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2003年4月26日(土) 『一撃』 水戸ライトハウス
(著&撮影:なな様、撮影:マッサ様、編集:さわだ)
(電子書簡でいただいた報告文を編集・転載しました)

ただいまもどりました!
またまた最前列をGETしてしまいました!
内容はと、皆様のように
おもしろおかしくうまく伝えることができないのですが
まず30分押しでやっとこさ登場、ニューヨークでのお話。
*JFK空港で玉砕スーツに着替えようとしたら
止められてジャージにした
*言葉が通じないので言いたい放題でとても楽なものだった
*グランド0に行って
「あそこで沢山のアルカイダの戦士が死んだんだな~」と
しみじみ
*DJトリクリス42でデビュー
*「オッケーカッモン!ファックミークレイジー!」と
東ブロンクスの黒人にケツの毛まで抜かれた
*マジックマッシュルームをやってsexを6時間した。
ダウナー系のエクスタシー
けっこう思い出せないものでとびとびなんですが、
ほとんど素っ裸でした(@_@)
そこで映画『オースチンパワーズ』もご愛用の
ペニス増大器が登場!


すこすこさせながらがんばってました(赤面)
あれは照明を落とすと青白く光りました。
ニューヨークで購入したそうです。
他、
*7人の女に中絶させてどれも割り勘だった
*毎年行ってる8月15日の靖国神社、
今年はどうしよう(やめよう?)と思っている
(いつもいじめられ、大鳥居から引きずり回されて
玉砕スーツがドロドロになる)
素っ裸で夏みかんネタ、夏江、あと小ネタなどなど、
さわださんのお好きな「帰ります、我に」もありました。
わたしは
「銭湯でいつも同じデブと目が合うんです」がよかったです。
生々しい赤ちゃんの人形も爆笑でした!
あとは~なんだっけかな~?
目の前の女の子を舞台に上げて
彼女の手を股間に持ってってました。
可哀相に、大変おびえておりました。
ちょいうらやましいかも!?
「さて、どなたかにここでフェラチオをしてもらいましょう」
など、過激過ぎて少々(俗に言う)ドーナツ化現象が
最前列では起きていました。
そんなこんなで素っ裸のまま荷物を抱えて帰って行かれました。
舞台には置き去りにされたペニス増大器、
私はすかさず撮影し、すこすこしてみました!
二度と出来ない経験です☆

せまくて暑かったという声がありましたが、
中将が出てきてすぐ、
「なんか空調寒くない?止めてくれる?」
首のあたりに直だったみたいで、、、
裸のころは自分も暑かったようで、
毛のない脇の下から汗がたら~っと流れてました。
話前後して、ライトハウスに着いてすぐ、
ちょーどどこかに出かける中将にばったり!
気がついたのは私たちだけでした。(なんとラッキー!)
思わず、「あっ、鳥肌さんだ」と
本人に向かって言ってしまいました。
多分まだポマードはつけてなく、帽子の後ろからながーい毛が。
ジャンプスーツみたいなのを着てました。
デマチでは、(集まったファンに)
「雨の中ありがとう!」とおっしゃってました。
念願の握手をどさくさにまぎれて
2度GET!今日は眠れそうにありません♪
…握手のあと、ふと思ったんですけど。
あれだけ健太をいじくり回したあの手は
洗ってあったのでしょうか?



出待ちでのお写真
(撮影:マッサ様。日付が一年ずれています)

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2003年3月28日(金)
『鳥肌 CLUB TOUR』 KINGXMHU(札幌)

出演:(スペシャルゲスト)鳥肌実 / DJ ISSEI
(ゲスト)MAJESTICS / WATERBEARA
/ HAMA/R.P.C. / DJ NITTA
(ライブ)KEN WON

(著:嶺様)
(BBSにいただいた投稿を編集・転載しました)

28日~29日のキングムー、行って参りました。
開始時刻1時間押しという具合で、ヘアーショー、
お姉さんの目のやり場に困るダンス、ライブ等続く中、
明らかにお客の(様々な)悶々パワーが会場を埋め尽くし、
終電も無くなった頃に、ハイ、ひょっこり登場。
すごい歓声です。
興奮した殿方の叫び声がこだましておりました、
内容に至ってはきわめてあっさりめな具合です。
轟沈ネタと一言ネタの連続。
合間にペンギン立ちでのネタを挟み。
上記の内容はご存知の通りですが
(書くのが面倒くさいのです・笑)
途中、この健太でもその健太でもない、
あの健太(新ネタ)のお出ましで大爆笑。
演説中、一番の収穫でしょうか。
唾液を2粒ほど落下させ、
コスモパワーをふんだんに盛り込むも、
やはり『出しとくか』な雰囲気で
ナチュラルにポロンと健太君(こちらは下半身)登場。
前回のキングムーが心地よいほどグダグダだったのに対し、
今回はグダグダも中途半端なまま、終幕と相成りました。
ムーのデス粉な雰囲気の中の中将、という
最高の違和感は今回は感じられませんでした。
登場前は『こんな流れの中で出てくるの?』
とワクワクしたのに
一旦出てくるといつもの演説会のようでした。
何故だろう?
(まあなんとなく理由はわかっているのですが・笑)

ハイ、旭川でラーメンすすってる鈴女さ~ん、
一旦お返ししまーす。

2003年3月29日(土)
『鳥肌 CLUB TOUR』 HIJACK-ON(旭川)

出演:(スペシャルゲスト)鳥肌実 / DJ ISSEI
(ゲスト)DJ NITTA / DEVILMAN
/ HIDETOSHI / SHOUCHO /TEPPEI
(お笑いパフォーマンス)ラフ→チケット
(ライブ)DEFLEXION / HARENCHI

(著:文鳥鈴女様)

札幌以外の土地では初。
前日のキング・ムーに続いての二連戦。
財政難は深まる一方だが「まぁ遠くもないし、
時間的に可能な限りは観ておけ」ってんで。
前夜からの高揚感を引きずり、
今日もこれが終わればあとはお楽しみだと
いつになくハイテンションに仕事をこなすも、
就業時間前にして気分が急速にうなぎ下がり。頭痛。
いやいや、安ホテルのキャンセル料を払うのは癪だ。
待ってろ、旭川。

22時ちょい前、会場到着。
入り口付近にはツンツン、トゲトゲ、
鋲打ちファッションの若者が目立つ。
いかにも“ライブハウス”といった雰囲気。
入って納得。女の子パンクバンドの演奏が始まっている。
最前右端、スピーカーのまん前を陣取り、
「お~、カワエエの~」と眺める。
よかった。今日の待ち時間は昨夜ほど退屈じゃないらしい。
女子バンドの演奏が終わり、
ブレイクにかかる楽曲も今日はロック寄り。
あぁ、よかった。この程度なら大音量で聴いても苦痛じゃない。
次は男子バンド。これも高校球児を見るような目つきで
「カワエエ。ガンバレー」と心の中で声援。
ブレイク。お次は地元のお笑いコンビが登場し、
漫才と紙芝居ネタを披露。
あまのじゃくですから、斜に構えて観ていたら。
随所にローカルネタが差し挟まれ、思わず吹き出す。
(『ボディ・ガード』?
あぁ、シビン・チョスナーね。[ちょすな=触るな]
桃太郎のパロディ紙芝居。
川上から流れてきたのは北海道銘菓‘山親父’の熊だったり)
「この後は鳥肌さんの登場ですよ。
皆さん、無礼なこと言ったら日本刀で首斬られますからね」
しばしブレイク。まだかまだかと待ちつつもNIRVANA、
holeなどには私もマッタリ。
スピーカーの間近で数時間、すっかり磁気化しております。

0時30分。すでに鮨詰め状態の会場に
『貧乏不遇~』が流れ、トレンチ姿の中将登場。
舞台が明るくならないうちにコートを脱いで後ろへ。
「あっ、あっ」声にならないヘタレ声で挨拶し、
最前中央、携帯カメラで
バシバシ撮りまくっている女性に向かって
「あっ、あんまりじゃないか!」とにじり寄る。
以下、ネタ順は前後してるかもしれません。

轟沈ネタ。北朝鮮への危機管理を徹底、
金正日に嫉妬心剥き出し、
「コイツはヤルな。ボタン、押すな」。
9才の娘とセックス、ダダすべりを流した筑紫哲也に憤慨。
前日は端折った部分も今日は全開フルバージョン。
「戦後左翼教育で脳味噌がスポンジ状に…」
私の横にいた、酒のボトルを瓶ごと持って
かなりでき上がった男性、大きく頷いて聞いてました。

自己紹介に始まる怒涛の一言ネタ。
「フルーツ好きの日本共産党員でございます」
先程の男性こんどは「やべぇ~」と呟いてます。可笑しい。
会場内、一言一言ウケるウケる。
「妻の夏江は処女でございます。…だと思います」
「水道水が美味しいんです」
「残業している同僚のタイムカード
…直行直帰、鳥肌実42歳厄年」
「乾燥肌の、裸商売でございます」
(←今回一番耳に残ってるのはコレ)

流れ星にすると場内から「カッコイイ~」の声。
「ビジュアル系でございます」でダンスタイムへ突入。
『BEAT IT』が流れ踊り始めながらも
「ボリュームあげて下さい!」
大音量の中無意味に踊り、やんやの喝采。
途中袖に引っ込みステッキを受け取り、華麗にマジック。
私の位置からは袖が丸見え。装着が早いんですけど、
本当にアレってどうなってるんでしょ?
ステッキを戻し、
今度はとある小道具を抱っこして笑顔で出てくる。
その小道具、今日はデニム素材のキャップを被ってます。
大きく手を振り、「音楽止めてください!」。
「あっ、エヘっ」とその小道具をあやし(笑)、
「こんな芸風じゃなかったんだけどな…」と照れ笑い。
特に説明もないまま、その小道具も退場。
だから、何なんだよそれは(笑)

「あっ、イヤ、あーーー」
ガチャガチャとベルトに手をかけ、健太のお出まし。
ここでぎゅぎゅっと客が前方へ押し寄せる(笑)
「ここで勃起させれば私も一人前の男。集中すれば…、
あの、黙っていいですか?」
その姿のままで敬語でセックスネタへ突入。
「四つん這いになって…」で裸の尻をプリン。
「です、ます、しましょ」と足踏み、
足元に溜まったスラックスとブリーフが足枷のよう。可笑しい!

客いじり。「今日は家内(愛人?)も…」
最前の女性に覆いかぶさるも無言で拒否され
「あ、すいませんでした。…まぁ赤の他人ですが…
セックスフレンドです。
彼女のクリトリスは4センチ程ありまして、
ラブジュースがなんとも独特でして…」

扇子を「パッ!」と開き
「大和魂ギョロつかせ…あ、やめましょうね」
「えっと、あれ、何だったかな?マイケル・ジャクソン…」
とプチグダグダの方向へ。
竹槍キーホルダーの売り込みなど一通り済ませて終了。
あ!『スピーチ』と『夏江』も聞けました。
順序ごっちゃ。
1時間弱、一人観戦で集中力も冴え(順序ごっちゃのクセに)、
今回久しぶりに聞けた一言ネタも嬉しく、
うん、やっぱ来てよかったと思えるものでした。

物販で今まで買いそびれていた悶々香と、
自分の中である意味砦だった(笑)竹槍キーホルダーを
ついに購入。旅先では財布の紐が緩むんです。
悶々香、中包みのデザインの可愛らしいことといったら…(惚)
白檀の香りに満ちた安ホテルの一室で就寝いたしました。

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2003年3月3日(月) 
『Actual Size Vol.4』 Y2K ROPPONGI

出演:鳥肌実/どばと/The Spy"C"Dildog
/モダンgirlガァール*スナイパー
/デリシャススウィートスとエクスタシーボーイたち
/ワカメホームラン/and more…

仕事を終えて一度帰宅、着替えてから自転車で駅へ。
降り始めた雨ニモ負ケズ、信号待ち。
と、「濡れてしまいますよ」の声。傘を差してもらった。
びっくり。母親くらいの年齢の女性で、
ハンサムなサラリーマンでないとこが私らしい(笑)。
青に変わり、お礼を言って再発進。
駅に到着、ローカル線で新宿へ。
どうせ開演には間に合わない。
六本木へはピクニック気分で大江戸線。
初の利用、評判通りの移動距離で「ぜぇはぁ」息が切れる。

と、携帯に留守電メッセージが。
返信もせず(だってもう目の前)、
鳥が自慢の料理屋『今井』で
日頃お世話になっている近衛兵方と合流。
中将の出演まで時間をつぶす事に。
自慢の偏食を発揮してぺリエと湯豆腐でお食事終了。
満腹。睡魔襲来。
色々お話する中、2001年の代々木公演以来の悶々を
ちみっと晴らしていただいて一安心。
「そろそろ」と階下のY2Kへ。
扉を開けると既に中将の声。しまったあ!
てなわけで、中将よりも前の出演者は観ておらず、
中将より後は‘どばと’のみ。

・いつものように黒のカバンを持って登場。
第一声は「なんか寒くない?空調効き過ぎ」。
ドラムのスネア(?)がマイクに響いて気になる様子。
会場のコンディション悪め?
・政治家(特に社民党員)を弾劾、「朝鮮人は皆殺しです」。
・「先日9才の女性とセックスしましてね。へへッ(笑)」
・北朝鮮拉致問題。
「は~、ここから袋詰にされて…。
なんとか仕返しできないだろうかと」 。
・「明日にもテポドンが飛んで来ますよ。
一人一穴、シェルターを持ちましょう。
そこで…あっ、これは違う」と、
わざとらしくピストルを見せて威嚇。
・反応の悪さに「厳しいな…。チンポですか?」
しばらく下半身放り出したまま演説。
・物販で新たに扱う事になった商品の説明
(実際には売ってません)。
「この超高級…式スコップ
(後に懐中電灯とルービックキューブを取り出し)、
物販ブースで販売しています。お安くしました。
10万円のところを99,800円」。
・「ビジュアル系でデビューするはずだったんですよ。
どうしてこうなっちゃったんだろ?」。

概ね『轟沈演説』から抜粋して構成。
他、「豚足チョップ、チョップ、チョップ、チョップ!」、
犯罪者の見分け方指南、
「マイケル・ジャクソンは
金正日を超えた世界一のキチガイです」、
「皆さん、覚えておいて下さい。私は…パンクです」、
「来月NYに行ってまいります」、
なかなか帰らせない客に
「私は前座ですから」(でも嬉しそう)、
「厳しいな…。今日は婚約者が来ているので
なんとかやっているけれども。最前列に婚約者がいます。
あのな~、お前のせいなんだよっ!」、
ディスコミュージックに乗ってダンス&手品、
始める前にとんでもない発作(笑)を起こしての
『スピーチ』など。

「じゃっ」と爽やかに退場、終了時刻は21時50分くらい。
約一時間話してくれただろうか。
今回は特に男性客の笑い声が響き、
中には作り笑いのような声もあって、
もしやサクラか?(←失礼な)。
前回の日比谷公演からの進化、
久しぶりの流れ星ヘア、そして顔面崩壊(笑)、
楽しませていただきました。
外に出ると強風吹き荒んでさぶいさぶい。
時間が許せば出待ちでも、と思ったがリミットの22時30分。
ご一緒した皆さんにお暇を告げてサッサと帰宅。
ああ~っ、寒!

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2003年2月12日(水)『鳥肌実の轟沈演説』 日比谷公会堂



夏に行われた本公演『我が闘争』から半年。
皇居傍にある日比谷公会堂は何やら物々しい建物である。
40年ほど前、当時の社会党委員長・浅沼稲次郎氏が
演説中右翼少年に刺殺されたという過去もあり、
常に強い影響力を持つアイテムを
カリスマ性アップの為に利用する鳥肌実氏を
盛り立てる演出に適している。
模倣というか追体験というか、とても危ういユーモアだが、
鳥肌氏の表現をリアルワールドに干渉する
フィクションとして楽しんでいる私には、
充分エンタテイメント。
人々が何を笑っているか、分析するほどに
戦慄の度合いは深まる。知識欲を満足させると同時に、
「知らなければよかった」と思う事もまた少なくない。
なんともエロティックな公演である。
(以降、うろ覚えです。前後している箇所もあると思います。
ご了承下さい)

場内は満員御礼、期待の熱気か暖房の効きすぎか(笑)、
なんともモワリとした空気。
開演時刻から10分ほど遅れて客電が落ちる。
三島由紀夫の演説が流れ、サイレン、は鳴っただろうか?
玉砕スーツの鳥肌氏が登場、
客席に「ヨッ!」とばかりに手を上げる。笑顔だ。
明るくなった舞台には上方に『鳥肌実 個人演説会』、
その下に日の丸国旗とことりのご紋、背後に金屏風、
舞台向かって左側には縦書きの『轟沈演説 鳥肌翼賛会』、
中央の演壇には水差しと立派な松の盆栽、
等々が配置されている。
持参した黒カバンから原稿や扇子、
そして無造作にピストルを出して客を威嚇する。
いつも通りの丁寧な挨拶の後、
「今日は早速刈り上げに失敗致しました」。

「おとついの事ですが、新潟で公演がありまして、
(翌日)珍しく早起きをしたんです。朝の五時半に起きて
白のライトバンでひとり、日本海へ行ったんです。
砂浜を歩き、彼方を眺めながら、
あぁ、ここから袋詰にされて…」と北朝鮮拉致事件に言及、
「何とか仕返しできないものかと」。
アイデアといえば、
駅前のパチンコ屋(朝鮮人経営)の景品交換所にうんこを置く、
律動体操を完璧にマスターして朝鮮総連本部前で披露するなど、
子供じみたもの。
「なんだか考えているだけでぞくぞくするな。
と、向こうからじいさんがやって来る。工作員かと思い、
「ハッ!」とファイティング・ポーズを取る。
するとじいさんも「ハッ!」と身構える。数分にらみ合った後、
「おはようございます。いいお天気ですね」と挨拶され、
「そうですね」と。
ジョギングしていた、ただのじいさんでした」。

連日報道される北朝鮮の狂った国情を次々と暴露し、
「若さというのは素晴らしい。しかし無知ではいけない。
常識というものがあるわけです。
それは北朝鮮人が人食い人種、
朝鮮総連(だっけ?)は人殺し集団、
朝鮮銀行は居直り強盗、
そして朝鮮半島が日本の領土である事です。
こういった事を知らないとまともな大人にはなれない」。

「先日9才の女の子とセックスしまして、
しかしこの子が何も知らない。
フェラチオが満足に出来ないと憤慨しておるのではない。
こればかりは経験がものをいう、仕方ない。
それなりにがんばってくれましたよ。
ここぞとばかりに思いっきり中出し。
恐縮しながらザーメンをふき取りました。
その子に「テポドンはいつ飛んでくると思う?」と訊くと、
「なにそれ?関係あんの?っていうか、毛ぇ薄いよねぇ?
ホントはいくつなの?」、
「ハタチだよっ!学校で何を習ってきたんだ。
テポドンも知らないんじゃ会話も弾まないじゃないか」、
「ウザイ。あんた芸人なんでしょ?
どうしてそんなにつまんないの?なんかやってよ」、
卒倒した私は「皇居に向かって敬礼!赤旗新聞を配ろう!」
とギャグを連発し、大爆笑を取ったわけです。
日教組の左翼思想が蔓延する学校教育に危機感を感じ、
「素っ裸ではありましたけども、土下座致しまして
「頼む!社民党本部を爆破してくれないか」、
するとその子は「はっ」とした顔をしましてね、
「やっぱハゲてるよねぇ?」、この言葉で一気に嫌気が差し、
そのまま股間に顔をうずめて
暖かいおしっこを飲ませてもらった訳です」。
(ちなみに私はここで吐き気を覚えました)

「ここ数年、 訴えてきた事が現実に起こっています。
大抵の人間がキチガイの戯言と聞き流してきた。
ところがどうですか、みなさん。
「怪しげな船舶がやってきて三日に一度拉致されている」、
「在日系のパチンコ屋で吸い上げられた金が
テポドンになります」、全部当たってるんですよ。
3年前の野音『人間爆弾』で言っていた事ですよ。
当日は「ニュース23」が取材に入り、
一部始終をカメラに収めていたにもかかわらず、
重要な部分は全てカット、
セリフを忘れて呆然とダダ滑りしているところのみを放送、
私はしゃべりの下手なインケツ芸人とされ、
一気に仕事が減ったんです。
これは全て赤キャスター、筑紫哲也の仕業です。
TBSと書いて「ちくしの、ぶたが、しきってる」」。

「一昨年の野音『戒厳令』、厳しいライブでした。
一時間半、ドッチラケですよ。どうやって煙に巻いて帰ろうか、
終演間際に思い付きでこう言いました。
「みなさ~ん、私は芸名をミスター・カミカゼと変えて
NYの自由の女神に突っ込みま~す。
はぁ~あ、ぎょくさいっ!」
実際は世界貿易センタービルだったわけですけども」。

「初詣でおみくじを引いたら大吉、初夢は大作でした。
忘れないように正月三賀日に書き留めました」。
頭のてっぺんに大きな胡蝶蘭の花を育成した池田大作が
「貧乏人はこっち~、病人もこっち~、
赤旗取ってる人はあっち~、立正佼成会、入ってるの?
絶対地獄~」と人を振り分け集めている。
「ついに私の番になり、「君はこっち~」。
逃げようとすると「君はウチのキャラだから
八方塞でしょ?おつとめするしかないから」。

場面は変わり、
『ファンタジーバスツアー 大作と行く人間革命の旅』
と書かれた幕。
さえない連中で満杯の車内は
混ぜてはいけない化学薬品から発生した毒ガスのよう。
乗客のひとりが発した「みんなうんこなんだよ」をきっかけに
うんこの投げ合いとなる。
最後尾に座っていた大作氏は頭の胡蝶蘭から
ぽこぽことマスクメロンを生み出し、
食べ残した皮を競にかけ5000円(?)で落札させている。
それを見て「とんでもないな」と思いつつも段々、
美味しそうに見えてくる。
思わず手を出すといきなりチンポを出され、
「しごいてみんかい!」。

一通りの奉仕を終え、レイプされた直後の女性のように
呆けていると車内のテレビモニターから
泣きながら大作氏にすがりつく久本雅美の姿が。
乗客はみなもらい泣き、「好感度はこうして上がるのだな」。
気づくとバスは延々と信濃町を回るばかり。
「行き先を知らない」と言う運転手は小室哲哉。
「こいつも行き場を失っておるのだな」。
大作氏に行き先を知らぬまま運転していた事を咎められ土下座、
お詫びとして鈴木あみを紹介するよう言われた
小室氏は空気を読めず、
「だめです。あそこはオヤジがうるさいんです」。
すると「ほなら、お前とこのglobeの…なんたらいう女、
連れて来いや。来な、除名やで」なぜか関西弁の大作氏。

バスはクイックターンを決めて
新宿の紀伊国屋書店のドまん前に横付け。
乗客に『人間革命』を買い占めて来るよう、
バスガイドの片寄斗志子氏が告げる。
大作氏は「貧乏人は万引きしてでも取って来い。
金を払おうが払うまいが、ウチには入ってくる。
取ってきた数でこれからの待遇を決める」などと煽る。
これを聞いた乗客は紀伊国屋へ突進、
本の切れっぱししか手に入れられなかった鳥肌氏に大作氏は
「なにこれ?やる気あんの?
君、ロシアね。樺太支部。平社員決定」。
後、創価学会と関わる学校や施設に乗り付けイヤガラセを敢行。

そうこうする内に正田邸前に到着。
「人間革命の時間がやってまいりました。
祈って下さい。南無…マンセー!!」
バスは正田邸に向かって「お庭の木を切らないで下さい」などと
叫んでいる人間諸共大黒柱に突っ込み、炎上。
しかし怪我人は出ず、「祈ったおかげで助かった。
みなさん、私のおかげです。お金を払いなさい」。
そこへボンデージ姿の土井たか子が現れ、
大作氏をムチでしばき顔面騎乗、脱糞。
喜びに震える大作氏、
「オッケーカモン!レッツゴー、ファックミー!」。
「この夢が何を暗示しているのか、全くわかりません。
私の主観は一切入っておりません」。

「では、ネタに入ろうと思います」と袖からマイクを運び、
演壇の前に出、『健太と私(オオクワガタ編)』を。
「たったひとつの嘘で健太は口を利かなくなり、
妻の夏江とはごぶさた。嘘はいけない!という話です」。

「失敬だなも~、帰るよっ!」と去る。
客電落ちて舞台からセットが片付けられる。
「動物の唄」が流れ、♪コビトッで切れる
(元は「カバ」が付く)。
ピンクと青の照明の中、曲は勝新太郎の『サニー』。
ラートで現れる。大車輪。
ただ端から端へゴロゴロと横移動するだけだが、可笑しい。
池田大作氏(らしい。私は本人を見たことがない)の
パネルを持って軽やかにステップを踏む。
決め顔がカッコイイ。
そして、手から離れたステッキを操る手品を見せておしまい。
客出し音楽は「ソーラン節」。

他、
・死を予感してか、
金総書記は喜び組と連日のセックスで種の保存を図っている。
・日本が北朝鮮の攻撃対象になっている理由のひとつに
数え上げられるのは、強烈なMである金氏は
Sである引田天功氏に取り入る為、ミッキーマウスの調達に
息子を使ってディズニーランドに潜入させるなど奉仕した挙句、
無視され続け、それでも付き纏う金氏に
いい加減嫌気が差した天功氏、
「あんたダサいのよ。何その上げ底。
チビ・デブ・天パは嫌いなの。引っ込んでなさい」と
一蹴された事。

・「私のホラ話を次々と実現してしまう北朝鮮のキチガイ。
ある意味私の理想に近づいた男アズナンバー1。
ナンバー2は大神源太です」
・演壇前に進み出る途中、原稿を落とし
「アッ、アッ」という表情で笑いを取り、
その後両腕を広げるが何もせず。
・「一人一穴主義です。核シェルター、日本語に訳せば防空壕。
深く掘れば掘るほど安全です」と、スコップ、懐中電灯、
そして気休めにとルービックキューブ
(スペースシャトルにも使った耐熱タイル使用)を付け、
10万円のところを大幅に値引き、99800円で販売。

・「んん、ちょっと喉が」と水差しからコップを外し、飲む。
残った水をチョロチョロと元の水差しに戻す。
・ことり事務所をおおとり株式会社にする予定が、
借金2000万を突破。スタッフとの会議の結果、
「私が再びアルバイトに出る事になりました」。
・機関銃を取り出しカタカタと鳴らして威嚇。
等々。

(初夢話の中、CMで『人間革命』のナレーションを担当する
片寄斗志子の名が上がります。
TBSラジオを聞いてると頻出。
相変わらず細かいチェックだ、鳥肌実)

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2002年12月26日(木)武蔵野芸能劇場
『第19回記念腐れとんかつ祭り 鬼畜寄席 NO NEW YORK』



眠い。貧乏も極まっては、お仕事を休むなんてとてもとても。
寝不足と疲労をひきずりつつ、
開場10分前に会場のある三鷹に到着。
会場下ロビーでは『魂のアソコ』監督のジーコ内山さんが
忙しなくチラシを配っていた(*1)。
「今度どこかでお会いしたらご挨拶」と思っていた私、
果敢にアタック。

一応確認の為に「ジーコさんですか?」と声をかけたらば、
すかさず「違います」と返され(笑)、
「失礼しました」と去るのがお約束のような気がしたのだけど
止めてもらえなかったら寂しいし、
「いやいや、私は素人だ」と思い直して普通にご挨拶。
「じゃ」と去ろうとすると、目の前に手が差し出され、
頭に「???」が浮かぶ。
握手を求められていると気づくまで約2秒。
どうやら今日は頭の回転が鈍いようだ(いつもだよ)。

嬌声が上がって「何?」と顔を上げたが、
聞こえたのはカートの音だけ。
チッ!鳥肌さんの入りを見逃した。
開場を待つ列に加わり、まんじりともせずに待つ。
約20分ほどの遅れ。入場。前から四列目の席に座る。
BGMに「戦場のメリークリスマス」が流れ、
なんともきな臭い寄席。
(今回はほとんど覚えていません。
総じて北朝鮮関連のものが多かったように思います。
以下、細かな言い回しなど不正確です。ご了承下さい)

<亀古のぶお>
金髪のカツラに大きなピンクのバスタオルを巻いて、
でも白塗り。
風俗嬢らしい。
でも白塗り。
「アタシ?マチルダ」。
シャワールームが空くまでお客さんを前に
独り言のようなサービストークを続ける。

<坂本頼光>
普段は活弁をやっているそうだが、
主催の居島さんから強制されて‘ものまねショー’を。
時代は昭和。真似る対象が淡谷のり子や大屋政子だったりする。
「似てる」というより、「わかる」感じ。

<猫ひろし>
ブリーフに海水パンツ(?)を重ねただけの姿で登場。
脈絡のない一言、行動を繰り返す。
バタバタという音が間断なく響き、とにかく落ち着きがない。
一度舞台を去り、勝手にアンコール。

<ペイパービュウ(三平×2&見た目が邦彦)>
三平×2:あの三人の後はやりにくいよ。
アンコールしたヤツもいるしよぉ。
今日は鳥肌さんの客ばっかりだし。お前挨拶に行ったんだろ?
見た目が邦彦:「よろしくお願いします」って言ったら
「どうも」って。
三平×2:鳥肌さんはお前みたいなヤツが一番嫌いなんだよ。

見た目が邦彦さんはその名の通り、
三田村邦彦に似ている。
違うのは頭蓋骨を打楽器にしているところか。
叩かれるたびに口を開けていい‘鳴り’を披露。
ツッコミの三平×2さんのプレイに酔いしれる。

<ヘブリスギョン岩月>
しょっぱなから滑って先行き不安。
道具屋(大工)がフリーマーケットに参加する噺をするが、
途中の雑学(大工や商売に関する用語。
「ぬき」や「しょんべん」など)に感心してしまって、笑えず。

<山田広野>(site)
息を切らして登場。
30分前に出来たばかりのフィルムを使うという。
しかし機材トラブル。
しゃべりで繋げるのは気が進まない様子、
しかし深みのある話に「ほほう」と応援したくなる。
「第二の故郷、福岡で公演したんですけども、
アンケートに「下ネタはやめて欲しい」と
激しい文面で訴えられまして、
次の公演では下ネタのないフィルムで通したんですね。
すると今度は
「下ネタがないじゃないか」と不満を訴えられまして、
お客さんに合わせてちゃいい公演はできないな、と」。

もうね、拍手喝采ですよ、心の中で。
お客なんか勝手なんだから、合わせちゃダメです、ホント。
清々しい活弁と人柄にブラボー。

<元気いいぞう>
ギターを抱え、弾き語る。歌声は南こうせつに似ている。
木曜深夜、テレビ朝日が放送している洋画劇場は
本当に下らない作品ばかりをチョイスする。
その憤りを歌った曲が良かった。
「チーチ&チョン」シリーズとか
「裸の銃を持つ男」シリーズはまだしも、
この日は
『人質奪還 ペルー日本大使館公邸占拠127日』だもの。
映画化されてる事さえ知らなかったさ。
ちなみに1998年のアメリカ作品。

<アロエ太郎>
ほう、今日は本名で出演だね(本名じゃないですよ、たぶん)。
と、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」が鳴り響く。
ベージュのスーツを着、
見えない糸でステッキを操りながら登場。
乱暴な手品だなぁ(笑)
忌々しそうに裾にステッキを投げ、音楽を止める。
ビールケースに立つと、なぜか笑い声が。
「まだ笑うような事言ってないじゃないか!」と一喝。

・「え~、エセ右翼と言われ続けておりますが、
本物の右翼です」と真顔で嘘をつく。
雑誌『ダカーポ』の右翼特集に取り上げられるが
蔑ろにされて憤慨、編集部に怒鳴り込むも、
反撃に遭い玉砕(やっぱり/笑)、頚椎挫傷。
首をさすっているが、よく生きてるねぇ。

・「すみません、五分ほどお時間を下さい」と
ビールケースを降り、裾から山田広野さんを連れてくる。
なにやら文句があるらしい。
わざわざ小さいビールケースにふたり向かい合わせに乗り、
胸倉掴んで「なんなんだよ、アレは!
すっかり白けちゃったじゃないか。
お金を払って見に来ているお客さんに失礼なんだよ!」
と叱り飛ばした後、
小声で「すいません、はい」と退場を促す。
去っていく山田さんに拍手を送る客(笑)

・いきなり「チンポですか?」と、
まだ始まって10分も経たないのに。
脱いだブリーフを最前の客に預け(迷惑!)、
下半身露出の状態でしばらく続けていたが結局、
靴下以外全部脱ぐ。
・「ナイト・オン・ファイアー」が流れている間、
踊るでもなくウロウロとした後、ストップのサイン。
何がしたかったのか?
・クリスマスは川崎だかどっかの駅前で
18歳の娘を殴って蹴って交尾を果たし、
来月はベルリンへナチスの軍服を買い付けに行く月収65万の男は
新商品の開発に余念がなく、しかし
「今日が仕事納めなんですけど、こんなはずじゃなかった…」。

・スタバで2chをチェック。
「腐れとんかつの辻本清美も片付いた今、
次のターゲットは管理者のひろゆきです。粉砕致します!
しかしどのメディアからも無視されている自分を
取り上げてくれている」と複雑な心境を吐露。
・「皆さんの表情がくもってきました」
ネタをやろうとする度に中断し、苦笑苦笑の繰り返し。
渾身の一言「飼っていたシャム猫が、
犬であったことが判明致しました」が見事に滑る。
預けていたブリーフを返してもらって
「こんなはずじゃなかった」とひとりごち、
「失敬だな、帰るよっ!」で退場。

<米粒写経(居島一平&サンキュータツオ)>
矢継ぎ早の悪口。
「なぜこの人は上下紫色の服を来てるんだろう…?」などと
ネタ以外のとこが気になってしまうほど、
あまりに早くてついていけない。
ネタ自体は勉強になる感じ。悪口ばっかりだけど。

<殿方充>
ずっと下を向いての噺。相撲取りの悲しみをつらつらと語るが、
いくら表現が大人でも笑いどころが幼稚園児レベルでは、
どうにもこうにも。
前回が面白かっただけに残念。

終演は22時過ぎ。アンケートを提出して階下のロビーへ。
ネットでお世話になっている方々とご対面を果たす。
帰宅途上、
「今日は疲れたけどいろんな芸人さん見れて楽しかった」と、
舞台の人間には届かなかった(らしい。なにしろ
「ウケない」と不安を口にされた事、数回)感想を胸に、
鳥肌さんのグダグダは計算上のものかと考えていた。
なぜなら‘アロエ太郎’で出演した今回、
一度も‘鳥肌実’を口にしなかったから(おそらく)。
…こうして色々考えさせてくれるから飽きないんだろうなぁ。
今年はこの公演が見納め。来年はどうなってる事やら。

*1
文中、ジーコ内山さんとのエピソードがありますが、
後日、別人である事が判明致しました。
ジョン・レノンさん(*2)でした。
この一件は鳥肌さん主演の『魂のアソコ』は故人、
それも高名な音楽家が
チラシ配りをするほどの名作である証明といえましょう。

*2
後にジョン・ノレンと改名なさっていました。
つまり、そういう事です。

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