![]() 説教というか、反省というか。 『課題が見出される庭園』ではロタティオン(輪廻)という現象に出会う。 プロセスは以下の通り。 発芽(ゲンミナティオ):まずは種子。この小さな粒は 土、水、空気、火(光)の四大要素の恩恵を受け、生命を展開する。 形成(フォルマティオ):そして諸器官を生長させていく。 結合(コンユンクティオ):やがてつぼみがほころび花が開く。 この瞬間、植物本来の晴れの日が訪れる。 受精による聖なる婚姻、結婚式である。 黒化(ニグレド):しかし花は凋み枯れ、見かけ上の死を迎える。 赤化(ルベド):干からびた花の下には果芽があり、 育つ果実は次第に緑→黄色→赤と色づいていく。 これこそが錬金術が目指す「大いなる作業」の第一歩である。 投企(プロイエクティオ):果実は熟しきり、引き抜かれて枯れる。 そして再び種子は集められ、土に蒔かれる。 この生成と衰滅、永劫の循環の途をロタティオン(輪廻)と呼ぶ。 ヒト科が破壊し続ける庭園から 課題を見出すのはそんなに難しい事か? 過剰に動物・植物を摂取する人々よ、埋め合わせる力はお持ち? エネルギーは無尽蔵ではない、という大前提を忘れちゃいかん。 利己的な権力者(政治家)達には 「だってその頃には死んでるもん。対岸の火事だよ」 という無責任さが丸見え。 次世代はあなた達の蒔いた絶望の種子を育てなくてはならない。 もうすでに発芽してるでしょ?ヒト科を絶滅させたいの? 心に黄金を生み、自然に倣う。 それがロタティオンへの帰途となるのだ。 あぁ、早くみんなと帰りたい。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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