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平沢進さんの公式サイトにある『Phantom Notes』の
最新投稿である「Jateひれ伏す」シリーズが非公開となった。
この手続きが取られたのは、こちらに上げられた投稿による。
(伏せられていたので久しぶりに「平沢進」で検索して見付けた。
バラして申し訳ない)

※ここから非常に長くなります。意図せずして愛余り、
平沢さんを擁護する内容になってるかもしれません。
それでもまあ読んでやるよ、という方は「続き」をどうぞ。

NATROMの日記
2011年1月31日分
「平沢進と物質X(ミラクルミネラルソリューション)」

つまり「けしからん!」って話か。

こういう事態を予見していたのが
『Phantom Notes』
「愛と勇気はいかが?」(2009年11月27日分)。
NATROMさんは最後の注意文を読んで下さったかしら。
読んでいたとしても、この反論は変わらず使われそうだけど。
(以降、引用文は全て『NATROMの日記』から)

>「(MMSの機能を発見した人物は、
>巨大な権益構造からの攻撃やキャンペーンによって
>「物質X」の普及が止まったり違法化されてしまう前に)
>地下的にできるだけ多くのユーザーを増やし、
>圧倒的多数の常識にしてしまいたいと考えている。
>私もその考えには賛成だ。」とも書いてありました。
>平沢氏は、自分のファンの多くが、
>「物質X」のユーザーになることを願っていたのは明らかです。

もしユーザーになって欲しいと頼まれたら、
その狙いが‘不当に搾取する巨大な権益構造を倒す事(*)’
であれば検討くらいはするかもしれない。
内服は下痢が嫌で断るかもしれない。
そもそも、ファンに使用を願っていると取れる文章はどこに?
それはそれとして、
「ユーザーを増やして圧倒的多数の常識にとの考えに賛成」を
オススメの意思ありと見なされたのは、無理ないかな。
「愛と勇気はいかが?」の注意書きが
この一言でフッ飛んでしまったようで、残念。
*正当な医療の場で起こった薬害エイズ事件を思い出す。

>しかしながら、
>たとえその代替医療にまったく効果がなかったとしても、
>「治った」という体験は起こります。プラセボ効果や、自然治癒や、
>あるいは「効くはずだ」という思い込みからくる
>治療効果判定の誤りなどが、「効果あり」と誤認する理由です。

「病は気から」の逆ベクトルみたいで面白い。

物質X使用が圧倒的多数の(治療効果を得た)ユーザーによって
常識となる日が来ても、
証明出来なければ医療界からは認められない。
「風邪を引いたら焼いたネギを首に巻け」的知恵袋には入るかも。

>「物質X」の効果は証明されていません。
>あなたの善意があなたの家族を殺しても、
>平沢進は責任をとってくれません。

誰に向けて警告を発しているのか。
物質Xの危険性を訴えるだけなら門外漢の
「ミュージシャン 平沢進」を連れて来る必要は無い。
文中に使われていたTwitterのつぶやき2件が理由なら、
NATROMさんにお願いしたい。
代替医療の危険性を訴えるブログを開設している
正規の医師として、彼らに直接、注意・指導していただけないかと。
決して「自己責任」という言葉を使わず、
人心をコントロールしない方法で診療を行っているのと同様に。

>平沢進氏が、MMSという名前を出さず、
>「物質X」と呼んでいるのは、短期間に大々的に普及すると
>「巨大な権益構造からの攻撃」があるためだそうです。
>そのような憂慮をするのであれば、まず、根拠も示さずに
>「難病を含むあらゆる病気を短期間で完治させる」
>と主張をするのを止めるべきです。

>「物質X」ですが、平沢進氏のヒントによって、
>「ミラクルミネラルソリューション(MMS)」
>もしくは「ミラクルミネラルサプリメント」という
>サプリメントであることがわかります。

物質Xが何であるか、公の場で隠し通して来たのを
アッサリとバラしてくれた。
これを「暴力」と云わずしてなんであろう。
「愛と勇気はいかが?」が予見した未来である。

>誤った情報を与えておいて、
>「強制はしない。選択はあなたが自由にできる」というやり方は、
>インチキ医療によく見られます。

これはやはり使用を勧めている事が前提での批判を
後押しすべく挙げた‘常識’だろうけど、
「Jateひれ伏す」はもちろん、Twitterでも
材料を買いに行くとか報告するくらいで、
勧誘していない。

医師が命に関わるトンデモやインチキを退治しようと運動するのも、
オカルティックで胡散臭いものが大好きなミュージシャンが
それらについて文章上げるのも自由。

「あなたの言葉を信じて危険な使い方をしたファンがいる」
と報告する前に、
医師として注意に出向いたりはしなかったのだろうか。
平沢さん以外信じないとまで言う相手なら、
尚更、平沢さんから離すべく尽力いただきたい。
その状態は物質X使用云々のレベルではなく、
精神面を心配する必要がある。

平沢さんが『Phantom Notes』をどのように扱っているか、
その文章を発端にした議論や批判についてどう考えているかは
こちらの冒頭を読めば大体わかる。
「「超・乙女」あんどう蒼の着地点-補足」(2009年5月10日分)

「影響力あるんだから、発言には気を付けてよね」って注意は
もう何万回とされてると思う。
でもその‘影響力’って、何が理由で生まれるものなんだろう。
ミュージシャンだから?
非凡な佇まいだから?

言動・行動に振り回され、時に大きく動揺するのは
「平沢進」との距離が近過ぎるからだと思う。
このカギカッコ内には必ず自分以外の他人が入る。
お熱が上がってる時には避けられない状態だとはいえ、
何かをきっかけに冷めた(醒めた)時には
距離を作る為に受け入れられない部分をピックアップして
嫌いになろうとする。
恋愛と同じ。

発言に影響力があるとの自覚は、
具体的名称や名詞を伏せて検索を避けるなどの慎重さから伺える。
それでも取り上げたテーマや表現が過激だと非難される。
私個人は読者の自立心を信じてくれてるから、
非難が予測されるテーマも取り上げるのだろうと考えている。

平沢さんは今回の事で沈黙するようなタマじゃない。
けど、願わずにはいられない。
どうか、
知的好奇心をくすぐってくれるページが失われませんように。

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