 女性ボーカル曲のみで、恐らくケラさんの選曲。 1.LOVE LOVE LOVE 作詞:吉田美和 作曲:中村正人 原曲のようにチェンバロっぽい音で始まっておきながら、 歌い出すとメタルパーカッション入って来るインダストリアル(笑)。 この「好きで好きで仕方ないの!」なラブソングを 気持ち悪く歌うとこが、相手に「重いよ!」と思わせる ストーカー風に聴こえて可笑しい。 2.中央フリーウェイ 作詞・作曲:荒井由美 パンクアレンジ。 元々ユーミンにコスモポリタンなイメージは持ってないので、 そういう方向のイメージチェンジは感じないが、 夜の高速に「その車は走ってないだろう」な音が入ってて楽しい。 3.HAPPY TALK 作詞:Oscar Hammerstein 2 作曲:Richard Rodgers 大人な優しさを持つ女性ボーカルが入ってお洒落な導入部だが、 やはりサビに入ると歌詞を覆すパンクアレンジでイメージ破壊。 4.やっつけ仕事 作詞・作曲:椎名林檎 だんだん力が抜けて 「もうなんもやる気しねぇ」な減速してくイントロ。 その後のAメロを平沢さんぽく歌い、ちょっとホラー。 以降はパンク。 5.DA.YO.NE 原作詞:GAKU、MUMMY D 改作詞:KERA 作曲:YOGGY 「だよね」をオチにしたコント。だから原曲を裏切ってはいない。 達者な演者が誰かバラしてしまいたいけど、我慢。 6.白いパラソル 作詞:松本隆 作曲:財津和夫 ニューウェーブ。 初っ端、ギターをいくつかのトラックに分けて録音、 ヘッドフォンで聴いたら酔いそうだ。 人生が使ってた音色(ドラムとか)があり、懐かしさがこみ上げる。 また、コミカルな声質が ブリブリのアイドル曲との違和感を消している。 7.DNA 作詞・作曲:川本真琴 これは単純にケラさんが歌いたかっただけなんじゃないか? 初めて歌詞をじっくり読んだが、面白い。 バックはなんだか複雑。細かい巧みの技が光っている気がする。 原曲はギターでシャカシャカさせて焦った感じを出してたけど、 こっちはエレクトロで浮遊感。 跳ねるベースが逆に重力を感じさせて、 心と頭の対比を表してるのかな?と思うけど、どうだか。 8.異邦人 作詞・作曲:久保田早紀 ケラさんによるとゲルニカ風。歌い方「スーダラ節」だけども。 オリエンタルな雰囲気を、辺境の地らしく ‘アメリカやイギリスのポップシーンを10年後くらいに再現してます’ といった点で出しているような。 ブックレットの解説によると、 アナログシンセの単音モチーフを繋げて オーケストレーションさせてるそうなので、さもありなん。 9.白いパラソル<Dr.Usui(MOTOCOMPO) Remix> すごい。80年代を通った人ならきっと笑う。 絶対に寄り添わないであろうデッド・オア・アライブと ニューオーダーを組み合わせたり、 いかにもユーロビートな音作りに自虐的な感すら漂う。 10.中央フリーウェイ<HONDALADY Remix> 途中FMラジオDJの曲紹介(英語)が入ってドライブ中な雰囲気。 加工させたボーカルと、 後半で鳴り続ける印象的なリフレインがとても良い。 これは…ブリープテクノとかいうんですかね?(知りません) 以上、解説・紹介じみた感想でした。 2006年6月17日(土)渋谷CLUB QUATTRO 開演10分前に到着。ドリンクサービスのウーロン茶を飲み、 新譜『隣の女』購入後、フロアに。 FLOPPYがゲストという事で満杯かと思えばそうでもなく。 FLOPPY 前回見た時はギター (平沢さんが使っているのでお馴染みのタルボ)が サポートで付いていたが、今回は多田さんと小林さんの二名。 ピコピコサウンドにファミコンのコントローラを使ってのボコーダー。 メロディはヒラサワ、アレンジ・音色はことぶき光似で、 この‘いいとこ取りスタイル’は変わらず。 MC担当の小林さんが緊張し過ぎててアワアワ。 多田さんは曲中、核P-MODELライブでの平沢さんを真似て 扇子で扇いだりと、ほほえましい。 セットチェンジ中のBGMがデュランデュラン。どういう意図(笑) ケラ&ザ・シンセサイザーズ KERA(vo.)、三浦俊一・アサウチ(g.)、内田雄一郎(b.)、 CHAKO(Dr.)、杉山圭一(key.) 演奏曲(順不同):キーマニア、千の病を持つ男、 君はガンなのだ、だいなし、アローン・アゲイン、 HAPPY UNLUCKY、HAPPY SLEEP、ナイト・サーファーズ LOVE LOVE LOVE、白いパラソル、中央フリーウェイ、 SUNDAY→FRIDAY、そのテはないよ、べにくじら、心の旅、他 レコードジャケットを使ったシンセパッドが 新譜の写真に交換されている他にステージ上の変化なし。 衣装はケラさんが黄色で、他のメンバーは赤。暑そう。 出囃子は「ダンス」(有頂天『AISSLE』収録)のデモテープ音源。 『ナスカ展』見終えてまだ15時過ぎの上野。 ライブは19時からだからゴハン…より映画だ! 16時からの回にギリギリ間に合うだろうと渋谷シネクイントへ。 立ち見も出る盛況ぶりだが私はお一人様、空席を頂戴出来た。 『嫌われ松子の一生』 監督:中島哲也 出演:中谷美紀、瑛太、伊勢谷祐介、ゴリ 他 病弱の娘(松子の妹)に執心する父に‘愛されなかった’と思い込み、 この愛情欲求に縛られた女の切なく悲しい生涯。 父親との関係がダメ男に振り回される原因なのだけど、 そんな事を当人が気づくはずもなく、 次々と「私って誰にも必要とされてない」と思わざるを得ない 不幸に襲われるが、そのエピソードを ユーモアあふれる見せ方をした監督の技量が素晴らしい。 口元にほくろのある松子(中谷美紀)と似た顔の女優 (柴咲コウ、濱田マリ)をちゃんと意味のある役柄に配置させ、 その他の豪華出演陣も 「居そうだ!っていうか、居る!」と思わせる配役で、お見事。 松子が妄想する幸福への道筋をCG処理した皮肉さもいい。 音楽も巧妙で、特に、 愛されるより愛する喜びに気付いたシーンで歌われる AIさんの曲が良かった。 心情を表す細かな演出も説明過多にならず、 すんなりと観客に伝えたこの作品、ヒット必然だと思った。 忍者ブログ | [PR]
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